相撲部屋と一門の相関図・系統まとめ|全一門の系譜【完全ガイド】

大相撲の一門・系統 相関図=現在の勢力図(各系統をタップすると解説へ移動します)
大相撲の一門(系統) 現存する5つの系統に大別される 出羽海 系統 本家 出羽海部屋 二所ノ関 系統 本家 二所ノ関部屋 高砂 系統 本家 高砂部屋 時津風 系統 本家 時津風部屋 立浪・ 伊勢ヶ濱 系統 井筒・伊勢ヶ濱ほか ※各系統の部屋の系譜・継承・消滅は、下記の系統別解説で詳しく追う

相撲界では、力士が所属する稽古の単位を「相撲部屋」と呼び、複数の部屋がゆるやかに連なった集団を「一門」と呼びます。部屋は親方(年寄)が一代で興すこともあれば、師匠から弟子へ継承されることもあり、消滅・新設・移籍を繰り返しながら姿を変えてきました。一門はかつて巡業や対戦編成の枠組みでもあり、二所ノ関・出羽海・時津風・高砂・立浪・伊勢ヶ濱といった系統が長い歴史を持ちます。このページは、当サイトがこれまで書いてきた部屋と一門の記事を、系統ごとに辿れる目次としてまとめたものです。

現存する一門は、大きく次の5系統に分けられる。各系統の本家と特徴を一覧にすると以下のとおり。

大相撲の五系統(一門)早見表
一門(系統)本家特徴
出羽海出羽海部屋「分家を許さない」伝統で知られた名門。明治の角聖・常陸山が一代で築いた
二所ノ関二所ノ関部屋大鵬・貴乃花を生んだ名門系統
高砂高砂部屋朝青龍を擁した系統。分家消滅の歴史をたどる
時津風時津風部屋双葉山を始祖とし、一横綱四大関を生んだ
立浪・伊勢ヶ濱井筒・伊勢ヶ濱ほか立浪一門に井筒の系統が連なり、照ノ富士を育てた伊勢ヶ濱を含む
系統ごとの枝分かれ・継承・消滅は、下記の系統別解説で詳しく追う(田口の系譜記述より)。
目次

連番で追う:現代相撲部屋の系統と一門

部屋と一門の現在地を、長期連載として腰を据えて追ってきたシリーズです。番号順に読むと、近年の継承・新設・統廃合の流れがひとつながりで見えてきます。

現代相撲部屋の系統(全15回)

相撲の一門とは(総論+全8回)

系統別総当たり制の廃止以降、一門の枠組みは合併や移籍でゆるやかに溶けてきました。出羽海・高砂・時津風・伊勢ヶ濱・二所ノ関の五系統を、筆者が一次資料で腰を据えて追ったシリーズです。

出羽海の系統

「分家を許さない」伝統で知られた名門・出羽海一門。その推移を、長期連載と名門史の両面から辿れます。 名門の歩みをまとめて知りたいときは、こちらの推移シリーズと、九重部屋誕生をめぐる一編もあわせてどうぞ。

二所ノ関の系統

大鵬・貴乃花を生んだ二所ノ関一門。版を重ねた系統図と、改訂・新版の各記事をまとめました。

高砂の系統

朝青龍を擁した時代から、分家消滅の歴史まで。高砂一門を全12回で掘り下げたシリーズです。

時津風の系統

双葉山を始祖とする時津風一門。系統図と、一横綱四大関を生んだ黄金期、そして揺らいだ近年までを辿れます。

立浪・井筒・伊勢ヶ濱の系統

立浪一門と、そこに連なる井筒の系統、そして照ノ富士を育てた伊勢ヶ濱まで。系統の枝分かれを追えます。

その他の系統・部屋史

主要な五系統に収まりきらない部屋の成り立ちや位置づけも、ひとつずつ書いてきました。

部屋の継承・消滅・新設をめぐる記録

部屋は誰かが継ぎ、誰かが畳む。その移り変わりを定点観測してきた継承シリーズと、消滅・復活をめぐる記事です。

現代相撲部屋継承事情(全13回)

消滅・移転・新設をめぐって

系統別総当たり制という歴史的枠組み

そもそも一門とは何のための単位だったのか。対戦編成のしくみが「東西制」から「系統別」、そして現在の「部屋別総当たり制」へと移り変わった経緯を辿ると、一門の意味が立体的に見えてきます。

このサイトならではの視点

相撲部屋と一門は、力士名鑑のように一覧で固定できるものではありません。親方が代替わりし、弟子が独立し、ときに不祥事で姿を消す——その揺れ動きそのものが系統の歴史です。当サイトは一つの系統図を「正解」として置くのではなく、版を改めながら同じ一門を何度も書き直してきました。改訂版・新版・年次版が並んでいるのは、相撲界の現在地が動き続けている証でもあります。気になる一門から読み、年代をまたいで読み比べると、部屋の盛衰がひとつの物語として浮かび上がってきます。
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この記事を書いた人

日本経済新聞で15年間記者を務め、日経HRの編集者を経て独立。現在は大相撲を専門に取材するフリーライター。ほぼ毎場所、自ら土俵際で撮影している。にほんブログ村 相撲・大相撲カテゴリでランキング1位。

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