大相撲

消滅する部屋、継承される部屋 下

2021年6月1日

引き続き来年(2022年)に師匠が定年を迎え
る部屋をみていこう。二所ノ関(元若嶋津)
部屋は二子山(元初代若乃花)部屋から独立
した。最初は松ヶ根部屋であった。定年が
迫った荒磯(元二子岳)部屋の3人の弟子の
うち2人が引退、1人が花籠(元大寿山)に
移籍し、荒磯は松ヶ根に移籍した。本家二所
ノ関部屋が金剛の代で終焉をむかえた。弟子
は引退。そのときの親方達は松ヶ根部屋に
移籍した。その後松ヶ根部屋は二所ノ関に
名跡を変更して今日に至っている。

<元若嶋津の二所ノ関>

元若嶋津の二所ノ関の定年は2022年1月で
ある。7カ月余りしか時間がない。部屋付き
の親方には元関脇玉乃島の放駒、元前頭8枚
目玉力道の松ヶ根、元大徹の湊川がいる。
湊川は今年定年である。地位は放駒が上だが、
師匠は指導力・経営力が求められる。部屋を
継ぐとなると資金力も必要になる。現時点
では部屋はどうなるのか、声は聞こえてこな
い。

宮城野部屋は高島(元巴潟)部屋 から独立した
元吉葉山が創設した部屋である。元竹葉山の
宮城野は光法を育て、さらにどこの部屋から
もスカウトされなかった白鵬を横綱にまで
育てた師匠である。横綱白鵬で大きく花開い
た部屋である。また、石浦・炎鵬といった
人気力士を抱える部屋でもある。

<元竹葉山の宮城野>

その宮城野は2022年8月に定年を迎える。
宮城野は再雇用を希望しているという。そう
なると宮城野部屋は一門の部屋に併合される
しかなくなる。白鵬の一代年寄の話は出て
くる気配がなかった。今年4月大相撲の継承
発展を考える有識者会議が一代年寄は根拠が
見出せなかったとの提言を協会に提出した。
協会はこれに対してなんら動きはない。

その白鵬は情報通によると間垣を元時津海
から入手したという。これで状況は変わった。
常識的にみれば白鵬の間垣と元竹葉山の宮城
野を交換して、白鵬が宮城野を継ぐ。元竹葉
山は間垣として再雇用される。これがより
よいカタチである。

<白鵬>

だが、気になる見方がある。宮城野と白鵬の
関係がよくない。そのため、白鵬は自分の
内弟子を連れて間垣部屋をおこすというシナ
リオである。横綱と師匠はある時期うまく
いかなくなることはよくある。しかし、最後
は双方大人の対応をするものである。世間に
対してスキャンダルととらえられたらマイナス
であるからだ。 大人の対応がなかったのが、
立浪 ( 元安念山)と双羽黒である。

宮城野部屋は、最後はスムーズに引き継がれ
ることを待望してやまない。

(この項目終わり)

生保の契約内容の確認にいってきました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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