大相撲

2022/5/22
千秋楽を迎え、3敗は2人。照ノ富士と隆の勝が優勝のトップに立った。優勝は照ノ富士か隆の勝か。優勝決定戦はあるのか。12勝優勝ならほしいところである。 各段の優勝決定戦が5番あった。そのせいか進行は早い ...
2022/5/21
優勝戦線トップに立つ3敗力士。最初に登場したのは隆の勝だった。対戦相手は2ケタ勝利を目指す霧馬山である。相撲は意外な展開となった。両者当たりあって隆の勝出るも四つ気味になって探りあい。霧馬山が強引な外 ...
2022/5/20
13日目は各段の6戦全勝同士が激突する日である。序二段では琴勝峰の実弟琴手計が7戦全勝として優勝決定戦に進むことになった。幕下では学生横綱のタイトルを引き下げて入門した欧勝馬が7戦全勝優勝した。元琴欧 ...
2022/5/19
12日目、2敗隆の勝と3敗一山本の一番があった。この取組が組まれたのは10日目終了時点である。このとき一山本は2敗であった。だから2敗同士のサバイバルマッチならこの一番は意味があった。ところが一山本は ...
2022/5/18
照ノ富士は今場所ことごとく突っ張り・突き押し相撲に抵抗なく敗れてきた。大栄翔・玉鷲・隆の勝にいいように取られた。それだけに同タイプの阿炎に不安を感じても不思議ではなかった。 ところが、実際の相撲は違っ ...
2022/5/17
横綱・大関陣でかろうじて優勝圏内にいる力士は、照ノ富士一人である。その照ノ富士も3敗とこれ以上負けられないところまで追い詰められている。この日は豊昇龍との3敗対戦であった。だが、相撲は右四つ。これでは ...
2022/5/16
阿武咲休場のあおりで翔猿が繰上げで照ノ富士と対戦した。翔猿が活躍したのは2020年九月場所、新入幕のときである。関脇正代と優勝を争い、千秋楽正代をあわやのところまで追い込んだ。 そのときの勢いはないが ...
2022/5/15
結びの一番、2敗照ノ富士の対戦相手は圧力相撲の隆の勝。目下照ノ富士が6連勝中。ところが相撲は隆の勝が突きおこして出ると向こう正面土俵で照ノ富士は足を踏み出しながらの突き落とし。まったく意味がない。あっ ...
2022/5/14
6日目の玉鷲戦の敗北のショックからか、照ノ富士は遠藤に二本差され上体がおき、危うかった。小手投げでしのいで肩すかしにきた遠藤を圧倒した。照ノ富士本来の右四つの相撲ではなかったが、粘って耐えて勝機を見出 ...
2022/5/13
この日、照ノ富士は連敗中の玉鷲との対戦であった。3度目の正直で照ノ富士が勝つか。それとも2度あることは3度あるになるのか。答は後者だった。それも玉鷲が思い切って突っ張ると照ノ富士は何もできずに後退。あ ...
2022/5/12
初日こそ1敗したものの照ノ富士は調子をあげてきた。北勝富士相手ではまさかの線は考えられなかった。何の心配もよぎらなかった。相撲は圧力で圧倒した。不安をいだくとしたらやはり突き押し相撲である。玉鷲・阿炎 ...
2022/5/11
4日目のメインイベントは横綱照ノ富士対大関戦3勝の琴ノ若戦であるのは当然である。だが、琴ノ若にはまだ照ノ富士を脅かす要素が少ない。四つ相撲ではまだ勝負にならない。と思ったらその四つになった。それも照ノ ...
2022/5/10
前日1敗した若隆景は遠藤相手に攻め勝って、上手出し投げでしとめた。若隆景のうまさが光った一番となった。横綱照ノ富士は霧馬山相手に抱え込みに出た。霧馬山くい下がるも照ノ富士まわしをひきつけ、最後切り返し ...
2022/5/9
帰りは雨となった2日目。五月場所は例年より雨が多くなりそうである。 先場所12勝の若隆景の2日目の対戦相手はこれまで5連勝と負けなしの玉鷲である。しかし、勝っているほうは、今度は負けるのではという心理 ...
2022/5/8
五月場所、大相撲の景色が変わった。まず、検温が目立たなくなった。次にお茶屋さんが復活した。出方さんが行き来するようになった。酒もいいようで飲んでいる方を見かけた。軽食なら黙食でいいようである。それでい ...
2022/5/7
今年のゴールデン・ウィークは特に制限がなく、久々に人があふれ、渋滞が見られた。コロナ禍で足が遠のいた大相撲ファンは戻ってくるのか。1階席は土日売り切れ、9日目、10日目以外は残りわずかである。経験則だ ...
2022/5/6
横綱・大関に挑むサムライは11人である。東前頭筆頭逸ノ城は新型コロナウイルス感染で休場である。そのため阿武咲を繰り上げた。また、西前頭筆頭高安は元大関のプライドによって挑戦者からはずしている。11人の ...
2022/5/5
照ノ富士が合同稽古に参加した。意欲の表れか部屋以外の力士で気分を切りかえたかったのか。今年に入って優勝がないだけに五月場所は大事な場所になる。照ノ富士は昨年(2021年)11月末30歳になった。三月場 ...
2022/5/4
五月場所、御嶽海は番付上ナンバー2になる。五月場所の御嶽海は期待できるのだろうか。三月場所の御嶽海は11勝4敗と数字だけ見ると合格のように見える。しかし、つぶさに検討すると物足りない御嶽海が浮かびあが ...
2022/5/3
三月場所の若隆景の優勝はまさに予期せぬ出来事であった。新関脇の優勝は双葉山以来といっても双葉山は全勝優勝だし、69連勝へスタートしていた。中身が違いすぎるので双葉山を引き合いにだされても困惑してしまう ...
2022/5/2
五月場所は予想に反して新十両・再十両があわせて2人だった。十両から落ちてもおかしくない力士が4人いたが、幕下力士と逆転せずという判断によるものと思われる。 <新十両栃丸> 戦後まもなく、昭和20年秋場 ...
2022/5/1
力士の育成は相撲部屋とともにある。そこは鍛錬の場であり、生活の場でもある。相撲部屋の目標は強い力士を一人でも多く育てることにある。そこで五月場所の番付をもとに相撲部屋の勢力分布を表にしてみた。 <名門 ...
2022/4/30
引き続き4連続三賞受賞者をみていこう。 ■保志 6連続受賞保志は昭和58年九月場所、20歳で入幕した。相撲は突き押しを中心とした。入幕3場所目で小結、なおかつ上位に定着した。入幕9場所目からは関脇・小 ...
2022/4/29
三月場所は、思いがけず横綱照ノ富士が休場した。横綱になって4場所目の初休場であった。一人横綱であり、場所前の優勝候補として欠かせない存在であった。これまで両膝の心配はあったが、のりこえてきた。それが三 ...
2022/4/28
三月場所、豊昇龍は新小結であった。これは前の場所で、上位で勝ち越しによる昇進ではなかった。幕内中位での11勝4敗という大勝ちによるものである。それだけにどういう結果を残すか気になっていた。千秋楽、優勝 ...
2022/4/27
引き続き千秋楽を迎えて優勝圏内が関脇以下の場所をみていこう。 平成30年一月場所、横綱白鵬・稀勢の里は休場。横綱鶴竜、大関豪栄道・高安が出場。そんななか、前頭3枚目の栃ノ心が初日から6連勝。7日目、鶴 ...
2022/4/26
さる三月場所は大関正代対大関御嶽海戦がなかった。それだけではない。大関正代対関脇阿炎戦、大関貴景勝対関脇阿炎戦もなかった。その背景には幕内中位の高安、琴ノ若が勝ちあがってきたことである。それだけではな ...
2022/4/25
五月場所の番付が発表された。御嶽海が初めて大関のトップに位置した。 関脇・小結は若隆景、阿炎、豊昇龍の3力士が勝ち越したため、空き枠が1つしかなかった。だが、高安、逸ノ城、霧馬山、琴ノ若、大栄翔と候補 ...
2022/4/24
ここまで7人の4連続三賞受賞者をとりあげ、今回の4人をみると法則性が見えてきた。それは将来横綱・大関になった者が多いことである。 ■千代の富士 5連続受賞千代の富士は脱臼癖がつきまとっていた。そのうえ ...
2022/4/23
朝乃山が土俵から姿を見せなくなって久しい。厳密には2021年五月場所の12日目からである。きたる五初場所まで出場停止が続くから1年以上になるわけである。 朝乃山が出場停止になった理由は以下である。・コ ...
2022/4/22
千秋楽を迎えて優勝圏内が関脇以下の場所をみていこう。 平成4年、弟貴花田が2回優勝を達成した。兄若花田が存在感を示したのが平成5年三月場所であった。小結若花田は3日目大関小錦を倒して7連勝。8日目こそ ...
2022/4/21
引き続き三賞の4連続以上の受賞力士をピックアップしていこう。 ■貴ノ花 4連続受賞2回横綱若乃花の弟として注目された角界のプリンス貴乃花。彼は期待に応えて三賞の常連になった。4連続受賞を2回にわたり成 ...
2022/4/20
格闘技は柔道やレスリングのように組むか、ボクシングや空手のように離れて戦うかであった。ところが、相撲は両方の要素があると指摘してきた。今度は別の面から大相撲の特徴をピックアップさせてみよう。 <初日賜 ...
2022/4/19
昭和59年九月場所は蔵前国技館最後の興業となった。3横綱、4大関と番付は豪華だが、優勝を争ったのは平幕の小錦と多賀竜であった。千秋楽を迎え、1敗は多賀竜、2敗が小錦であった。横綱・大関は以下の成績だっ ...
2022/4/18
三賞は終戦の翌年、昭和21年に大相撲の人気回復策として報道陣の提案で誕生した。優勝ができる力士は限られているだけに、三賞はファンに新しい関心事として歓迎された。 三賞が施行されたのは昭和22年秋場所か ...
2022/4/17
三月場所は令和に入って17場所目だった。この場所は幕内・十両の休場力士が3人と最少タイ記録となった。これは昨年の十一月場所と並んだわけである。不戦敗を含み、休場日数は昨年十一月場所33に対し、今年の三 ...
2022/4/16
昭和50年七月場所、横綱輪島全休、大関貴ノ花途中休場。残った横綱北の湖、大関魁傑は大不調の場所となった。 そんな中で浮上したのが前頭筆頭の金剛と平幕中位の青葉城であった。このときはともに二所ノ関の部屋 ...
2022/4/15
2022年五月場所のチケットが4月9日一般発売されてから一週間経った。大幅な変更は通常マス席S・マス席Aが定員4名になったことである。これは変形同マス席でも定員となる。また、ボックス席も定員4ないし5 ...
2022/4/14
相撲部屋の栄枯盛衰はこの世の常であるが、定年とともに終わりを迎える部屋がある。三月場所はかつての尾車(元琴風)部屋の力士の所属が2通りの場内紹介に変わった。これは尾車親方が定年を前にして、三月場所の大 ...
2022/4/13
引き続き関脇以下の優勝争いをみていこう。昭和47年三月場所、千秋楽を迎えて関脇長谷川は3敗、平幕魁傑も3敗であった。昭和47年の最初の4場所は一人横綱北の富士が不調、大関琴櫻・清國・前の山・大麒麟はあ ...
2022/4/12
令和に入って17場所が経過した。令和3年、新入幕が2人で極端に少なかったとこれまで書いてきた。だが令和そのものが、新入幕力士が少ないのであった。令和17場所で新入幕が13人である。その内訳は2人が2場 ...
2022/4/11
五月場所のチケットが9日発売された。五月場所からマス席S・マス席Aは端など特別な区域以外は4人マスとなる。ボックス席も従来通り4人または5人となる。 たまり席は以前からフル使用であった。イス席は間隔を ...
2022/4/10
三月場所は関脇若隆景、平幕高安・琴ノ若の優勝争いになった。横綱・大関は何をしていたのか。横綱照ノ富士は途中休場、大関正代は9勝、貴景勝は8勝に終わり、御嶽海は4敗して優勝圏外だった。 <若隆景> ここ ...
2022/4/9
14日目正代、千秋楽阿炎、優勝決定戦若隆景と3連敗し、優勝をのがした高安。優勝のチャンスを土壇場でものにできなかった。実はこれが初めてではない。これで3度目である。 <三月場所優勝決定戦 高安、若隆景 ...
2022/4/8
三月場所の見どころの1つに関脇に上がった阿炎の戦いぶりがあった。幕内に復帰しての2場所は12勝、12勝と大活躍した。横綱・大関戦もあった。 ただ、これらはあくまでも幕内下位、中位での成績だった。横綱・ ...
2022/4/7
三月場所は関脇、平幕の優勝争いという予想がつかない展開となった。それは大相撲中継にもいえることだった。BSは13時から始まり、土日・祝日はBS102、平日はBS101というのが通例だった。三月場所の放 ...
2022/4/6
綱審議委員会のメンバーに池坊保子氏と俳優の紺野美沙子氏が加わることになった。メディアでは女性という点が協調されていたが、特別こだわらないほうがいい。 ただ、これまで横綱審議委員会というと有名人・社会的 ...
2022/4/5
昨年は照ノ富士が77勝13敗とハイベネルな数字で年間最多勝に輝いた。優勝は4回だった。それまで低レベルな年間最多勝が続いた。 2017年 白鵬56勝9敗25休2018年 栃ノ心59勝23敗8休2019 ...
2022/4/4
三月場所は予想外の展開となって関脇若隆景が初優勝した。大正15年始まった優勝制度以降では32例目であり、28人目であった。若隆景は関脇1場所目であり、その前は8勝7敗、9勝6敗であり、大関昇進とはいか ...
2022/4/3
8日目までを32.5点の相撲内容となった若隆景。引き続き9日目からの8番の相撲内容を採点してみる。 9日目 逸ノ城若隆景左へ動くも逸ノ城かまわず白房下土俵へ攻め込む。若隆景右が入って頭をつける。逸ノ城 ...
2022/4/2
三月場所の若隆景はうまさに速攻が加わった。またパワー相撲に一気にもっていかれることが減り、長足の進歩を遂げた。その結果予想を超えて優勝した。その相撲内容を改めて採点してみた。採点基準は若隆景がどのくら ...
2022/4/1
三月場所、照ノ富士は横綱で初休場をした。横綱4場所目の6日目であった。4場所目というといかにも早い感じがするが、実際はどうなのか。 そこで戦後場所数が増えた時代からの横綱の初休場を番付にしてみた。横綱 ...
2022/3/31
三月場所の優勝争いは面白かったという声が多い。しかし、優勝争いをしたのは関脇若隆景であり、平幕高安・琴ノ若であった。大関は3人いたが、誰も優勝にからめなかった。横綱照ノ富士が途中休場したにもかかわらず ...
2022/3/30
幕下の上位は十両を狙える地位である。だがお互いに星をつぶし合うのだから、上位全員が勝ち上がることはない。相撲は7番しかないのだからそこでは熱い戦いが繰り広げられる。 先場所惜しくも十両昇進がならなかっ ...
2022/3/29
三月場所照ノ富士が途中休場したことがあって関脇以下の横綱・大関対戦数は以下となった。後の数字は関脇以下の成績+横綱・大関勝利数である。 若隆景 3番 12勝1敗阿炎 1番(御嶽海戦のみ)8勝6敗隆の ...
2022/3/28
★2019年以来久々に戻ってきた大阪場所だが。ファンは待ち望んだが、コロナ禍ではまだまだ人気回復まではいっていない。大阪場所は常に15日間最初の取組から結びまですべて観戦する友人がいる。その彼にしても ...
2022/3/27
優勝争いは2敗若隆景・高安、3敗琴ノ若という思いもよらぬ面々で千秋楽を迎えた。ところが、千秋楽は波乱の連続となった。 まず、琴ノ若対7勝7敗の新小結豊昇龍戦から始まった。激しい攻防の中、豊昇龍の鋭い下 ...
2022/3/26
1勝5敗からの6連勝。正代必死の土俵が続く。13日目は琴ノ若に負け7勝6敗となるも勝ち越しまであと1勝と迫った。だが、今日14日目に負けると7勝7敗と追い詰められる。連敗中は魂ここにあらずのような負け ...
2022/3/25
本日は最初の一番から観戦した。琴勝峰の弟、6勝の琴手計が序ノ口ながら序二段5勝1敗力士と対戦した。圧勝だった。同じ佐渡ヶ嶽(元琴ノ若)部屋の序ノ口のモンゴル力士琴拳龍も6勝で序二段5勝1敗力士と対戦し ...
2022/3/24
1敗高安と2敗大関御嶽海が結びの一番で対戦した。しかし、御嶽海には大関の責任からほかに優勝は渡せないとか、確率の低い新大関優勝をやってやる、という意気込みは感じられなかった。だからいやな予感がした。高 ...
2022/3/23
11日目、優勝争いをする者同士の対戦が実現した。全勝高安対1敗若隆景戦である。高安の昨日の豊昇龍戦は上位戦手始めであった。残りの日数が少ないからいきなり若隆景戦でもおかしくなかった。 しかも、この一番 ...
2022/3/22
雨プラス底冷えの大阪。蔵前国技館に冷暖房設備がなかった時代、時の時津風(元双葉山)理事長は「熱戦で温まってくれ」と語った。10日目は熱戦で温まったのだろうか。 1敗で優勝圏内の大関御嶽海が北勝富士にあ ...
2022/3/21
優勝戦戦に変化があった。2敗阿炎は突いて出てはたく癖が抜けない。これでまた自滅で負けた。相手は必ずしも好調といえない宝富士であった。かつて竜虎という力士が思い切って突っ張ってはたいた相撲を取った。これ ...
2022/3/20
8日目を終えて上位の明暗がはっきりしてきた。優勝争いの1敗組御嶽海・若隆景は明である。大関御嶽海は小結豊昇龍をまったく問題にしなかった。新大関優勝はまれだが、ひょっとするとあるかもしれない。 <豊昇龍 ...
2022/3/19
場所が始まった当初関取休場は皆無だった。それがこの日千代の国が休場してたちまち3人となってしまった。結びの一番が正代ではなぜかすっきりしない。 1敗御嶽海は先場所不覚を取った阿武咲と対戦した。阿武咲は ...
2022/3/18
大阪は朝から雨だった。気温も急激に冷え込んできた。天候の変化が虫の知らせになったわけではないが、この日から横綱照ノ富が休場した。土俵の上から最高峰がきえた。この穴は大きい。ほかの力士では埋まらない。 ...
2022/3/17
この日全勝の御嶽海が霧馬山に負けて土がついた。波乱はそれだけでは済まなかった。結びの一番でも再びおこった。 <霧馬山に敗れた御嶽海> 照ノ富士にとって玉鷲戦は先場所のリベンジになるはずだった。ところが ...
2022/3/16
4日目の役力士同士の対戦は大関御嶽海対小結隆の勝だけである。この一番先場所14目に組めたのに結局対戦なしの幻となってしまった。今場所は早々と実現した。御嶽海が4連敗後4連勝している。ともにパワー相撲だ ...
2022/3/15
幕内後半で微妙な勝負が二番あった。まず、貴景勝対豊昇龍戦である。貴景勝、一気に押して出るが、豊昇龍東土俵で右から投げにいった。だが、体が傾きながらなので豊昇龍が下かと思われた。だが貴景勝の体が飛んで足 ...
2022/3/14
幕下で思わぬ拍手がおこった。ウクライナ出身の獅司が登場したからである。ロシアの一方的なウクライナへの侵略で町は破壊されてきた。相撲は対戦相手の濱豊に攻め込まれたが、投げで逆転した。 幕内で波乱が起きる ...
2022/3/13
大阪に大相撲が帰ってきた。会場に着いたのは12時半であった。入場口は3つくらいに分かれていた。イス席は空けることなくフルに入れるせいか、幕内後半になっても空席が目立った。幸い十両以上に休場はいない。尾 ...
2022/3/12
土俵の目撃者をいつもご愛読いただき誠にありがとうございます。大相撲においては足を使い、自分の目で確かめることを方針としています。大阪は相撲仲間が最も多い場所です。昨年、名古屋でその一人と偶然お会いした ...
2022/3/11
2019年以来の有観客による大阪開催である。人気はどうか。マス席は土日祝日、13日目は完売である。イス席は15日間購入できる。ただ、千秋楽はイスCが残りわずかである。大阪の相撲仲間の一人は通常開催にな ...
2022/3/10
3人の横綱・大関に新たに御嶽海が加わった。まずは休場がないことを願わずにはいられない。上位に休場がなければ、横綱・大関の対戦圏内は4枚目の遠藤までである。 12人のサムライで、ここ1年上位でフルに横綱 ...
2022/3/9
引き続き、御嶽海15番勝負をみていこう。 5(●●●●●〇)12照ノ富士先場所、御嶽海は気合がもう一つの照ノ富士を寄り切って優勝を決めた。それまでは7連敗していて、照ノ富士は立ちふさがる対戦相手であっ ...
2022/3/8
幕内年齢番付を作成した。引退、新入幕、再入幕で顔ぶれは一部変化した。20代は22人、30代は20人となった。30代をベテランとすると、幕内は半分近くがベテランということになる。29歳の御嶽海、北勝富士 ...
2022/3/7
次の大関は誰か。御嶽海が大関に昇進して、なるべき者はなってしまったという感じである。それに御嶽海と関脇以下の力士とは差がある状態だ。 それでは将来の大関候補として誰がピックアップされるのか。大関へのス ...
2022/3/6
御嶽海が新大関で迎える大阪場所。先場所優勝しているだけに周囲の力士の御嶽海をみる目が違ってくる。御嶽海の対戦相手は上位に休場がなければ前頭4枚目の遠藤までである。御嶽海の15番勝負はどのように展開する ...
2022/3/5
荒篤山が入幕を果たした。苦節約12年というから大変な辛抱の相撲人生だった。荒篤山はいったいどのような出世街道を歩んできたのか。振り返ってみた。 <荒篤山> 荒篤山は本名を寺井ジャスパー ケネスという。 ...
2022/3/4
大相撲本場所において、優勝候補をあげるとすれば照ノ富士一人しかいない。その照ノ富士は一月場所珍しく11勝で終わった。かかとをいためていた事情はあるにせよ、4敗もするとは予想できなかった。 <照ノ富士の ...
2022/3/3
新大関御嶽海の稽古ぶりが伝えられた。場所後まもなく新型 コロナウイルスに感染して心配したが、回復したようである。ただ、稽古不足は否めない。あと10日でどこまで戻せる のか。本人はどうにかさせると言って ...
2022/3/2
相撲ほど勝負時間が短い格闘技はない。ボクシングや剣道でもあっという間に勝負がつくことはまれである。短時間でもひいき力士が立つときは緊張が走る。朝青龍が現役のとき、日本に留学していた妹が、兄の取組をみて ...
2022/3/1
花籠(元大ノ海)部屋から独立したのが元初代若乃花の二子山であった。龍虎が「自分も連れて行ってください」と嘆願したが、二子山は「それよりも早く強くなって花籠親方を安心させろ」と諭している。 <若乃花のブ ...
2022/2/28
コロナ禍が懸念されるなか、三月場所の番付が発表された。新大関御嶽海は負け越し大関正代・貴景勝の風下という第3の大関に立たされた。昭和22年秋場所から定着した系統別総あたり制。それから平成12年九月場所 ...
2022/2/27
北の富士と玉の海が横綱のとき、次代のホープは角界のプリンス貴ノ花と蔵前の星輪島であった。貴輪は黄金カードであった時期があった。大関以降は地力に差がつき、輪島は横綱に昇進した。輪島が上に立ち、貴ノ花は差 ...
2022/2/26
炎鵬が十両に落ちて久しい。2020年一月場所からになるので1年と1場所になる。十両で活躍しているかというとそうでもない。十両落ちしての成績は32勝43敗30休である。休場は新型コロナウイルスによる部屋 ...
2022/2/25
伊勢ヶ濱部屋は清瀬川がのちに所属した楯山(元友響)部屋から部屋ごと譲りうけたときの名称である。この部屋を継いだのが元横綱照國であった。師匠存命中は荒磯部屋という名称だったが、のちに伊勢ケ濱部屋とした。 ...
2022/2/24
一月場所後、理事に立候補する親方が10人ちょうどとなり、無投票で決まる流れとなった。それだけにそれほど話題にはならなかった。10人の立候補者は下記である。 出羽海(元前頭小城乃花)春日野(元関脇栃乃和 ...
2022/2/23
御嶽海は3回目の関脇優勝だった。過去2回は関脇優勝しても大関に直結しなかったわけである。 1回目 7勝-9勝-13勝優勝-9勝2回目 9勝-9勝-12勝優勝-6勝 優勝直後の場所の成績も2ケタではな ...
2022/2/22
宮城山は四股名から宮城県出身と思いがちだが、岩手県出身である。さらに東西合併により大阪から来た横綱である。けれども、入門は出羽ノ海(当時は「ノ」の字があった)部屋であった。入門当時の師匠は常陸山寅吉だ ...
2022/2/21
昭和46年十一月場所、輪島は再び横綱・大関と対戦した。横綱は北の冨士一人。横綱戦の勝利はなかったが、大関には不戦勝を含め、3勝1敗と奮戦した。この場所11勝4敗で敢闘賞を受賞した。黒姫山、富士桜、輪島 ...
2022/2/20
力士をはじめとする協会員に新型コロナウイルス感染者が続出した。相撲部屋だけに濃厚接触者の数はそれ以上になった。そのため、2月6日のトーナメント大会、11日の福祉大相撲が突如中止されたほどである。三月場 ...
2022/2/19
3人目は鳳である。鳳は元大関鳳凰の宮城野部屋に入門した。その鳳凰は宮城野馬五郎の部屋に入門した。宮城野部屋は江戸天保年間から3代に渡って継がれた。大関鳳凰の師匠である宮城野馬吾郎が明治22年に亡くなっ ...
2022/2/18
2年連続学生横綱を引き下げて相撲界入りしたのが輪島であった。ただ、胸が薄く、相撲が小さいから大成を疑問視する見方はあった。 <ザンバラ時代の輪島> だが、昭和45年一月場所、三月場所、輪島は幕下付出で ...
2022/2/17
横綱ともなると継承するにせよ、独立するにせよ部屋をもって弟子を育てたいと思うのは当然である。しかし、相撲部屋の栄華盛衰は常にあり、相撲部屋が消滅することさえありえる。ここでは消えた横綱の相撲部屋として ...
2022/2/16
5年後幕内入りしている力士は果たして誰なのか。十両で5年後30歳未満は3人しかいない。 琴勝峰元幕内だが、5場所と長い間十両に低迷していた。明日のホープらしくない足踏みだった。一月場所十両優勝して再入 ...
2022/2/15
5年後の番付を予想することはなかなか難しい。まず、5年前の番付、すなわち2017年一月場所の番付をみていこう。 白鵬、日馬富士、鶴竜が横綱で、稀勢の里は場所後に横綱に昇進した。照ノ富士はまだ大関だった ...
2022/2/14
大関に昇進した御嶽海。ここまでの道のりは長かった。デビュー場所は2015年三月場所だから7年かかったわけである。ここまでを写真で振り返ってみよう。 幕下10枚目付出で初土俵を踏んだ御嶽海。本名は大道( ...
2022/2/13
きたる三月場所、阿炎が上位に帰って来る。ここ2場所は12勝3敗と大活躍であり、横綱・大関との対戦があるものの、平幕相手の白星がほとんどであった。三月場所は関脇が予想されている。横綱・三役との対戦は避け ...
2022/2/12
部門ごとの好成績者をピックアップしてみよう。まず、大関勝率8傑。 朝乃山 0.68高安 0.665把瑠都 0.658琴風 0.658豊國 0.656清水川 0.649霧島 0.647貴ノ浪 ...
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