優勝5傑

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公式の優勝制度は大正15年に始まった。優勝制度は様々なドラマを
展開してくれた。劇的なドラマは元千代の山の九重が出羽一門から
破門独立した直後、弟子の大関北の富士が初優勝を成し遂げたこと
であった。当時大鵬が6連覇中であった。優勝を記録からみてみる。

◆優勝回数
1.白鵬 45回
2.大鵬 32回
3.千代の富士31回
4.朝青龍25回
5.北の湖24回

白鵬

年6場所制とともに優勝回数は増加した。双葉山の12回が栃若時代
まで最高だった。大鵬が32回優勝したときは破られまいと思われた。
千代の富士は36歳直前まで取って31回まで迫った。朝青龍が29歳で
強制引退しなければどこまでいったか。白鵬の登場で優勝45回まで
到達した。白鵬は48場所連続横綱フル出場があり、若い頃は横綱休
場が少なかった。大鵬は30歳で引退したが、白鵬は36歳まで取った。

◆連続優勝
1.白鵬 7連覇(6連覇あり)
1.朝青龍7連覇
3.大鵬 6連覇(2度)
4.双葉山5連覇
4.北の湖5連覇
4.千代の富士5連覇

大正15年の公式優勝制度以降、年2場所の時代に双葉山が5連覇し
た。戦後羽黒山が4連覇した。若くて負けない大鵬が出現した。2
度にわたる6連覇を達成した。解説の神風さんは大鵬の記録で最も
評価していた。

大鵬

史上最年少横綱北の湖・ウルフ千代の富士が迫った。6連覇の記録
を破ったのは朝青龍であった。7連覇で1年間全部優勝している。
さらに白鵬が並んだ。63連勝中とその後であった。

◆全勝優勝
1.白鵬 16回
2.双葉山8回
3.大鵬 8回
4.北の湖7回
4.千代の富士7回

双葉山は12回の優勝の内8回全勝である。全勝優勝率は67%である。
これは今後破られないと思われる。白鵬の全勝優勝16回もすごい。
これも簡単に破れそうにない。

◆連続全勝優勝
1.双葉山5場所 69連勝
2.白鵬 4場所 63連勝
3.千代の富士2場所53連勝
4.大鵬  2場所 45連勝(誤審でストップ)
5.白鵬  2場所 43連勝

年6場所制では3場所連続全勝優勝がいかに難しいかわかる。53連
勝の千代の富士も誤審でストップした大鵬も2場所連続全勝優勝で
あることがわかる。なお、双葉山は11・13日制である。

双葉山のブッロマイド

◆横綱優勝率
1.朝青龍0.548
2.双葉山0.529
3.白鵬 0.5
3.大鵬 0.5
5.千代の富士0.492

横綱優勝率=横綱優勝回数÷横綱在位場所数
ここでは朝青龍がトップである。晩年を迎える前に引退したことが
大きい。後はなじみの顔ぶれである。

横綱5傑は偉大な横綱の名が連なった。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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