2026年五月場所直前考

初日から横綱大の里、大関安青錦が休場する。ケガによりやむをえ
ない面はある。とはいえ、看板力士2人を欠いての大相撲はいささ
か盛り上がりにくい。しかも大阪場所最終盤盛り下がった状態が今
後続いていくことになる。チケット完売とはいえ、いささか気にな
る点である。

大の里

優勝はもう一人の横綱豊昇龍かというとそう簡単にいえない。豊昇
龍は初優勝から2回目の優勝まで8場所あいた。現在優勝なしが7
場所続いている。また、3場所33勝で横綱に昇進した柏戸は横綱12
場所目に優勝した。豊昇龍の優勝はまだ早いというシグナルか。

大関に復帰して気分は最高潮の霧島はどうか。本日の優勝額贈呈式
に家族を同行させる異例の参加だった。霧島は先場所14日目、千秋
楽敗れた安青錦、琴櫻へリベンジすることである。安青錦は休場だ
が、カド番だけに途中から出場する可能性はある。霧島は意欲的だ
けに優勝戦線に浮上してくる可能性はある。

ただ、霧島の横綱は難しいとみるのが自然である。年齢30歳に加え、
パワー相撲には太刀打ちできない面がある。高齢で横綱になった力
士はいるが、短命で終わるケースが多い。横綱は27歳くらいがぎり
ぎりの年齢というのが筆者の持論である。北の富士がそうだった。

霧島

次期大関候補はみえてこない。素質・素材では熱海富士がいいが、
まだこれからである。若隆景は年齢的に難しくなった。成長途上の
時期は過ぎた。義ノ富士は可能性を秘めている。一皮むけると化け
る力はある。

見ていて面白い相撲の藤ノ川、十両の炎鵬など個性派の存在は貴重
である。小兵技能派はかつて春日野部屋の伝統であった。栃錦ー栃
ノ海ー栃東と続いた。多彩な技、拝む寄り、上手出し投げが冴え渡
った。風薫る5月から夏になりつつある5月。明日からいよいよ初
日である。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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