熱海富士は新入幕で負け越している。十両で4場所かかって再入幕
した。再入幕3場所目から上位との本格対戦が始まった。しかし、
小結・関脇の壁は厚く、負け越すか、勝ち越しても届かなかった。
それが昨年までの熱海富士だった。
ちなみに昨年までの熱海富士の対横綱戦は0勝2敗であった。照ノ
富士とは同部屋のため対戦はなかった。大関戦は2025年まで11勝16
敗であった(優勝決定戦含む)。大関時代の豊昇龍には5勝3敗で
あった。この時期の熱海富士は決め手に欠けていた。

熱海富士が壁を越えたのは今年に入ってからだ。一月場所は2横綱
を破り、優勝決定戦に進出した。青錦をあと一歩まで追い詰めたが、
逆転された。三月場所、新小結として出場した。どこまでやるかと
観戦していたが、堂々と9勝をあげた。五月場所は関脇で迎える。
さて変身熱海富士はどこまで駆け上がるか。年齢は23歳で若い。努
力すれば上がれる地位が関脇である。そういう意味で関脇という地
位は実に味わいがある。時間はかかったが、熱海富士はようやくこ
こまできた。

大関となるとプラスαが必要になる。優勝すればチャンスが出てく
る。優勝するためには横綱・大関に勝つと同時に苦手の克服が課題
になる。王鵬に4勝7敗で現在連敗中である。熱海富士はとにかく
ベストを尽くして期待に応えて頂きたい。
今日の運勢が気になったら
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