横綱の体重一覧|歴代で最重量は武蔵丸237キロ・重量級時代は隆の里から

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筆者が常陸山以降の歴代横綱の体重を調査したところ、現代の重量級時代は隆の里(159キロ)から始まったと読み解ける。200キロを超えるのは武蔵丸237キロ・曙235キロ・大乃国203キロの3人で、最重量は武蔵丸。軽量側は栃木山103キロ、初代若乃花108キロ、栃ノ海110キロと続く。現代の横綱は多くが150〜180キロ台である。

※平均体重は明治・大正の東京横綱が127.1キロ、昭和59年の幕内全体で129キロ(いずれも筆者記載)。体重はいずれも筆者の調査による各横綱の代表的な体重。

「いちばん重い力士は誰か」を範囲ごとに答えると——歴代横綱でいちばん重いのは武蔵丸の237キロ(次いで曙235キロ、大乃国203キロ)。現役・幕内に絞ると、2024年11月場所では湘南乃海が192キロでトップだった(錦木185キロ、大の里182キロと続く)。いずれも筆者が記事本文で記録した体重で、画像の中だけにある数字や、出典のない推定は載せていない。

※相撲に体重別の階級はなく、体重は場所ごと・年ごとに変わる。だからランキングは「いつの・どの範囲の体重か」をセットで示している。横綱の数字は筆者の調査による各横綱の代表的な体重、幕内の数字は2024年11月場所予想番付時点のものである。

目次

力士 体重ランキング(重い順)

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歴代横綱・重い順(筆者調査による代表的な体重)
順位横綱体重
1武蔵丸237キロ
2235キロ
3大乃国203キロ
4照ノ富士178キロ
5東富士176キロ
6稀勢の里171キロ
7北の湖169キロ
8照國161キロ
8鏡里161キロ
10貴乃花160キロ
11隆の里159キロ
122代梅ヶ谷158キロ
13双羽黒157キロ
14鶴竜155キロ
15白鵬154キロ
16大鵬153キロ
17北勝海151キロ
18琴櫻150キロ
19常陸山148キロ
19朝青龍148キロ
21男女ノ川146キロ
22旭富士143キロ
22吉葉山143キロ
24大錦141キロ
25太刀山139キロ
252西ノ海139キロ
25玉錦139キロ
25柏戸139キロ
29北の富士135キロ
29朝潮135キロ
29三重ノ海135キロ
32玉の海134キロ
323代若乃花134キロ
34日馬富士133キロ
35輪島132キロ
36栃錦131キロ
37羽黒山129キロ
37佐田の山129キロ
39双葉山128キロ
39安藝ノ海128キロ
41千代の富士127キロ
422若乃花123キロ
42千代の山123キロ
44武蔵山116キロ
44前田山116キロ
443西ノ海116キロ
47113キロ
47宮城山113キロ
47常ノ花113キロ
50栃ノ海110キロ
51初代若乃花108キロ
52栃木山103キロ
体重は筆者の調査による各横綱の代表的な体重。場所により増減があるため、同一横綱でも記事によって数値が異なる場合がある。

横綱だけでなく現役・幕内の力士を重い順に並べたランキングは、別記事にまとめている。2024年11月場所の幕内42人を体重順にした表で、最重量は湘南乃海192キロ、次いで錦木185キロ、大の里182キロと続く。詳しくは幕内力士 体重ランキング 2024(重い順)を参照。

現役・幕内 重い順(2024年11月場所予想番付・上位抜粋)
順位力士体重
1湘南乃海192キロ
2錦木185キロ
3大の里182キロ
4王鵬180キロ
5玉鷲178キロ
5琴櫻178キロ
7武将山177キロ
8照ノ富士176キロ
9高安175キロ
10御嶽海172キロ
10熱海富士172キロ
…(全42人)…
42翠富士(最軽量)117キロ
出典:幕内力士 体重ランキング 2024(2024年11月場所予想番付・筆者集計)。全42人と150キロ超27人の内訳は同記事に掲載。体重は場所ごとに変わるため、同じ力士でも別の場所では数値が異なる。

現代の大相撲は重量級時代である。では大相撲重量級時代は横綱の
代でいうと誰から始まったのか。そこで歴代横綱の体重を調査して
みた。そこから読み解くと隆の里からである。隆の里は159キロで
あった。ただし、隆の里自身は127キロの千代の富士との優勝争い
が目立った。

隆の里

隆の里以降の横綱の体重は以下である。
双羽黒 157キロ
北勝海 151キロ
大乃国 203キロ
旭富士 143キロ
曙   235キロ
貴乃花 160キロ
3若乃花134キロ
武蔵丸 237キロ
朝青龍 148キロ
白鵬  154キロ
日馬富士133キロ
鶴竜  155キロ
稀勢の里171キロ
照ノ富士178キロ
200キロ越えが大乃国、曙、武蔵丸と3人もいる。130キロ代は3代
目若乃花と日馬富士の2人だけである。貴乃花は曙の強烈な突き押
しに対抗するために体重を増加させた。入門時60キロ台だった白鵬
が154キロになるのだから驚きである。

白鵬
白鵬

東京相撲の明治・大正時代はどうだったのか。横綱が地位化した常
陸山以降をみていく。
常陸山 148キロ
2梅ヶ谷158キロ
太刀山 139キロ
鳳   113キロ
2西ノ海139キロ
大錦  141キロ
栃木山 103キロ
宮城山 113キロ
3西ノ海116キロ
常ノ花 113キロ
明治・大正の東京横綱の平均体重は127.1キロである。常陸山・2
代目梅ヶ谷・大錦は大型に入る。常陸山は相手の攻めを受けてきた
が、大型なればこそ可能だった。栃木山は小兵に見えるがまわりに
特に体重のある力士はいなかった。

栃木山のブロマイド
栃木山のブロマイド

昭和戦前は以下である。
玉錦  139キロ
武蔵山 116キロ
男女ノ川146キロ
双葉山 128キロ
羽黒山 129キロ
安藝ノ海128キロ
照國  161キロ
照國が特出している。そして男女ノ川が続いている。昭和戦前の入
幕力士の35%以上が100キロ未満であった。双葉山は体重が少ない
時期はうっちゃり双葉といわれた。体重の増加とともに寄り、上手
投げを繰り出した。

双葉山のブロマイド
双葉山のブロマイド

昭和戦後は次である。
前田山 116キロ
東富士 176キロ
千代の山123キロ
鏡里  161キロ
吉葉山 143キロ
栃錦  131キロ
1若乃花108キロ
朝潮  135キロ
大鵬  153キロ
柏戸  139キロ
栃ノ海 110キロ
栃錦は最終的に131キロではず押しの相撲を取った。入幕の頃は86
キロで動き回って多彩な技の相撲で勝機を見いだした。また驚異の
粘り相撲でマムシと呼ばれた。初代若乃花の体重は大きく変化しな
かったが、鬼気迫る相撲を取って土俵の鬼と言われた。栃ノ海は軽
量に泣いた。

栃錦のブロマイド
栃錦のブロマイド

部屋別総あたり以降が以下である。
佐田の山129キロ
北の富士135キロ
玉の海 134キロ
琴櫻  150キロ
輪島  132キロ
北の湖 169キロ
2若乃花123キロ
三重ノ海135キロ
千代の富士127キロ
昭和59年の幕内平均体重は129キロであった。千代の富士は小さい印
象があるが、それでも120キロ以上あった。北の富士・玉の海のころ
は130キロ台で、150キロあったら巨漢だった。巨漢の代表は高見山
であった。時代は移って北の湖が巨体をぶつける相撲を取った。輪
島は体重差のある北の湖相手によく対抗したものである。輪島はや
はり天才であった。

輪島
輪島

横綱の体重についてよくある質問

Q. 歴代横綱で最も重かったのは誰ですか?
武蔵丸の237キロです。次いで曙の235キロ、大乃国の203キロ。200キロを超えるのはこの3人です。

Q. 横綱の平均体重はどれくらいですか?
筆者の調査では、明治・大正の東京横綱の平均は127.1キロ、昭和59年の幕内全体の平均は129キロ。現代の横綱は多くが150〜180キロ台で、曙・武蔵丸は230キロを超えます。

Q. 軽量だった横綱は誰ですか?
栃木山の103キロ、初代若乃花の108キロ、栃ノ海の110キロなどです。昭和戦前は入幕力士の35%以上が100キロ未満でした。

Q. 重量級時代はいつから始まったのですか?
筆者は隆の里(159キロ)からと読み解いています。ただし隆の里自身は、127キロの千代の富士との優勝争いが目立ちました。

Q. 横綱以外も含めて、いちばん重い力士は誰ですか?
当サイトが記事本文で記録した範囲では、歴代横綱で最重量は武蔵丸の237キロ。現役・幕内では2024年11月場所の湘南乃海192キロが最重量でした。なお小錦・把瑠都など「歴代最重量」で語られる力士は、当サイト本文に確かな体重数値の記載がないため、ここでは数字を断定しません。

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この記事を書いた人

相撲専属フリーライター・写真家。ペンネーム電光力。日本経済新聞社の記者を15年務め、日経HRの編集者を経て独立。2014年から大相撲ブログ「土俵の目撃者」を運営し、毎場所ほぼ全ての本場所を取材、土俵際から自ら撮影。撮影したリングサイド写真は9万枚を超える。にほんブログ村「相撲・大相撲」カテゴリ ランキング1位。

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