白鵬

徳勝龍の土俵人生2

2020/2/6    , ,

2011年十一月場所、晴れて十両入りした徳勝 龍。新十両の場所は10勝5敗の好成績を残し た。現役の関取では勢、旭秀鵬と対戦して いる。しかし、翌場所は肘のケガのため、 2勝13敗でで幕下落ちとなって ...

徳勝龍の土俵人生1

2020/2/5    ,

一月場所、徳勝龍は思いがけない優勝を達成 した。正直徳勝龍に注目していた相撲ファン は、それほど多くいなかったのではないだ ろうか。だから、徳勝龍はどんな力士か把握 できていなかったのでは、と想像する ...

2020年白鵬が語る白鵬杯

2020/2/3    ,

令和に入り、初めての白鵬杯が2月2日開催 された。この日は大阪場所のチケット発売日 と重なり、あわただしいスケジュールであっ たが、駆けつけた。白鵬杯は手荷物検査が ある。また流行のコロナウィルスから ...

2020年大阪場所チケット事情

2020/2/2    , ,

一月場所が済んで1週間しか経っていないが、 早くも大阪場所の前売りが始まった。大阪府 立体育館(エディオンアリーナ大阪)の収容 人数は7500人弱である。東京場所の国技館 から見るとけっこう差がある。 ...

豪風引退大相撲レポート

2020/2/1    

豪風引退大相撲、正式には豪風引退押尾川襲名披露大相撲が行われた。開場は11時。筆者は10時40分頃国技館に着いたが、多くのお客さんであふれかえっていた。入場するとエントランスに入る手前で豪風がサインや ...

引退豪栄道!大相撲に残した爪跡2

2020/1/30    ,

1月29日豪栄道の引退記者会見がおこなわ れた。「自分のなかではやりきった気持ちは ある。今は満足している」、「自分は横綱に あがれなかったので、横綱を育ててみたい」 と語っていたことが印象的だった。 ...

引退豪栄道!大相撲に残した爪跡1

2020/1/29    ,

一月場所、カド番で5勝10敗と大敗した豪栄 道の去就が注目されていた。これ以上相撲を 取り続けるのは無理、と思う反面三月場所は 地元大阪だからそこまでは現役でやるかもし れない、という2つのケースが考 ...

2020年一月場所総評

2020/1/27    , ,

★両横綱の休場に関して 白鵬、鶴竜とも衰えを感じる負け方だった。 それだけに今回の休場は今までの休場と意味 が異なる。再び強い白鵬、鶴竜が復活するか どうかわからないほどの危うい負け方だった。 白鵬も ...

■初 千秋楽 優勝を解くカギは直接対決を制する者

2020/1/26    ,

千秋楽を迎え、優勝圏内は1敗徳勝龍、2敗 正代である。いずれも平幕力士という寂しさ は否めない。大関貴景勝、関脇朝乃山には 優勝を争うだけの底力がなかったことをはか らずも証明してしまった。結局白鵬・ ...

■初 12日目 優勝戦線に変化あり

2020/1/23    , ,

優勝戦線に変化があった。まず、ささやか ながら1敗徳勝龍と2敗輝の直接対戦がよう やく実現した。輝が果敢に攻めたてるも、 徳勝龍必殺の土俵際の突き落としが豪快に 決まった。徳勝龍は1敗を守り、輝は3敗 ...

■初 4日目新旧交代の新に核なし

2020/1/15    

連敗白鵬が早々と休場した。負け方はもろ かった。晩年とあって相撲はせいいっぱい。 2敗から巻き返す実力も気力もなかった。 休場はやむなし。 2敗鶴竜は出場したからといって安泰とは いかない。相撲内容は ...

■初 3日目 横綱・大関崩壊の危機

2020/1/14    ,

2日目で、横綱・大関から全勝が消えた日。 立て直しをはかれる者はいるのか。と書いた。 その答は意外にも早くやってきた。 鶴竜の引きは負けを呼ぶ。北勝富士相手に それを地でいった。単に2敗というより、相 ...

■初 2日目横綱・大関の負けぬ日はなし大相撲

2020/1/13    ,

横綱の負けぬ日はなし大相撲!十一月場所の 白鵬対遠藤戦は流血の惨事となった。白鵬の 肘かち上げが遠藤の鼻を直撃した結果起きた 一番だった。遠藤はどう工夫し白鵬戦のリベ ンジを果たすのか。これがこの一番 ...

大相撲初日前日見聞録

2020/1/11    

東京場所の初日前日は色々な行事が行われる。 相撲ファンが当然集まる。そこでは様々な声 が聞かれた。まず、石浦が出場停止になら なかったのは公平性からみると不公平である、 という意見を聞いた。自ら出場停 ...

2020年一月横綱・大関に挑む11人のサムライ

2020/1/10    ,

2横綱・2大関が出場する一月場所が始ま らんとしている。休場は幕内上位の琴勇輝で ある。年明け稽古場で殴り合いをした石浦は、 1ヶ月の報酬減額とけん責で、出場停止まで は、いかなかった。昨年は横綱・大 ...

一月場所・今年、記録は続く?

2020/1/9    ,

一月場所、16場所連続関脇小結連続在位記録 を続けていた御嶽海の記録はストップした。 しかし、まだ続いている記録がある。2020年 一月場所及び今年は記録に変化があるのだ ろうか。 ★一月場所、琴奨菊 ...

大関豪栄道のカモと苦手

2020/1/8    ,

大関豪栄道は今度の一月場所で大関33場所目 を迎える。昨年は大関がカド番から降格する ケースが目立った。豪栄道は今度のカド番が 9度目である。けっこうな数字である。先場 所はケガで1勝もできずに休場に ...

次の大関は誰か2017年版→2020年版

2020/1/7    ,

次の大関は誰か。実はこのテーマ、2017年 時点では、次のように書いている。 御嶽海、貴景勝、阿武咲、北勝富士が有力 候補である。これに30歳は超えているが、 若々しい相撲を取る玉鷲を入れた5人のなか ...

大栄翔の小結までの出世街道

2020/1/6    ,

一月場所番付、新たに小結になった力士が 大栄翔である。着実に力をつけていたが、 ついに小結まで到達した。昨年の十一月場所 は優勝白鵬に唯一の黒星を与え、殊勲賞に 輝いた。大栄翔はここまでどんな力士人生 ...

阿炎実力評価の変遷

2020/1/5    

阿炎は今年の一月場所で4場所連続小結在位 である。大関から関脇に降格する力士にさえ ぎられて関脇昇進を阻まれているが、三役に 定着してきた。上位と対戦しても遜色ない力 を発揮してきたといえる。阿炎は入 ...

今年はどうなる!引退

2020/1/4    ,

昨年(2019年)は関取の引退が目立った。 稀勢の里 32歳 豪風   39歳 安美錦  41歳 嘉風   37歳 これだけではない。他に引退勧告という特殊 ケースの貴ノ富士がいる。幕下以下で引退を ...

決まり手新分類6

2020/1/3    ,

足の裏以外を土俵につける技10分類のうち 捻り技に目をむけていこう。 ■投げ技 ■足技 ■足取り技 ■捻り技 上手捻り 下手捻り 肩透かし 腕捻り 外無双 内無双 合掌捻り 徳利投げ 首捻り 小手捻り ...

今年はどうなる!横綱・大関リーグ戦

2020/1/2    ,

昨年(2019年)ほど横綱・大関リーグ戦が 乏しかった年はなかった。不戦勝不戦敗を 別にして、実際土俵でおこなわれた横綱・ 大関リーグ戦の番数は次のようになった。 一月 3横綱3大関…1番 三月 2横 ...

三役までの所要場所数番付

2019/12/30    ,

2020年一月場所の番付で大栄翔が新小結に 昇進した。新入幕から26場所を要しての三役 であった。力士は入幕したとき、次の目標と なるのが三役である。そこで新入幕の場所 からどれくらいの場所数を要して ...

架空年間三賞

2019/12/29    

スポーツ報知の年間最優秀力士に白鵬が選ば れた。中日スポーツの年間最優秀新人賞は、 炎鵬に決定した。両力士は一月場所の初日、 土俵で表彰される。うっかり席をはずして 売店やトイレに立って、2人の表彰を ...

来年はどうなる!新横綱・新大関は誕生するか

2019/12/28    ,

新横綱誕生ほど相撲ファンをわかす話題は ない。稀勢の里が横綱になったのは、2017年 一月場所後であった。それからまもなく3年 になろうとしている。しかし、横綱誕生は 気配さえ感じさせない。そのため白 ...

2020年一月場所番付あれこれ

2019/12/24    , , ,

1年始めの一月場所の番付が発表された。 通常なら番付は30日発表だが、年末という 事情から6日早くなった。特別難しい箇所は なく、ほぼ予想通りの番付になった。とは いえ、先場所多くの休場者を出した爪跡 ...

2019年大相撲10大ニュース6位・5位

2019/12/19    ,

■6位 大波乱!平幕朝乃山が初優勝 五月場所、横綱白鵬全休、新大関貴景勝途中 休場、大関豪栄道・高安前半で3敗と早々と 優勝圏内から遠ざかっていった。そんななか、 場所前、予想していなかった前頭8枚目 ...

決まり手新分類2

2019/12/18    ,

足の裏以外を土俵につける技に目をむけて いこう。こちらは次の10に分類した。 ■投げ技 ■足技 ■足取り技 ■捻り技 ■後ろからの技 ■落とす技 ■腕攻め ■反り技 ■複合技 ■ほか 決まり手によって ...

2019年大相撲10大ニュース8位・7位

2019/12/17    ,

■8位 ベテラン豪風、安美錦、嘉風 相次いで引退 豪風  一月場所引退。39歳。押尾川襲名。幕下15枚 目格付出でスタートし、十両12場所、幕内 86場所務める。そのうち関脇1場所、小結 2場所在位。 ...

2019年大相撲10大ニュース10位・9位

2019/12/16    ,

■10位 井筒(元逆鉾)急死!鶴竜、元霧島 の陸奥部屋へ移籍。+東関(元潮丸)死去 元逆鉾の井筒親方が九月場所九日目、亡く なられた。場所前から体調が悪く、入院して いたという。原因はすい臓がんとみら ...

2019年大相撲10大ニュース 前文

2019/12/15    

今年は重大ニュースが特に大きく際立った モノはなかった。といってもつぶさに振り 返るとそれなりにニュースはあった。土俵上 だけでなく、土俵外にもあった。まったく 予期しないニュースも飛び込んできた。 ...

決まり手新分類1

2019/12/14    ,

相撲は土俵外に相手を出すか、足の裏以外を 土につければいい競技である。誰の目にも 明確である。剣道の一本は素人目にはわかっ たようでわからない。レスリングは相手の 両肩をつければ勝ちだが、そこまでいか ...

優勝請負人の優勝ペース

2019/12/11    

白鵬が十一月場所で43回目の優勝を達成した。 これまで40回超えはいなく、白鵬ただ一人で ある。大鵬に実に11回の差をつけた。もっと も晩年の白鵬の相撲は肘打ち式かちあげで、 必ずしも歓迎されていない ...

優勝回数物語2横綱最終優勝年齢番付付き

2019/12/9    

戦後、昭和22年夏場所から優勝決定戦制度が 開始された。また、昭和24年から年3場所制 になった。戦後の混乱期で一定の会場をもた なかったが、昭和25年から蔵前仮設国技館で 興行するようになった。年3 ...

優勝回数物語1

2019/12/8    

白鵬が十一月場所で43回目の優勝を成し遂げ た。大鵬の優勝回数を上回ること実に11回。 まさしく前人未到の域に入り、絶後の数字に ならんとしている。これまで最多優勝回数は どのような歴史的流れで進んで ...

2020年一月場所チケット事情

2019/12/7    ,

十一月場所のチケットは、即日完売は限られ、 場所開始直前まで13日目以外の平日は販売 されていた。だが、人口ナンバー1東京都、 ナンバー2神奈川県、さらに福岡県より人口 が多い埼玉県、千葉県を抱える東 ...

十一月場所 朝乃山15番勝負2

2019/12/4    

9日目 大栄翔戦 めきめき力をつけてきた突き押しの大栄翔。 朝乃山考えて立ち合いかちあげ。大栄翔 突っ張りにいくが、あてがい左から引き込み、 次の瞬間落ち着いてはたき込んだ。朝乃山の 工夫が見られた一 ...

横綱皆勤率番付

2019/12/3    

30代半が近いせいか、白鵬、鶴竜の皆勤が ままならない状態である。今年(2019年)に 限っても、白鵬・鶴竜ともに半分の3場所 しか皆勤していない。これまで横綱は負けが 込むと、休場は常套手段になって ...

今後も続く混迷の時代

2019/12/2    

今年(2019年)の年間最多勝は朝乃山に決ま った。成績は55勝35敗であった。小結では初 ということであるが、これは朝乃山の責任 ではない。横綱・大関の休場の多さから来て いる。これで50勝台の年間 ...

十一月場所 朝乃山15番勝負1

2019/12/1    

十一月場所、一段と強さと成長を見せた力士 が朝乃山であった。その結果一躍大関候補に 浮上してきた。そんな朝乃山の相撲を写真と ともにふり返ってみよう。 初日 横綱鶴竜戦 鶴竜突然の休場で不戦勝スタート ...

横綱審議委員に欠けるモノ

2019/11/30    

横綱審議委員会が場所後、優勝白鵬を評価 しつつも、かちあげ、張りさしを横綱にふさ わしくないとして注文をつけた。しかし、 協会はこれを一蹴したようである。以前にも にたようなことがあったが、効力はなか ...

ここ3年の横綱・大関の休場率

2019/11/28    ,

十一月場所の横綱・大関リーグ戦は千秋楽 結びの一番、白鵬対貴景勝戦の一番のみで あった。こんなに寂しい取組があろうか。 実は、これは十一月場所に限ったことでは ない。一月場所は土俵でおこなわれた横綱・ ...

2019年 年間最多勝最終形

2019/11/26    

十一月場所を終了したことで今年1年間の 成績が確定した。九月場所までは御嶽海と 阿炎が45勝で最多勝に並んでいた。それを 朝乃山が1差で追走していた。すべて関脇 以下である。横綱・大関が、いかに休場が ...

■福岡千秋楽 遠い世代交代

2019/11/24    

相撲界に世代交代がきている、と言う方がいる。晩年白鵬対若手大関貴景勝の対戦は今場所唯一の横綱・大関リーグ戦である。 絶対的強さが影を落としている白鵬。ここへきて調子を上げてきた。一方貴景勝は1横綱・2 ...

■福岡14日目 千秋楽へ!戦いは終わらない

2019/11/23    

万全の強さではないにしても、調子を上げてきた白鵬。一方むらっ気の相撲で7敗の窮地に追い詰められた御嶽海。勝負はこう展開した。白鵬が立ち合い鋭くぶつかると御嶽海を圧倒。すぐさま刈るような外掛けに御嶽海は ...

■福岡13日目 明暗を分けた白鵬と御嶽海

2019/11/22    

各段の6戦全勝同士が激突する13日目。その中の幕下で元大関照ノ富士の優勝が決まった。先場所は7番相撲で優勝を逃していた。だが、今場所は對馬洋に苦戦したが、辛抱して勝利した。幕下10枚目の全勝だけに十両 ...

■福岡12日目 忘れられた相撲は下半身で取るの教え

2019/11/21    

優勝戦線に動きがあった。2敗朝乃山がぱっとしない御嶽海の出足相撲に屈して3敗に後退した。まさにまさかの展開である。そもそもこの対戦は千秋楽と読んでいた。読み違いは勝敗にまで及んでしまった。 白鵬は右四 ...

■福岡11日目 場所の行方

2019/11/20    

11日目が終わった時点で場所の行方を書くのは異例である。それだけ読めない場所だっとも言える。 白鵬は繰り上げ対戦者竜電を問題にしなかった。朝乃山も宝富士を退けた。優勝は1敗白鵬と2敗朝乃山に絞られてき ...

■福岡10日目 絞られた見どころ

2019/11/19    

5時間半かけて福岡入りした。幕内の取組に思わずエキサイトする場面は少なかった。ただ、淡々と消化していく。そんなそっけなさを感じざるを得なかった。 大関を目指す御嶽海が力なく竜電に敗れる姿。それはもう大 ...

■福岡9日目 白鵬と朝乃山の優勝争いはどこまで続く

2019/11/18    

2横綱3大関がたちまち1横綱1大関へと 激変した十一月場所。取組的には貴景勝対 北勝富士が今日の好取組である。貴景勝は 北勝富士に対し激しく突き押し、ときには ゆさぶり、最後は突き落としで決めた。北勝 ...

■福岡8日目 場所の崩壊?

2019/11/17    

場所入りして土俵入りまでした高安が、後半 戦において突如休場を表明したのには驚か された。どうも腰痛で歩けないとのことで ある。極めて珍しい考えられないケースで ある。高安は今場所カド番であり、これで ...

■福岡7日目 7日目の珍事及び横綱候補ゼロ危機

2019/11/16    ,

気力と闘志を欠いていた連敗三羽烏高安、 貴景勝、御嶽海がそろって連敗を脱出した。 七日目は気力・闘志を感じさせた。御嶽海は 琴勇輝を相手に前に出る攻撃相撲で退けた。 高安は突き押しが鋭い玉鷲相手に押し ...

■福岡4日目 御嶽海・高安の敗戦を考察

2019/11/13    

大関を目指す御嶽海は平幕大栄翔にもろざし に入られ、こらえる間もなくあっさり土俵を 割った。この敗戦で早くも2敗となった。 大関を目指す者が平幕に負けていては先行き が怪しくなる。優勝した2018年七 ...

■福岡3日目 朝乃山を退けた白鵬の頭脳作戦

2019/11/12    

3日目から友風が休場した。それも長期化 しそうな師匠の談話である。休場者は止まる ことを知らない。これが毎場所繰り返される のだから、たまらない。休場に関して無為 無策を続けるなら、毎場所同じことが繰 ...

■福岡2日目 本命なき場所が表面化

2019/11/11    ,

2日目、豪栄道が休場した。十両一山本も 同様である。休場の連鎖で早くも関取4人目 である。この流れではまだありそうな予感が する。体重過多を医学的、科学的に真剣に 考えないと、大相撲のけが人続出は今後 ...

■福岡初日 白鵬、危険な相手北勝富士を粉砕

2019/11/10    

横綱鶴竜が初日突然休場した。前日までその 気配はまったくなかっただけに意外であった。 これで鶴竜の2019年の休場率は37%になった。 ここ3年では43%に上がってしまった。1年 に直すと休場日数は約 ...

2019年十一月場所の視点

2019/11/9    ,

10日から今年最後の本場所が始まる。十一月 場所の視点は何か。何を注視して観戦すべき か、改めて見ていこう。 <福岡国際センター> ★幕内・十両の休場者多数に歯止めはあるのか ここ1年、これでもかとい ...

横綱・大関に挑む10人のサムライ

2019/11/8    ,

2横綱・3大関が出場する十一月場所が始ま る。今年は休場が目立っただけに千秋楽まで 取れるかどうか懸念はある。横綱・大関に 挑む関脇以下は上位に休場がなければ、東 前頭3枚目の宝富士までである。関脇か ...

御嶽海の15日間を推測する2

2019/11/7    ,

<御嶽海> ここからは対戦成績で負け越しの力士が5人 登場する。 ▼対小結その2 御嶽海6(××○●○○)4遠藤 対戦成績は拮抗している。遠藤のうまさは 四つになってこそ発揮される。御嶽海はそれ を封 ...

休場が気になる両横綱

2019/11/4    

横綱というと、優勝争いをひっぱり、最終的 に優勝してしまう特別な存在である。ところ が現在の鶴竜・白鵬の両横綱はそこまでいっ ていない。実に休場が多いのである。先場所 の九月場所、白鵬は初日北勝富士に ...

大関優勝あれこれ

2019/11/3    ,

大関の優勝がとだえて久しい。平成29年一月 場所の稀勢の里が最後の大関優勝となって いる。優勝制度が協会制定となったのは大正 15年からである。先場所の御嶽海優勝まで 461場所経過した。そのうち大関 ...

2010年の事件簿

2019/10/27    ,

暴行問題は拓郎さんで終了と思いたいところだが、そうは言い切れないところに苦悩がある。しかし、暴力団との関係断絶は果たせたと見て間違いないようである。しかし、この問題も古くからの癒着で、特に問題となって ...

続 記録からみた優勝決定戦

2019/10/25    

九月場所、関脇御嶽海対関脇貴景勝の優勝 決定戦は78回目であった。御嶽海は優勝決定 戦で関脇として8人目の優勝を飾った。優勝 決定戦で関脇優勝したのは以下である。 増位山 朝汐 佐田の山 長谷川 千代 ...

記録からみた優勝決定戦

2019/10/24    

九月場所は関脇御嶽海と関脇貴景勝の間で 優勝決定戦がおこなわれた。その結果御嶽海 が2回目の優勝を達成した。関脇同士の優勝 決定戦は史上初であった。平成24年は五月 場所では、史上初の平幕同士の優勝決 ...

神風が見た強豪ベスト10をほかと比較

2019/10/22    

相撲解説者神風さんはあまり知られていない が、この目で見た強豪ベスト10をあげている。 対象は玉錦から千代の富士までである。ただ し、千代の富士はまだ現役であり、神風さん が発表した時点では昭和62年 ...

横綱大関

2019/10/16    

九月場所優勝した御嶽海は、十一月場所大関 を目指すという。近年大関昇進の目安は直近 3場所で33勝である。だとすると御嶽海が 大関に昇進するためには、十一月場所で12勝 3敗が求められることになる。と ...

5場所経過した2019年 年間最多勝レース

2019/10/2    ,

七月場所まで休場がありながら鶴竜と白鵬が 争っていた年間最多勝レースは、5場所経過 して、どのように変化したか。九月場所は、 横綱・大関が3人休場した。これがどのよう な影響を与えたか。5場所までの経 ...

大盛況の中、稀勢の里髷との別れの日

2019/9/30    

それは一通のメールで始まった。稀勢の里の 引退相撲が大行列だというのだ。大勢の人が 入り口に集中しているのか。と思っていたが、 そうではなかった。入場しようとする方が 長蛇の列をつくっていたのだ。それ ...

里山引退相撲レポート

2019/9/29    

里山の引退相撲が国技館でおこなわれた。 学生出身だけに母校の各学生が国技館をいく らか占めた。9月28日、里山引退相撲の様子 を追ってみよう。 <ファンに対応する里山> エントランス前には里山がファン ...

2019年九月場所総評

2019/9/23    ,

★両横綱をはじめ休場者が多数出た。 休場者及び出場停止者は9人に及んだ。 鶴竜(途中休場) 白鵬(途中休場) 高安(全休) 逸ノ城(途中休場) 妙義龍(途中休場後再出場) 豊ノ島(途中休場) 嘉風(初 ...

■秋14日目 あってもいい幕内2部優勝

2019/9/21    ,

もはや、白鵬・鶴竜・高安不在のなかで低 レベルの優勝争いを語るのは、気が進まない。 だが、触れないわけにはいかない。まず新 入幕の剣翔。にわかに浮上しただけに当然 上位好調組との対戦は皆無である。この ...

■秋13日目 今後もおこりえる混乱場所

2019/9/20    ,

貴景勝が、対戦成績で負け越している力士の 一人が豪栄道である。貴景勝対豪栄道、結び の一番は思いがけない展開となった。貴景勝 低くあたりにいくところ、豪栄道は左上手を 取ってすぐさま投げにいって、勝負 ...

■秋5日目この2番!貴景勝対北勝富士・鶴竜対朝乃山

2019/9/12    ,

貴景勝が対戦圏内で、対戦成績で負け越して いる力士は、鶴竜、豪栄道、御嶽海の3人 だけである。白鵬、高安は休場だから除外 される。それでも北勝富士は、あなどれない 相手である。押し相撲は押されると弱い ...

■秋3日目 高安・白鵬の休場がもたらしたモノ

2019/9/10    ,

鶴竜が立ち合いから果敢に碧山を攻め、機を 見てはたき込んだ。鶴竜の相撲は安定して いる。ここまでは優勝を争える第一候補で ある。それでは第二候補はというと、白鵬が 休場したため、該当する力士が見当たら ...

■秋2日目 明暗を分けた気になる3力士

2019/9/9    

初日取っただけで白鵬が休場してしまった。 これにはさすがにあっけにとられた。かつて は超人白鵬といっていたが、いまは生身の 人間に戻ってしまった。今年にはいって3度 目の休場である。限界が近づいている ...

■秋初日 気になる負け方・勝ち方

2019/9/8    

パワー相撲のあたり、一気の出足ほど危険な モノはない。初日の取組で白鵬の対戦相手が 一番難しい。その相手は北勝富士である。 白鵬張り差しにいくも、脇があいたところを 北勝富士が右差しを深くさす。白鵬、 ...

2019年九月場所の視点

2019/9/7    ,

このところ引退ラッシュである。九月場所後 には元里山、元稀勢の里の引退相撲がある。 一月場所後には元豪風の引退相撲がおこなわ れる。元豪風は今日7日相撲塾で、体重減の 近況、入門のいきさつや隠岐の海と ...

2019年九月横綱・大関に挑む11人のサムライ

2019/9/6    

2横綱3大関が勢ぞろいする、とはいかなか った。高安が初日から休場することになった。 残った横綱・大関も、千秋楽まで取りきるか は、わからない。横綱・大関に挑む力士は 前頭西4枚目正代までである。ただ ...

御嶽海のとてつもない記録の予感

2019/9/4    

御嶽海は九月場所を東関脇で迎える。これで 16場所連続関脇・小結在位場所数を続けていることになる。スタートは2017年三月場所である。本来御嶽海は大関を目指していただきたいのだが、初優勝以降いっこうに ...

千代の富士との比較でみる30歳以降の白鵬

2019/9/2    

年6場所時代の大横綱は30歳をすぎたら引退 が近かった。大鵬は30歳以降6場所しか務め ていない。北の湖は11場所である。例外は 千代の富士で36場所務めている。白鵬は数々 の大記録をうちたてた。ここ ...

2019年九月場所前稽古総見見聞記

2019/8/31    ,

本来五月場所前に行われる公開稽古総見は、 10連休の前に実施の延期を余儀なくされた。 それが九月場所前の今日8月31日に実施され た。今回も5時半に国技館に着いた。櫓より 前の位置に並んだ。4列に並び ...

鶴竜をめぐる優勝記録

2019/8/30    

七月場所、6回目の優勝を飾った鶴竜。以前 熱狂的な鶴竜ファンと5回は優勝しときたい と話したことがあったが、それを上まわった ことになる。本人はさらに2ケタ優勝を目指 すようだが、それは容易ではない気 ...

通算最多勝利に挑んだ魁皇の苦闘

2019/8/24    ,

今から8年前の平成23年七月場所、千代の 富士の通算最多勝利1045勝に挑んだ力士が いた。大関魁皇である。先場所まで1044勝で 記録の更新は確実と思われた。ところがふた をあけると大苦戦が待ち受け ...

幻の5横綱

2019/8/20    

4横綱はそれなりにある。最近では稀勢の里 が横綱に昇進して、白鵬、日馬富士、鶴竜、 稀勢の里の4横綱時代があった。日馬富士の 引退で4横綱時代は終焉を迎えた。さらに 稀勢の里の引退で現在は2横綱である ...

鶴竜と白鵬のこれから

2019/8/7    

七月場所は久々に横綱同士で優勝を争った。 鶴竜が白鵬との直接対決を制し、6回目の 優勝を飾った。白鵬は次点に終わった。七月 場所は両横綱健在を示した場所と言える。 ただ、これが、今後も続くかというとい ...

炎鵬は舞の海を越えられるか

2019/8/4    

五月場所、新入幕炎鵬は7勝2敗から6連敗 して負け越した。千秋楽は松鳳山と大熱戦を 展開したが、もう一歩及ばず、負け越して しまった。歴史は繰り返すのか。七月場所の 炎鵬は7勝3敗から3連敗した。14 ...

かつてあった6大関時代

2019/8/2    

5大関でも多いのに、大相撲史上6大関が 誕生した時期がある。平成24年五月場所から 3場所である。その前場所の三月場所は把瑠 都、日馬富士、稀勢の里、琴奨菊、琴欧洲の 5大関だった。この場所、優勝決定 ...

横綱誕生の間隔2

2019/8/1    

横綱が実質地位化した常陸山以降、横綱誕生 が5年以上空いたことが3度ある。最初は 玉錦が横綱でデビューするまでである。6年 経っていた。玉錦の前の横綱は常ノ花なので、 常ノ花の横綱誕生から6年かという ...

御嶽海の大関を阻むモノ

2019/7/28    ,

御嶽海は2年連続七月場所優勝と意気込んで いたにもかかわらず、また、4大関が休場 したにもかかわらず、9勝6敗に終わった。 これで優勝した昨年の七月場所後6場所連続 1ケタ勝利に終わっている。つまり、 ...

4場所経過した2019年年間最多勝レース

2019/7/26    ,

七月場所が終了し、今年4場所が早くも終了 したことになる。年間最多勝レースはどの ように変化したか。その経過をまとめてみた。 それが以下である。なお、対象は4場所幕内 に在位した力士とさせていただき、 ...

2019年七月場所総評

2019/7/25    

★十両以上に休場力士が7人出たが 相変わらず多い。北の湖理事長が公傷制度を 廃止したのは、毎場所必ず公傷休場力士が 出たからである。だが、毎場所けっこう休場 力士を出すのなら、公傷制度を復活させても ...

■名古屋千秋楽 手堅かった鶴竜の優勝

2019/7/24    ,

これより三役は異例だった。関脇玉鷲をさし おいて小結阿炎がはいった。阿炎対琴奨菊は 7勝7敗同士なので取組的興味では上だが、 番付では玉鷲が上である。やすやすと取組順 を崩してほしくない。それにしても ...

■名古屋14日目 白鵬の敗戦が意味するモノ

2019/7/24    

14日目に横綱対平幕戦がおこなわれた。白鵬 対琴奨菊戦である。白鵬にとって取り易い 相手であった。これまでの対戦では、琴奨菊 の出足を止めると投げでころがすパターンが 多かった。ところが、この日は琴奨 ...

■名古屋13日目 終盤の波乱

2019/7/23    

取組は谷間。横綱対平幕である。鶴竜対関脇 玉鷲戦は回避されたことになる。玉鷲の成績 が上がらないのが理由だろうが、それなら 早めに対戦させるべきであった。白鵬は妙義 龍戦である。対戦相手としては妙義龍 ...

■名古屋12日目 連続写真で見る2横綱の相撲

2019/7/23    

全勝できた鶴竜は、千代大龍の挑戦を受けた。 今の鶴竜はパワー相撲に対する不安を少しも 感じさせない。 相撲は裾払いで、鶴竜が千代大龍を一蹴した。 1敗白鵬は関脇以下最強の御嶽海との対戦を 迎えた。 相 ...

■名古屋11日目 そして大関は誰もいなくなった

2019/7/22    ,

8勝を待っていたかのように大関高安が休場 した。これで4大関全員が休場という異常 事態に陥ってしまった。13日目に組まれると 思っていた高安対白鵬戦が11日目に組まれる という皮肉な結果になってしまっ ...

■名古屋10日目 横綱・大関の手薄は近未来の姿

2019/7/22    

白鵬から金星を獲得して、意気上がる逸ノ城。 だが、この日の対戦相手鶴竜は落ち着いて いた。巨体逸ノ城に対し、後退するどころか 逆に出て、まわしをがっちりつかむと勝負は 決まった。逸ノ城は後退すると実に ...

【7月21日】初優勝から2回目の優勝への間隔1

2019/7/16    

大正15年から始まった優勝制度は99人の優勝 力士を誕生させた。47人が初優勝で終わって いるとこれまで書いて来た。そのなかには 栃ノ心、御嶽海、貴景勝、玉鷲、朝乃山も 含まれている。逆にいうと52人 ...

【7月16日】2019年七月場所の行方

2019/7/15    

9日目を終了して全勝鶴竜、1敗白鵬、優勝 は両横綱に絞られた。大関高安が2敗で続い ているが、追いかける展開では少し苦しい。 平幕の2敗力士妙義龍、友風、照強はこの ままいけるだけの力量はまだない。で ...

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