■8位 ベテラン豪風、安美錦、嘉風
相次いで引退
豪風
一月場所引退。39歳。押尾川襲名。幕下15枚
目格付出でスタートし、十両12場所、幕内
86場所務める。そのうち関脇1場所、小結
2場所在位。三賞は敢闘賞を2回受賞して
いる。幕下は2場所だから98%は関取生活
だった。豪風といえばクイズになるほど一本
背負いを2度幕内で成功させている。最初は
2004年五月場所金開山に、2度目は2017年
一月場所魁聖に決めている。本人は「相手に
後ろをみせているのだから、いい相撲とは
いえない」と謙虚に語っていた。
安美錦
七月場所引退。40歳。安治川襲名。十両21場
所、幕内在位97場所務める。そのうち関脇
6場所、小結9場所在位。三賞は殊勲賞4回、
敢闘賞2回、技能賞6回受賞している。技能
派ではあるが、曲者でもあり、金星が8個
あり、大物食いであることがわかる。得意
四つは右四つだが、寄りは意外と少ない。
前褌を取って頭をつけての出し投げを目指し
た相撲だが、結果的に多彩な決まり手になっ
た。膝のケガに泣かされ、次第に十分な相撲
が取れなくなっていった。
嘉風
九月場所引退。37歳。中村襲名。十両6場所、
幕内79場所務める。そのうち関脇4場所、
小結4場所在位。三賞は殊勲賞2回、敢闘賞
4回、技能賞4回受賞している。体は大きく
なかっただけに、スピードで取る相撲だった。
2015年九月場所、横綱白鵬から初勝利。のち
2017年十一月場所と翌一月場所、白鵬から
数少ない連勝力士となる。今年の6月から
膝のケガで手術をするも回復せず、やむなく
引退に踏み切った。
I氏が2位に、HR氏が6位に、A氏が7位
にあげている。
■7位大関降格栃ノ心、貴景勝、高安相次ぐ
三月場所、勝てば大関昇進を決定的にする
関脇貴景勝。カド番大関栃ノ心は7勝7敗。
この両者が千秋楽に激突した。相撲は一方的
になり押しの威力で貴景勝が勝利した。結果
的に大関入れかえ戦となった。
翌五月場所、関脇栃ノ心は力強い相撲で復活
するも、大関復帰の10勝目に苦しんでいた。
14日目横綱鶴竜から10勝目をあげ、ようやく
大関復帰を確定した。一方新大関貴景勝は
ケガで途中休場。再出場したものの負けると
再休場という醜態をさらした。
貴景勝は翌場所全休し、大関降格となった。
九月場所は関脇で12勝3敗での復帰を決めた。
復帰大関栃ノ心は七月場所、九月場所と連続
負け越しで再び関脇降格が決定した。そして、
この場所全休した大関高安が、十一月場所
カド番に立たされることになった。
十一月場所、カド番大関高安は、黒星先行の
苦しい戦いが続いていた。そんな時場所入り
したものの、腰痛で立てなくなり、途中休場
せざるを得なくなった。高安は大関の座を
あけわたした。
今年は大関降格がのべ4人と多くを数える
ことになった。
S氏が4位に、I氏が6位に、KW氏が7位
に、T氏・A氏が8位にあげている。
安美錦の引退相撲のチケットが届きました。
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よしなに
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