足の裏以外を土俵につける技10分類のうち
捻り技に目をむけていこう。
■投げ技
■足技
■足取り技
■捻り技
上手捻り
下手捻り
肩透かし
腕捻り
外無双
内無双
合掌捻り
徳利投げ
首捻り
小手捻り
頭捻り
大逆手
■後ろからの技
■落とす技
■腕攻め
■反り技
■複合技
■ほか
捻りは投げと逆方向の動きになる。右(左)
から投げると左(右)に相手を転がすが、
捻りは右(左)に体をねじって捻り倒す。
比較的よく見るのが上手捻り、下手捻り、
肩透かしである。肩透かしは右(左)下手で
相手の左(右)腕の付け根に腕をひっかける
ようにして体を右(左)に開いて左(右)手
で相手の左(右)肩をおさえて決める。
たまにみるのが腕捻り。これは相手と同じ
むきになって相手の腕をとって捻る技。ほか
に、外無双、内無双である。外無双は外側
から相手の足に手をかけて倒す技。内無双は
内側から相手の膝の裏側に手をかけ倒す技。
昭和27年秋場所、関脇栃錦が大関吉葉山の
昭和27年秋場所、関脇栃錦が大関吉葉山の
猛攻を内無双で防いだ。この場所栃錦は初優
勝している。
合掌捻り以降は、ほとんど見る機会が少ない。
こうした決まり手こそしっかり頭にいれよう。
合掌捻りは相手の背中で両手を組み、捻り
倒す技。実際にはそこまでやる意味合いが
うすく、別の攻め方になる。徳利投げは、
合掌捻りに含まれていた時期がある、文字
通り両手を合掌の形にして相手の顔をはさん
で捻り倒す技。残されると負けにつながる。
首捻りは片方の手で首をおさえ、もう一方の
手で相手の差し手をつかんで首をかかえた
手の方向に捻り倒す技。最近栃ノ心が使って
話題を読んだ。小手捻りは相手の腕を抱え、
抱えた方向に捻る技。頭捻り(ずぶねり)は
相手の胸に頭をつけ、腕を取って頭を軸に
捻る技。大逆手は肩越しにつかんだまわしを
そのままつかんだ方向に投げ捨てる。以前は
上手捻りととらえられていた。
(この項目続く)
寒さが増している気がします。
興味深いテーマをこれからもお届けします。
マーク2カ所をクリックして支援して
マーク2カ所をクリックして支援して
ください。
よしなに
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑