大相撲

今年はどうなる!引退

2020年1月4日

昨年(2019年)は関取の引退が目立った。

稀勢の里 32歳
豪風   39歳
安美錦  41歳
嘉風   37歳

これだけではない。他に引退勧告という特殊
ケースの貴ノ富士がいる。幕下以下で引退を
表明した元関取では天鎧鵬、出羽疾風、栃
飛龍、大喜鵬、誉富士がいる。一月場所の
番付に四股名を残している貴ノ岩は2018年
12月に引退を表明しているので、ここには
加えなかった。

191225力士会 432
<大喜鵬>

引退の主な原因は勝てなくなったことが大き
い。それは年齢的な力の衰えとかケガによる
ことが多い。今年はどうなるのか。

元大豊の荒汐部屋は3月末に親方が定年で
部屋持ちができなくなる事情がある。部屋を
継ぐのは蒼国来といわれている。だとしたら
蒼国来の引退は確定的になる。同様のケース
が、かつて佐渡ヶ嶽でもあった。今の佐渡ヶ
嶽の元琴ノ若は親方(元琴桜)の定年に伴っ
て引退している。
191225力士会 838
<蒼国来>

横綱は不成績なら引退しかなくなる。白鵬は
春に35歳になる。しかし、白鵬を脅かす力士
は存在しない。今年は3回優勝を口にした。
しかし、以前ほど相撲に余裕がなくなって
いる。ひとつ間違うと危うい。それでも、
休場をはさめば取れるという自信はあるよう
に映る。

鶴竜は夏に35歳になる。昨年は41勝19敗30休
で優勝は1回だった。勝率は6割8分3厘で
ある。これは1場所10.2勝に過ぎない。
白鵬が51勝10敗29休で勝率8割近くを残して
いる点で圧倒的差がついている。鶴竜は今年
優勝がないと危うい。
191107前夜祭 086
<鶴竜>

昨年は大関の降格が栃ノ心2度、貴景勝が
1度、高安の一月場所降格が決定している。
大関は2通りある。大関を落ちるときに引退
するか、落ちても取るかである。豪栄道は
一月場所をカド番で迎える。大関在位33場所
で実に9度目のカド番を迎えている。昨年の
成績は43勝27敗20休で力は着実に落ちてきて
いる。春には34歳を迎える。結論からいうと
豪栄道の引退は微妙である。
190922千秋楽幕内 1333
<豪栄道>

幕内最年長、1月に36歳になる琴奨菊は大丈
夫か。琴奨菊は一月場所13枚目まで番付を
落としている。元大関だけに、十両に落ちて
まで取るかがカギとなる。昨年は42勝48敗と
負け越している。予断を許さない。
191107前夜祭 356
<琴奨菊>

引退、それはどんな力士にもいつか必ず来る
宿命である。

熱い酒を飲んでいます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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