阿炎は今年の一月場所で4場所連続小結在位
である。大関から関脇に降格する力士にさえ
ぎられて関脇昇進を阻まれているが、三役に
定着してきた。上位と対戦しても遜色ない力
を発揮してきたといえる。阿炎は入幕までに
苦難があった。そのあたりは下記をクリック
して参照していただきたい。
<2018年5月 白鵬から金星>
ここでは入幕以降の阿炎について触れたい。
阿炎は入幕以降1度も十両に落ちていない。
2018年一月場所、新入幕でいきなり敢闘賞
を受賞している。3場所目の2018年五月場所
には早くも上位に番付を上げている。7勝
8敗と負け越しているが、白鵬から金星を
あげている。翌七月場所には鶴竜から金星を
あげている。
生きのいい突っ張り相撲だが、上位で勝ち
越すまでにはいっていなかった。いったん
後退を余儀なくされた。阿炎が強さを発揮し
始めたのは2019年からである。前頭10枚目
で10勝、前頭6枚目で8勝して再び上位に
チャレンジしてきた。
五月場所、10勝して再び敢闘賞を受賞した。
この場所朝乃山が平幕優勝しているが、惜し
くも対戦はなかった。七月場所は新小結と
なった。ここで5勝7敗と追い込まれながら、
最後3連勝して見事勝ち越した。ど根性阿炎
を見た。
ここから阿炎の本領発揮となった。九月場所
9勝、十一月場所9勝と上位4場所連続勝ち
越し中である。2019年は54勝36敗。横綱戦は
不戦勝だけの1勝4敗だが、大関戦は6勝
3敗の堂々たる成績である。実力者阿炎の
誕生である。関脇以下でトップクラスにはい
るところまで到達したのである。
阿炎は「今年は優勝したい」と発言した。
絶対的強者不在の時代、展開によっては大い
にあり得るかもしれない。そう思うほど阿炎
は着実に力をつけてきた。
すしと焼き鳥の日でした。
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よしなに
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