昨年(2019年)ほど横綱・大関リーグ戦が
乏しかった年はなかった。不戦勝不戦敗を
別にして、実際土俵でおこなわれた横綱・
大関リーグ戦の番数は次のようになった。
一月 3横綱3大関…1番
三月 2横綱3大関…10番
五月 2横綱3大関…2番
七月 2横綱4大関…1番
九月 2横綱3大関…1番
十一月2横綱3大関…1番
横綱・大関が全員皆勤したのは、三月場所
だけであった。あとは休場が影響して悲惨な
数字になった。五月場所は取組編成のまずさ
から豪栄道対高安の大関同士の一番が組まれ
なかった。九月場所は豪栄道と負け越し栃ノ
心の大関同士が千秋楽結びの一番になった。
これでは看板に偽りありである。
今の協会ご挨拶は小結以上が土俵に上がるが、
かつては横綱・大関だけが土俵に上がって
いた時期があった。横綱・大関はそれだけ
協会の看板であったわけである。それが踏襲
されていれば千秋楽のご挨拶は力士2人と
いう事態に陥っていた場所があったことに
なる。
今年の一月場所は2横綱2大関である。フル
に組まれても横綱・大関リーグ戦は6番で
ある。1人休場すると半減の3番になる。
今の横綱・大関は貴景勝を除くと横綱は34歳、
豪栄道は33歳である。1年間皆勤は難しい
状態である。
あるいは今年引退があってもおかしくない。
朝乃山が大関に昇進すれば少しは若返るが、
休場が減らない限り、横綱・大関リーグ戦の
減少に歯止めがかからない。本来横綱・大関
リーグ戦は優勝争いでなければならない。
あるいは優勝争いを脱落しても、優勝争う
力士を引きずりおろす期待がもたれる存在で
なくてはならない。
歴史は繰り返すというが、2020年は昨年の
二の舞は御免蒙りたい。
近所のスーパーは2日から業です。
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よしなに
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