大相撲

今年はどうなる!横綱・大関リーグ戦

2020年1月2日

昨年(2019年)ほど横綱・大関リーグ戦が
乏しかった年はなかった。不戦勝不戦敗を
別にして、実際土俵でおこなわれた横綱・
大関リーグ戦の番数は次のようになった。
一月 3横綱3大関…1番
三月 2横綱3大関…10番
五月 2横綱3大関…2番
七月 2横綱4大関…1番
九月 2横綱3大関…1番
十一月2横綱3大関…1番
190526千秋楽幕内 1256
<五月場所の横綱・大関リーグ戦2番のうちの
一番 豪栄道対鶴竜>

横綱・大関が全員皆勤したのは、三月場所
だけであった。あとは休場が影響して悲惨な
数字になった。五月場所は取組編成のまずさ
から豪栄道対高安の大関同士の一番が組まれ
なかった。九月場所は豪栄道と負け越し栃ノ
心の大関同士が千秋楽結びの一番になった。
これでは看板に偽りありである。
190922千秋楽幕内 1349
<九月場所唯一の横綱・大関リーグ戦 栃ノ心対豪栄道>

今の協会ご挨拶は小結以上が土俵に上がるが、
かつては横綱・大関だけが土俵に上がって
いた時期があった。横綱・大関はそれだけ
協会の看板であったわけである。それが踏襲
されていれば千秋楽のご挨拶は力士2人と
いう事態に陥っていた場所があったことに
なる。

今年の一月場所は2横綱2大関である。フル
に組まれても横綱・大関リーグ戦は6番で
ある。1人休場すると半減の3番になる。
今の横綱・大関は貴景勝を除くと横綱は34歳、
豪栄道は33歳である。1年間皆勤は難しい
状態である。
191124千秋楽幕内 1287
<十一月場所唯一の横綱・大関リーグ
戦 白鵬対貴景勝>

あるいは今年引退があってもおかしくない。
朝乃山が大関に昇進すれば少しは若返るが、
休場が減らない限り、横綱・大関リーグ戦の
減少に歯止めがかからない。本来横綱・大関
リーグ戦は優勝争いでなければならない。
あるいは優勝争いを脱落しても、優勝争う
力士を引きずりおろす期待がもたれる存在で
なくてはならない。

歴史は繰り返すというが、2020年は昨年の
二の舞は御免蒙りたい。

近所のスーパーは2日から業です。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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