大相撲

今年はどうなる!新関脇・新小結・新入幕

2020年1月1日

昨年(2019年)は新関脇に貴景勝、新小結に
北勝富士、阿炎、竜電、朝乃山の5人がなっ
た。今年の一月場所はすでに新関脇朝乃山、
新小結大栄翔が決定している。昨年は関脇・
小結はのべ26人である。それでいて新関脇・
新小結が、5人ということはわずか19%に
すぎない。実力者御嶽海のように6場所すべ
て小結・関脇という力士もいる。再小結・
再関脇もいる。意外と新小結・新関脇は簡単
でないことがわかる。

横綱・大関が7人いるときは、幕内上位は
ほとんど勝ち越せず、対戦圏外から9勝、
10勝の力士が三役にあがることがあった。
しかし、今は横綱・大関は4人である。しか
も全員が皆勤するとは限らない。となると
上位で勝ち越さない限り、三役は難しい状況
である。
191119十日目十両 1163
<阿炎>

一月場所の番付で小結が最高位の力士は8人
である。
松鳳山
阿炎
遠藤
阿武咲
北勝富士
千代大龍
竜電
大栄翔
昨年上位で勝ち越している力士は4人である。
阿炎
遠藤
北勝富士
大栄翔
新関脇の可能性は、この4力士が高い。特に
阿炎は小結で勝ち越しているにも関らず、
大関降格によって関脇があかず、小結に3度
据え置かれている。着実に力をつけている
大栄翔もあり得る。また、朝乃山が大関に
昇進するとチャンスが増えてくる。

一月場所の番付で三役未経験が次の力士で
ある。
明生
炎鵬
隆の勝
豊山
佐田の海
石浦
剣翔
千代丸
琴恵光
照強
志摩ノ海
東龍
霧馬山
徳勝隆
初上位で勝ち越しは容易ではない。ここ1年
で上位経験がある力士は明生、豊山である。
相撲ぶりから志摩ノ海に期待したい。人気者
炎鵬は舞の海の最高位小結をまず目指して
いただきたい。
191122十三日目十両 921
<炎鵬>

昨年の新入幕は以下である。
矢後
友風
照強
大翔鵬
炎鵬
貴源治
若隆景
今年の一月場所は霧馬山が新入幕である。
昨年の新入幕7力士のうち、現在も幕内
在位は照強、炎鵬の2名のみである。なか
にはケガで休場があり、受難な1年となっ
た力士がいる。一月場所の十両力士は28人。
そのうち幕内未経験力士は11人いる。幕内が
狙える位置にいる力士が琴ノ若と木崎海で
ある。若手のホープ琴勝峰、豊昇龍にも期待
したい。彼らは十両に長くいてはいけない
存在である。
191113四日目幕下 631
<琴ノ若>

番付に「新」がないとどうしても新鮮味に
欠ける。新しい力の台頭が相撲界に活力を
もたらす、そんな1年になってほしい。

謹賀新年

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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