大相撲

次の大関は誰か2017年版→2020年版

2020年1月7日

次の大関は誰か。実はこのテーマ、2017年
時点では、次のように書いている。
御嶽海、貴景勝、阿武咲、北勝富士が有力
候補である。これに30歳は超えているが、
若々しい相撲を取る玉鷲を入れた5人のなか
から次の大関が、出る可能性が高いと思わ
れる。
190512初日十両 1156
<貴景勝、大関最初の土俵入り>

あれから3年、実現したのは貴景勝のみで
ある。それだけではない。実力者御嶽海は
2度大関挑戦に失敗した。こうまでもろさを
露呈しては、今後は大関候補にあげにくく
なった。玉鷲は2019年に初優勝したが、そこ
までであった。それ以降は大関候補からはず
れていった。北勝富士はまだ可能性を残して
いる。

論外なのは阿武咲である。貴景勝とほぼ同じ
年齢なのに進歩が止まってしまった。昨年は
ただの1度も横綱・大関戦がないという情け
ない状況だった。阿武咲は死に物狂いで現状
打破をはからないと、埋もれたままで終わり
かねない。

さて、現代はどう変わったか。最有力大関
候補は朝乃山である。なんといっても10勝、
11勝と連続2ケタ勝利をあげている。相撲
内容も圧力をかける速攻相撲で長足の進歩を
とげている。豪栄道にはめっぽう強い。もう
一歩進んで優勝を争える力をつけていただき
たい。白鵬のかちあげ、張りさしに対抗する
ための工夫をみたい。
190913六日目幕内 801
<2019年9月 豪栄道を圧倒する朝乃山>

阿炎が上位で4場所連続上位勝ち越し中で
ある。何かきっかけがつかめると大化けする
可能性を秘めている。今年は初優勝したいと
口にした。その裏づけとなる猛稽古が不可欠
である。稽古をしないと威力は増さない。
取口が広がらない。相手の力を封じ込めない。
一皮むけた阿炎がみたい。
191119十日目幕内 941
<阿炎>

将来は琴ノ若、琴勝峰、豊昇龍、納谷、塚原
などの出世争いが見ものとなる時代がぜひ
きていただきたい。

外での奉納土俵入りは雨で別個所になりました。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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