令和の幕内・元幕内力士の引退事情|34場所で41人、協会に残った親方22人(2025年2月時点)

令和に入ってから引退した幕内・元幕内力士は41人、と田口 通廣は数えている(2025年2月・令和の34場所)。1場所に1.2人、1年で7.2人のペースで、協会に残って親方になったのは22人だった。

年ごとの人数(下の表)を足すと43人になり、本文の41人とは2人ずれる(原稿のまま)。2025年・2026年に引退した力士は、年ごとの一覧にまとめている。

▶ 2026年に引退した元幕内・元十両の力士は「2026年に引退した力士一覧」にまとめている(協会の発表・場所ごとに追記)。

▶ 2025年に引退した力士は「2025年の引退力士一覧」にまとめている(十両以上の7人と場所ごとの59人・協会の発表と田口の集計)。

目次

令和の幕内・元幕内力士の引退|年ごとの人数

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2025年一月場所、照ノ富士の突然の引退には驚かされた。その陰に隠れたが、元幕内の阿武咲も引退した。阿武咲は幕下で、場所前に引退した。

令和に入ってどのくらいのペースで幕内・元幕内力士が引退したのか、田口が調べた。

年引退した幕内・元幕内力士主な力士(田口が挙げた名前)
令和元年(4場所)6人安美錦、嘉風など
令和2年(5場所)9人豪栄道、栃煌山、琴奨菊など
令和3年6人鶴竜、白鵬など
令和4年5人魁聖、豊山など
令和5年7人栃ノ心、逸ノ城など
令和6年8人貴景勝、妙義龍、碧山など
令和7年(1場所)2人照ノ富士など
田口 通廣(2025年2月21日)。令和元年は4場所、令和2年は5場所、令和7年は一月場所の1場所だけ。人数を足すと43人で、本文の合計41人とは合わない(原稿のまま)。
安美錦の引退相撲
<安美錦の引退相撲>

引退のペース|田口の集計では34場所で41人、1場所1.2人

令和で引退した幕内・元幕内力士は41人に及んだ。令和は34場所だから、毎場所1.2人が引退していることになる。1年では7.2人である。

5年前の番付をみると、記事を書いた時点で22人が引退している。時の流れはいかんともしがたい、と田口は書いている。

協会に残った親方は22人(2025年2月時点)

借株もあるが、協会所属の親方は22人で、幕内・元幕内の引退力士の54%にあたる。部屋持ちの親方は次の6人である。

元の四股名年寄名(部屋持ち)
安美錦安治川
嘉風中村
豪栄道武隈
蒼国来荒汐
琴奨菊秀ノ山
鶴竜音羽山
田口 通廣(2025年2月21日)。蒼国来の荒汐部屋以外は独立して興した部屋である。

白鵬は部屋を持ったが、当時は親方修行中で、伊勢ヶ濱(元旭富士)の所属になっていた。

ほかに協会に残ったのは、元栃煌山の清見潟、元勢の春日山、元千代鳳の大山、元豊響の山科、元魁聖の友綱、元隠岐の海の君ヶ濱、元石浦の間垣、元千代の国の佐ノ山、元徳勝龍の千田川、元明瀬山の井筒、元琴恵光の尾車、元貴景勝の湊川、元妙義龍の振分、元碧山の岩友、照ノ富士である。

栃ノ心の引退相撲
<栃ノ心引退相撲で>

臥牙丸、栃ノ心、松鳳山は協会に残れなかった。貴ノ富士、北青鵬のように引退させられたケースや、逸ノ城のように親方と対立して相撲界を去ったこともあった、と田口は書いている。

その後の動き(2025年6月)

この顔ぶれは2025年2月の時点のもの。2025年6月9日付で照ノ富士が年寄伊勢ヶ濱を継承襲名し、伊勢ヶ濱部屋を継承した(協会のお知らせ・2026年9月28日確認)。

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白鵬は同じ6月9日に協会退職の記者会見を開いた(白鵬協会退職考・2025年6月10日)。

年ごとの引退力士の一覧

令和の引退力士についてよくある質問

Q. 令和に引退した幕内・元幕内力士は何人ですか?
A. 田口 通廣の集計(2025年2月)では、令和の34場所で41人です。年ごとの人数を足すと43人になり、合計とは2人ずれます。

Q. 協会に残って親方になったのは何人ですか?
A. 22人で、41人の54%です(2025年2月時点・借株を含む)。部屋持ちの親方はそのうち6人でした。

Q. 1年に何人くらい引退していますか?
A. 田口の計算では、2025年2月までの令和の34場所で41人、1場所に1.2人、1年で7.2人のペースです。

Q. 2025年・2026年に引退した力士は?
A. 年ごとの一覧(2025年の引退力士一覧・2026年に引退した力士一覧)にまとめています。

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この記事を書いた人

少年漫画雑誌、日経関連の編集者を経て独立。現在は大相撲を専門に取材するライター。ほぼ毎場所、自ら土俵際で撮影している。にほんブログ村 相撲・大相撲カテゴリでランキング1位。

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