大相撲

豪風引退大相撲レポート

2020年2月1日

豪風引退大相撲、正式には豪風引退押尾川
襲名披露大相撲が行われた。開場は11時。
筆者は10時40分頃国技館に着いたが、多くの
お客さんであふれかえっていた。入場すると
エントランスに入る手前で豪風がサインや
写真に対応していた。人が何重にも取り囲ん
でなかなか近づけない。
200201豪風引退相撲 749
<ファンサービスに対応する豪風>

エントランスに入ると二所一門の関取が、
お客さんを迎えるべく勢ぞろいしていた。
端から端まで、貴景勝、高安、阿炎、玉鷲、
松鳳山、阿武咲、琴奨菊など、こんなに多く
の関取が揃った引退相撲は初めてであった。
ここでも多くの人が集まり過密状態であった。
またエントランスの奥には数多くの豪風の
化粧まわしが飾られていた。

プログラムは以下である。
相撲甚句
十両土俵入り
初切
豪風最後の取組
十両取組
北秋田市市民栄誉賞授賞式
女優加藤夏希嬢による花束贈呈
秋田県知事佐竹敬久氏によるご挨拶
断髪式
幕内土俵入り
横綱土俵入り
櫓太鼓打分 禄郎
幕内取組
ご挨拶 押尾川親方

このうち豪風が登場するのが、まず豪風最後
の取組である。これは小さな息子さんとの
相撲である。勝負はやや時間がかかったが、
最後は息子さんが、豪風の十八番一本背負い
で決めた。続いて北秋田市市民栄誉賞授賞式
で表彰された。豪風は西に立って受賞した。
200201豪風引退相撲 1236
<市民栄誉賞を受賞した豪風(右)>

花束贈呈は通常断髪後に行われるが、断髪前
であった。それも家族からではなく、女優と
いう異例さであった。でも絵になっていた。
いよいよ断髪式が始まった。270人がはさみ
を入れるとアナウンスされた。最初は政治家
が多数登場した。豪風は正面、東、向こう
正面、西、正面とファンのために向きを変え
て断髪にのぞんだ。
200201豪風引退相撲 1399
<女優から花束贈呈>

元春日王、やくみつる氏など相撲関連のはさ
みがあった。そして肉親、さらに力士・親方。
順番に隠岐の海、矢後、白鵬、荒磯(元稀勢
の里)、中村(元嘉風)がはさみをいれた。
ここで豪風にスポットライトがあたり、豪風
のエピソードが語られた。そして師匠尾車
(元琴風)が止めバサミをいれた。けっこう
髪が残っていたのか、少し時間がかかった。
大銀杏が髪から離れた。そして師弟は四方に
挨拶をして断髪式は終了した。
200201豪風引退相撲 2365
<師匠とご挨拶>

最後に押尾川(元豪風)親方の整髪後のご挨
拶と思いきや、土俵に上がることはなかった。
押尾川親方が立っていたのは優勝インタビュ
ーの立ち位置であった。優勝することがなか
ったので気分だけでも、ということで、本日
の司会進行の刈屋氏がインタビュアーを務め
た。様々なことが語られた後、最後に押尾川
親方は相撲界に入ることに最後まで反対して
いた亡き母そして亡き父への感謝を述べて
花道の奥に姿を消した。
200201豪風引退相撲 2801
<父母へ感謝を述べた押尾川親方>

S氏と見ました。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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