大相撲

■福岡14日目 千秋楽へ!戦いは終わらない

2019年11月23日

万全の強さではないにしても、調子を上げて
きた白鵬。一方むらっ気の相撲で7敗の窮地
に追い詰められた御嶽海。勝負はこう展開
した。白鵬が立ち合い鋭くぶつかると御嶽海
を圧倒。すぐさま刈るような外掛けに御嶽海
はくずれるしかなかった。

御嶽海は白鵬の敵ではなかった。勝負は立ち
上げる前に決していた。かくして千秋楽を
待たずに白鵬の43回目の優勝が決定した。
6勝7敗の御嶽海は小結残留をかけて、7勝
目に挑むことになる。

一人大関の貴景勝は阿炎にかわされると、
もろくも崩れた。上位休場のなかで一人
大関が9勝で終わるとすれば、何とも様に
ならない。そういう意味で千秋楽の白鵬戦は
面子をかけての戦いになる。

遠藤は玉鷲に勝って、7勝7敗にまでなん
とかこぎつけた。千秋楽は琴勇輝との7勝
7敗同士の決戦になる。小結で勝ち越すか
否か、遠藤の戦いは終わらない。

白鵬が優勝を決めたことによって、がぜん
浮上してきたのが、白鵬に勝っている大栄翔
である。14日目、阿武咲に勝って勝ち越しを
決めた。殊勲賞の有力候補である。さらに
小結を目指すためにはもう1勝しときたい
ころである。千秋楽は、人気の7勝7敗の
炎鵬が対戦相手である。両者負けられない
一番となった。

大相撲は消化試合のない、すぐれた制度で
ある。優勝は決まっても、最後まで戦いは
終わらない。

【福岡情報】
十一月場所の特徴に来年の一枚刷りのカレン
ダーの配布がある。13時と15時に先着200人
に配布される。筆者は11日目に並んだ。手渡
してくれたのは元稀勢の里の荒磯親方であっ
た。筆者はこの一枚刷りのカレンダーを中洲
のお店で元力士のマスターに毎年進呈し続け
ている。

【大相撲写真館】
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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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