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2024年大相撲10大ニュース4位・3位

◆4位 琴ノ若が大関昇進

相撲一家の3代目である琴ノ若が一月場所後大関に昇進した。一月
場所は照ノ富士と優勝を争った。優勝決定戦では及ばなかったが、
好成績が続いた結果の大関だった。11勝-9勝-11勝-13勝だった。
約26歳3カ月だった。新大関の三月場所まで琴ノ若を名のり、五月
場所から祖父の四股名琴櫻を襲名した。

<新大関琴ノ若>

佐渡ケ嶽部屋の大関誕生は7人目であった。
琴ヶ濱
琴櫻
琴風
琴欧洲
琴光喜
琴奨菊
これだけ輩出すれば名門である。あとは2代目琴櫻が力量抜群の横
綱になれるかである。2場所連続優勝は力量抜群にはとうてい結び
つかない。常勝、安定度、どこからいっても大丈夫といった領域が
求められる。

IK氏が2位に、S氏・A氏が3位に、T氏が5位にあげている。

◆3位 大の里初土俵から7場所目で優勝

幕下10枚目格付け出しでデビューした大の里。幕下2場所、十両2
場所で通過した。スピード出世であったが、優勝はなかった。それ
が一月場所新入幕を果たすといきなり優勝争いをした。入幕3場所
目に初優勝を成し遂げた。初土俵からわずか7場所目であった。

それだけで終わらなかった。2場所後には2回目の優勝を達成した。
新入幕の年に2回優勝した力士は史上初であった。大鵬は1回だし、
千代の富士・白鵬はゼロである。大の里の優勝は小結と関脇であっ
た。

<初優勝大の里>

ちなみに関脇以下で2回優勝した力士は以下である。
男女ノ川
朝汐
佐田の山
魁傑
貴花田
琴錦
大の里

関脇以下で3回優勝した力士は2人である。
照ノ富士
御嶽海

KW氏・A氏が1位に、S氏が2位に、T氏が3位にあげている。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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