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2024年大相撲10大ニュース2位・1位

◆2位 大の里入幕5場所後に大関昇進
 
新入幕大の里は驚異の新人であった。入幕5場所目に2回目の優勝
を達成した。それが決め手になって大関昇進を決めた。2人の大関
が8勝だっただけに新しい力が加わった。

5場所を要しての大関は年6場所制では大鵬の6場所を超えた。佐
田の山は8場所を要しての大関昇進だった。大の里は初土俵から9
場所目を要しての大関昇進でもあった。なお、大の里は幕下10枚目
格付出である。

<大の里>

大の里は日体大の学生出身である。これまで学生出身の横綱は輪島
一人しかいない。大の里は横綱になれるか。大の里の勢いなら時間
の問題かと思われた。しかし、優勝のあといずれも9勝に終わって
いるのが気になる。

KW氏が1位に、IK氏・S氏が2位に、A氏が3位に、T氏が4
位にあげている。

◆1位 尊富士新入幕で初優勝

三月場所14日目、優勝争いのトップに立っていたのはなんと新入幕
の尊富士であった。1敗尊富士は朝乃山と対戦した。朝乃山はがっ
ちり右四つに組止めた。上手は取れず、かかえこんで出ながら挟み
込んで正面土俵に寄り切った。尊富士はこの相撲で足を負傷した。
出場が危ぶまれるほどのケガをおった。

<尊富士新入幕優勝>

千秋楽、尊富士は負傷をおして出場してきた。2敗トップであった。
相手はパワー相撲の豪ノ山だった。それだけに尊富士の足のケガが
気になった。本番の相撲は内容より気迫だった。尊富士は気迫だけ
で豪ノ山を土俵外にほうむった。

新入幕優勝達成の瞬間であった。館内は大歓声に包まれた。新しい
ヒーローが誕生した。横綱休場のなか、2大関、1関脇、1小結と
対戦しての文句なしの優勝であった。

IK氏が1位に、T氏・KW氏・A氏が2位に、S氏が4位にあげ
ている。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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