一月場所番付が発表された。
横綱・大関に変化なし。関脇から東5枚目までは翔猿・熱海富士を
のぞいて詰まった状態である。小結に返り咲いた阿炎は11勝で3枚
アップ。同じく若隆景は10勝5敗で1枚半アップとなった。
幕内西5枚目から東8枚目までは空白地帯で幾分大幅アップとなっ
た。千代翔馬は11勝で8枚半、高安・一山本は8勝で3枚半アップ
となった。遠藤・御嶽海・狼雅は7勝8敗で現状維持となった。西
8枚目以下はほぼ順調な番付となった。
新入幕は玉正鳳一人である。新十両で相撲を取ったときは30歳であ
った。幕内では約31歳10カ月で土俵に立つことになる。遅咲きだが、
動きはいい。再入幕は柏桜鵬はじめ4人である。時疾風は幕内に残
った。
十両は28力士中15人が元幕内である。嘉陽が西筆頭、紫雷が東2枚
目で幕内を狙える位置まできた。獅司と安青錦が1枚違いに位置し
た。ウクライナ対決が実現するかもしれない。新十両は羽出山であ
る。はつやまと読む。本名である。
幕下では幕下のホープで取り上げた若ノ勝が東筆頭まで番付をあげ
た。西3枚目に同じく幕下のホープでクローズアップした草野が位
置した。ともに十両を狙える。モンゴル出身は幕下に8人いる。朝
白龍、北勝丸、琴拳龍、旭海雄、北天海、出羽ノ龍、風の湖、聖白
鵬である。彼らの出世争いが見ものである。炎鵬は三段目4枚目ま
で番付を戻した。
一月場所は12日が初日である。