大相撲

大相撲初日前日見聞録

2020年1月11日

東京場所の初日前日は色々な行事が行われる。
相撲ファンが当然集まる。そこでは様々な声
が聞かれた。まず、石浦が出場停止になら
なかったのは公平性からみると不公平である、
という意見を聞いた。自ら出場停止にしても
いいのではという意見が聞かれた。今場所は
石浦にサインや写真を求めないとまで言った。

確かにこれまでの暴行はまず、出場停止が
あった。稽古場だから違うとはいえない。
ただ今後、稽古場で熱くなっての拳は報酬
減額とけん責という前例になってしまう恐れ
が出てくる。うがった見方をすると、この
ところ休場力士が多いので、防ぎたかったと
いえなくもない。横綱の土俵入りの露払いは
石浦ではなく、照強になりそうである。
200111初日前日 155
<阿炎>

土俵祭りは三役以上の力士は出席する。とこ
ろが阿炎の席だけいつまで経っても空席の
ままである。「阿炎はどうしたんだ」という
声が出始めた。ようやく阿炎が姿を現した。
あいさつまわりを終えてようやく席に着いた。
右足をケガし、連合稽古を欠席している。
気になる阿炎の今後である。

優勝額の授与式は九月場所優勝の御嶽海と
十一月場所優勝の白鵬が表彰される。今回
三役でない御嶽海は土俵祭りに出席できず、
エントランスに待機していたが、ときたま
関係者と記念写真を撮るために顔をだして
いた。「御嶽海!あんただけで十分だよ」
という声が飛ぶ。やがて、御嶽海と白鵬が
並んだ。白鵬が表彰されても「御嶽海」の
声援が連呼される。たまりかねたのか白鵬の
声援も飛ぶようになった。とんだ番外声援
合戦になった。
200111初日前日 635
<御嶽海(左)と白鵬>

元嘉風の中村親方が正門近くで引退相撲の
案内を配っていた。人に囲まれていたため、
気がつかない方もいた。案内はまだ詳細が
書かれていなく、裏は白でした。

相撲塾は再び元豪風の押尾川親方のトークと
なった。聞き手は相撲ライターの荒井太郎氏
である。生まれてまもないときの記憶がある。
しきりに休んだらと勧めた某力士の話。負け
て勝ち名乗りを受けそうになった話。記憶
より記録に残る力士になりたいという話。
1時間かけて、まだ知らない元豪風の秘密が
語られた。最後に福袋がじゃんけんを勝ち
抜いた方に手渡された。福袋の中は秘密だが、
電光掲示板の「豪風」の文字盤が入っている
ことを見せてくれた。
200111初日前日 854
<荒井太郎氏と元豪風の押尾川親方>

なじみの方が栃ノ心の優勝があるかもと語っ
ていた。初日は明日12日からである。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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