大相撲

■初 初日高安・豪栄道・鶴竜の敗戦が意味するモノ

2020年1月12日

10勝して大関復帰を目指す高安。勝ち越して
カド番脱出をはかりたい豪栄道、横綱の面目
を取り戻したい鶴竜。3者の思惑は違うが、
勝たなければならないのは共通だった。とこ
ろが初日から黒星スタートと思いがけない
展開に陥った。
200112初日幕内後半 425
<玉鷲(押し出し)高安>

まず、高安。相手は突き押しの玉鷲だが、
押し負けることはあるまいと思ったが、突き
上げて高安の上体をおこして一気に押し出し
てしまった。高安は西土俵下まで転落して
しまった。完敗であった。

豪栄道の対戦相手は突き押しのパワー相撲
北勝富士である。豪栄道右さしで出るも北勝
富士、左から押さえつけ、機を見て突き落と
し。豪栄道、両手をついてばったり倒れた。
足がついていかなかったことが敗因である。
200112初日幕内後半 577
<北勝富士(突き落とし)豪栄道>

鶴竜は遠藤に出られ、ふところにはいって
さらに出られた。鶴竜まわり込んで引き落と
す。しかし、そのとき鶴竜の足が土俵を踏み
越していた。物言いがついたが、軍配通り
遠藤の勝ちとなった。鶴竜の引きは負けを
呼ぶ。その通りになってしまった。

負け方は3者3様だが、共通点がある。それ
は高安、豪栄道、鶴竜は休場明けということ
である。休場明けだと相撲感が戻らないと
よく言われる。それが敗戦につながった可能
性はある。
200112初日幕内後半 711
<遠藤(寄り切り)鶴竜>

まだ1/15が終わっただけという見方もできる。
だが、その場合はやるべきことをやって天命
を待つ場合である。大鵬が5場所連続休場
したときは、泥にまみれ稽古をした。休場
明けの初日栃東に負けたあと、45連勝した。

高安・豪栄道・鶴竜の敗戦が今後どういう
方向へといくのか。2日目以降の展開が気に
なる。

友人が北の富士さんにサインを幸運にも
もらえました。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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