大相撲

来年はどうなる!新横綱・新大関は誕生するか

2019年12月28日

新横綱誕生ほど相撲ファンをわかす話題は
ない。稀勢の里が横綱になったのは、2017年
一月場所後であった。それからまもなく3年
になろうとしている。しかし、横綱誕生は
気配さえ感じさせない。そのため白鵬を脅か
す力士はいつまで経っても現われない。そこ
で白鵬の2020年3回優勝、通算50回優勝発言
が出てしまう。
191124千秋楽表彰 108
<優勝白鵬>

横綱に一番近い地位が大関である。だが、
豪栄道は全盛期を過ぎている。若い貴景勝に
期待したいが、十一月場所は上位休場の中で、
わずか9勝しかできなかった。もっとも押し
相撲は難しい。リズムにのって勢いづくと
止まらないが、一度躓くと波にのれず、苦戦
する結果になる。しかし、横綱が調子相撲
では務まらない。来年1年は貴景勝がどれ
くらい優勝争いをするかにかかっている。
1ケタ勝利が目立つようだと、それが貴景勝
の限界とみなされる。
191120十一日目十両 865
<存在価値を示せるか貴景勝>

そのあとに続くとなったら、生きのいい若手
が台頭するのを待つしかない。横綱白鵬・
鶴竜は2020年の来年は35歳を迎える。ともに
晩年に入っているのは間違いない。横綱誕生
より横綱引退が先になる恐れはある。

新大関は可能性がある。朝乃山である。2019
年成長著しい力士であった。九月場所10勝、
十一月場所11勝と連続2ケタ勝利をあげて
きた。それだけではない。攻めに圧力が加わ
り、速さも出てきた。朝乃山は右四つ。白鵬
も右四つである。だが、十一月場所の両力士
の対戦では、白鵬が右四つに組むのを嫌った。
右四つで渡り合ったらそうとう苦戦する予感
があった。それほど朝乃山は力をつけてきた。
191119十日目十両 1102
<成長著しい朝乃山>

朝乃山は2020年の春、26歳になる。勝負の年
である。御嶽海のように大関昇進失敗を繰り
返している余地はない。大関昇進は一気に
決める決意、意気込みが求められる。学生
出身の豊山(前名内田)が大関を決めたとき
は、すごかった。12勝、12勝、13勝と数字
だけみれば横綱昇進かと思えるほどである。
このとき豊山は25歳であった。朝乃山はワン
チャンスをモノにして大関にかけ上がって
いただきたい。

相撲仲間と遠出の忘年会をする予定です。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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