大相撲

決まり手新分類5

2019年12月26日

足の裏以外を土俵につける技10分類のうち
足取り技に目をむけていこう。
■投げ技
■足技
■足取り技
渡し込み
足取り
小股掬い

外小股
大股
褄取り
小褄取り
裾取り
■捻り技
■後ろからの技
■落とす技
■腕攻め
■反り技
■複合技
■ほか

渡し込み,足取りは比較的見られるし。よく
知られているので説明は省略する。琴欧洲が
渡しこみを決めたとき、場内の決まり手発表
に「はたき込みってどういうこと?」と聞き
違いをしたことがあった。足取りは炎鵬が
たまにみせる奇襲。石浦も下のころはやって
いたが、幕内ではあまり見なくなった。過去
に栃若時代の若瀬川が得意としていた。
150925十三日目幕内 609
<2015年9月嘉風(足取り)豊ノ島>

大関清國が貴ノ花の足をとったものの、どう
していいか迷っている間に貴ノ花に足をはず
され、逆転負けをしたことがあった。足を
取ったら寝ろ、がセオリーである。清國は
そうすべきだった。

小股すくいは神様幡瀬川で述べているので、
その極意は下記をクリックしてそちらを再読
していただきたい。補足すると幡瀬川の小股
すくいは膝の裏にひっかかるだけでよかった
ほどの名人芸であった。

ここから先はめったに見ることができない技
である。外小股は両力士が四つの状態で同じ
向きになったとき、自分に近い相手の足を
外側から取って倒すか、そのまま土俵から
出す技。大股は逆に遠い足を取る。取った
ときは向き合う形になりそのまま倒す。
100322春九日目幕内前半 455
<2010年3月 白馬(小褄取り)高見盛>

褄取りは相手の足先を片手つかんで倒す技。
よほどのことがなければ、なかなか足先は
つかめない。小褄取りは相手の足首を前から
取って倒す技として区別している。これに
対し裾取りは投げを打たれたさい、外側から
足首を取って倒す技。このあたりは写真を
参照していただきたい。
131113四日目幕内 887
<2013年11月 日馬富士(裾取り)豊ノ島>

(この項目続く) 

古い自転車のカギを付けかえました。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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