「陸奥部屋に霧馬山あり」は早くから言われ
ていた。陸奥(元霧島)部屋から霧の若以来
の関取が出るとしたら霧馬山しかいない、と
見られていた。その霧馬山がついに入幕を
果たした。モンゴル出身の幕内力士としては
26人目である。霧馬山はどんな出世街道を
歩んできたのか。
させて選んだ男が霧馬山であった。もっとも
相撲の経験はなく、柔道出身だった。それで
も序ノ口、序二段、三段目優勝、幕下と順調
に出世した。幕下入りしたものの、ここで初
の負け越し。再び三段目へ。2場所で幕下へ
復帰したが、ここで最初の試練に出くわす。
稽古中に左膝内側側副靭帯部分断裂で1場所
全休となった。再び三段目に降格したが、
1場所で幕下に戻ってきた。3度目の幕下で
ある。幕下といえば体もでき、技もある程度
身についている。霧馬山の二進一退が始まる。
と思ったら、再び霧馬山に試練が襲った。
左手小指付近を手術したのである。出場して
みたものの相撲が取れず、このあと6休と
なった。
3度目の幕下で2年2場所かかって十両入り
を決めた。その間幕下優勝をしている。序ノ
口から22場所を要した。3年4場所だから
早いほうである。ちなみに鶴竜は24場所かか
っている。霧馬山の幕下以下の成績は94勝
47敗13休○34である。
<2019年3月 新十両>
十両は5場所で通過した。負け越し1場所、
2ケタ勝利2場所である。184センチ、129
キロ。重量級全盛の大相撲では軽い部類に
入る。得意技は左四つ、寄り、投げである。
23歳の若武者は幕内でどんな相撲をみせる
のか。注目の新入幕である。
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