30代半が近いせいか、白鵬、鶴竜の皆勤が
ままならない状態である。今年(2019年)に
限っても、白鵬・鶴竜ともに半分の3場所
しか皆勤していない。これまで横綱は負けが
込むと、休場は常套手段になっている。横綱
は、いったいどのくらい皆勤しているのか
調べてみた。
横綱は実質地位化した常陸山以降とした。
場所前に引退した場合は、番付上に名前は
残るが、カウントしなかった。場所中の引退
は皆勤していないと判断した。また千秋楽の
不戦敗は皆勤とみなさなかった。横綱の皆勤
率=横綱皆勤場所数÷横綱在位場所数とした。
その結果横綱皆勤率番付は次のようになった。
四股名の後が横綱皆勤率%である。
亡くなられたこともあって、休場は0であり、
すべて皆勤であった。ただ、無理をしなけれ
ば、悲劇は避けられたのではと、どうしても
思ってしまう。2位は大正時代の大横綱栃木
山である。まだ元気なうちに引退したせいも
あるが、休場はわずか1場所であった。
鏡里は強い横綱ではなかったが、横綱在位
21場所、横綱在位中皆勤18場所を誇った。
白鵬が次に位置した。最近のファンにはピン
とこないかもしれないが、白鵬は横綱皆勤
連続48場所の最高記録保持者である。2位は
北の湖の横綱連続42場所皆勤で、その次は
大鵬の16場所連続横綱皆勤である。
<4番目に位置した白鵬>
横綱皆勤率の数字が悪くなる下位は常陸山を
除けば、物足りない横綱、弱い横綱が目立っ
ている。ケガに泣かされた稀勢の里は下から
2番目に位置した。同じくケガで満足な土俵
が務められなかった武蔵山が最下位になった。
皆勤は1場所だった。悲劇の横綱だった。
現役の鶴竜は真ん中よりいくぶん下位に位置
した。横綱在位34場所中21場所皆勤である。
休場場所が13場所である。十一月場所は初日
不戦敗で14休みだったが、以前にも同様の
ケースがあった。白鵬、鶴竜は現役だけに、
今後数字は変わっていくことになる。
振込が多い季節です。
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よしなに
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