大相撲

横綱皆勤率番付

2019年12月3日

30代半が近いせいか、白鵬、鶴竜の皆勤が
ままならない状態である。今年(2019年)に
限っても、白鵬・鶴竜ともに半分の3場所
しか皆勤していない。これまで横綱は負けが
込むと、休場は常套手段になっている。横綱
は、いったいどのくらい皆勤しているのか
調べてみた。

横綱は実質地位化した常陸山以降とした。
場所前に引退した場合は、番付上に名前は
残るが、カウントしなかった。場所中の引退
は皆勤していないと判断した。また千秋楽の
不戦敗は皆勤とみなさなかった。横綱の皆勤
率=横綱皆勤場所数÷横綱在位場所数とした。
その結果横綱皆勤率番付は次のようになった。
四股名の後が横綱皆勤率%である。
横綱皆勤A
横綱の皆勤率トップは玉の海である。現役で
亡くなられたこともあって、休場は0であり、
すべて皆勤であった。ただ、無理をしなけれ
ば、悲劇は避けられたのではと、どうしても
思ってしまう。2位は大正時代の大横綱栃木
山である。まだ元気なうちに引退したせいも
あるが、休場はわずか1場所であった。
玉の海
<横綱休場0の玉の海>

鏡里は強い横綱ではなかったが、横綱在位
21場所、横綱在位中皆勤18場所を誇った。
白鵬が次に位置した。最近のファンにはピン
とこないかもしれないが、白鵬は横綱皆勤
連続48場所の最高記録保持者である。2位は
北の湖の横綱連続42場所皆勤で、その次は
大鵬の16場所連続横綱皆勤である。
160508初日十両 497
<4番目に位置した白鵬>

横綱皆勤率の数字が悪くなる下位は常陸山を
除けば、物足りない横綱、弱い横綱が目立っ
ている。ケガに泣かされた稀勢の里は下から
2番目に位置した。同じくケガで満足な土俵
が務められなかった武蔵山が最下位になった。
皆勤は1場所だった。悲劇の横綱だった。
170326千秋楽幕内・表彰 588
<テーピングが痛々しい稀勢の里>

現役の鶴竜は真ん中よりいくぶん下位に位置
した。横綱在位34場所中21場所皆勤である。
休場場所が13場所である。十一月場所は初日
不戦敗で14休みだったが、以前にも同様の
ケースがあった。白鵬、鶴竜は現役だけに、
今後数字は変わっていくことになる。

振込が多い季節です。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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