館内のお客さんに尋ねられた。「炎鵬はいつ登場しますか」筆者は
「14時15分十両土俵入りです。そのあと14時半から審判が入場して
幕下上位5番が始まります。そこに炎鵬が3番目に登場します」と
答えた。
炎鵬は善戦したが最後敗れた。2勝4敗となった。その2番後後朝
乃山が登場した。強さを発揮して5勝1敗とした。あと1勝しても
十両復帰とはいきそうもない。朝乃山の十両復帰は今後になる。
幕内では全勝大の里が伯桜鵬と対戦した。3敗となった伯桜鵬を大
関にあてる意図は不明である。これによって霧島か大栄翔戦のどち
らかが実現しないことになる。相撲は、大の里が伯桜鵬を圧倒し、
はたき込んだ。あっという間の勝負であった。取組に無理がありす
ぎた。


ただ一人2敗となった豊昇龍。霧島と組まれた。だが相撲は、思い
がけない展開となった。霧島が十分の左四つ。豊昇龍は上手が取れ
ない。霧島が寄って上手投げ、最後首を抑えて決めた。豊昇龍は3
敗と後退した。

場所の焦点は大の里の全勝優勝なるかに変わった。3差となり大の
里の優勝は濃厚。予想される対戦相手は琴櫻、豊昇龍。あと一人が
霧島か大栄翔になる。このなかで大の里に土をつける力士は現れる
のか。場所はあと3日である。