本日は大阪から来られたIZ氏、佐度ヶ嶽部屋で出会ったS氏及び
その友人のI氏と観戦した。S氏及びその友人のI氏とは面識はあ
ったが、一緒に観戦したのは初となった。楽しい日々となった5日
目であった。
幕下では前日敗れた朝乃山が登場した。今日は積極的な攻めで魁清
城を圧倒した。国技館内にいても情報は入ってくる。幕下落ちして
いた北勝富士が正式に引退した。今場所は休場していたが、限界だ
った。年寄大山を襲名した。
序盤戦を終え、十両では全勝が消えた。新十両夢道鵬3勝2敗、同
じく三田4勝1敗。同じく宮乃風1勝4敗で苦しい展開である。途
中経過だが明暗を分けている。十両優勝はまだ見通せる状況ではな
い。

豊昇龍は2勝2敗だから白星が欲しいところである。いい相撲でも
負ければ追いつめられる。5日目の対戦相手は馬力の豪ノ山である。
一歩間違えれば危ない。対戦成績は豊昇龍の6勝2敗である。だが、
油断はできない。

相撲は、離れての突き合いから豊昇龍がまわしを取った。最後は上
手出し投げで決めた。豊昇龍は白星が必要だった。5日目負ければ
いよいよ追いつめられる。横綱成績は8勝6敗1不戦敗となった。
試練はまだ続きそうである。
大の里は玉鷲と対戦した。玉鷲は久々の大関戦である。年齢は40歳
だが、相撲は若々しい。相撲は、大の里が立ち合いから圧倒した。
勝負にならなかった。大の里はこの相撲を取り続けることである。
相撲は自分の力が発揮される態勢づくりの争いである。

大の里はここまで危なげない。自分の相撲を取り切っている。大の
里にとって14勝以上は未知の領域である。どこまで突き進めるか。
また、土をつける力士は誰か。場所は6日目から中盤戦へと入って
いく。