2022年は23勝19敗であった。勝ち越し4場所であった。3場所が幕
下1ケタの地位であった。幕下東2枚目で惜しくも3勝4敗だった。
獅子に2勝、豪ノ山に1勝、湘南乃海に1勝1敗の成績。時疾風に
1敗、狼雅に2敗した。


2023年は23勝20敗であった。三月場所に8番相撲を取っている。3
勝5敗だった。玉正鳳・嘉陽・高橋(のちの白熊)に1勝。落合
(のちの伯桜鵬)・大の里・阿武剋に1敗。時疾風に2敗した。こ
の年2度幕下東筆頭までいったが、ともに負け越している。

2024年一月場所5勝2敗の成績をあげた。翌場所幕下東4枚目に位
置した。2勝2敗から3連勝して十両入りを決めた。3番相撲の北
勝丸戦は勇み足による勝利だった。ここまで150勝110敗による十両
昇進だった。十両から栃大海に改名した。
新十両の五月場所は8勝7敗と勝ち越した。だが、翌場所は5勝10
敗と大敗した。九月場所は幕下落ちとなった。東筆頭で連敗スター
トとなった。2勝3敗から連勝して勝ち越した。十両戦は2番あっ
た。

再十両十一月場所は10勝5敗と2ケタ勝利した。翌場所十両東7枚
目で8勝7敗と1点の勝ち越しだった。それでいて翌場所は十両東
3枚目と4枚上がった。これが幸いした。ここで9勝6敗によって
入幕を決定づけた。これまで十両千秋楽は負け続けたが、このとき
初めて勝利した。
幕内で対戦が予想される力士との十両対戦成績は以下である。
安青錦 1勝1敗
獅司 0勝1敗
狼雅 0勝1敗
嘉陽 3勝1敗
玉正鳳 2勝1敗
朝紅龍 1勝2敗
栃大海
193センチ 163キロ
突き押し相撲 25歳