豊昇龍が三月場所を途中休場した、そのため一月場所、三月場所の
成績は17勝8敗5休となった。年間最多勝に休場は禁物であり、難
しくなった。それでも横綱の面目である勝率8割は可能かもしれな
い。68勝17敗5休なら勝率8割になる。1場所平均12.75勝を4場
所続けなければならない。横綱ならチャレンジする価値はある。
大の里は22勝11敗でトップである。昨年は65勝25敗だった。最後琴
櫻に抜かれ次点に終わった。横綱を目指し、文句なく年間最多勝を
獲得するためには70勝は欲しいところである。あと4場所を48勝、
1場所平均12勝が求められる。

琴櫻は2場所経過して13勝17敗の成績である。負け越しである。こ
れでは大関の面目は丸つぶれである。年間60勝するためには4場所
で47勝必要である。1場所平均11.75勝である。ややハードルが高
そうである。
関脇以下で20勝以上は大栄翔である。20勝10敗である。昨年は50勝
40敗だった。これは負け越しがなければいけそうである。大栄翔は
やはり関脇以下最強である。

横綱・大関との対戦率が最も高かった力士は3人いる。豪ノ山・隆
の勝・翔猿である。23%である。成績は以下である。
豪ノ山 横綱戦1不戦勝1敗
大関戦5敗
隆の勝 横綱戦2敗
大関戦1勝4敗
翔猿 横綱戦1勝1敗
大関戦2勝3敗
豪ノ山は、今年になってまだ土俵で横綱・大関に勝てていない。隆
の勝は五月場所横綱・大関との対戦圏外になりそうである。
年間最多勝レースはこれからが本番を迎える