数字は場所数
横綱 横綱在位 7勝以下 8勝 9勝
旭富士 9 3 1 0
曙 48 12 0 1
貴乃花 49 15 3 1
3若乃花 11 7 0 1
武蔵丸 27 19 0 1
旭富士は大関のとき横綱に上がってもおかしくない成績が2度あっ
た。その影響か、横綱に上がった後は短命に終わった。横綱優勝は
1回。大関小錦を本割と優勝決定戦で連勝しての逆転優勝だった。
8勝が1回ある。横綱連続優勝なしは4場所であった。

曙は同期の貴乃花・若乃花より先に横綱になり、出世では先行した。
横綱在位48場所で横綱優勝は8回だった。横綱全休8回、9勝が1
回ある。通算優勝8回目から9回目まで連続12場所優勝なし、9回
目から10回目まで19場所連続優勝なしを記録した。
貴乃花は横綱に上がってもおかしくない成績があったが据え置かれ
た。そのため大関優勝5回を記録した。横綱8勝が3回あるが、2
回は途中休場である。横綱9勝が1回である。武双山戦での致命傷
もあって横綱全休は11回に及んだ。横綱連続優勝なしは13場所であ
った。

3代目若乃花は連続優勝で横綱に昇進した。兄弟横綱を実現させた。
だが、不成績で短命に終わった。横綱11場所在位で7勝以下7場所
を記録した。横綱優勝はついになかった。
武蔵丸は大関在位32場所であった。横綱の大関在位記録としては最
長タイ記録であった。それでも横綱昇進は28歳であったので、27場
所務めた。横綱全休は5場所、9勝が1回ある。最後の優勝後は休
場続きで7場所優勝がないまま引退した。
(この項目次回最終回)