MENU

少な過ぎる新入幕力士数

五月場所は三月場所に続いて新入幕力士は
0であった。五月場所の十両番付は7枚目
までは、3枚目の白鷹山を除いて元幕内だら
けであった。十両28人のうち17人が元幕内で
ある。元幕内の十両占有率は約61%である。
3枚目の白鷹山は7勝8敗で負け越し、新入
幕はならなかった。七月場所は宇良、千代ノ
皇、徳勝龍、豊山の再入幕が予想される。
したがって七月場所も新入幕はないと予想
される。

<新入幕翠富士>

今年に入って新入幕は一月場所の翠富士だけ
である。三月場所から七月場所まで3場所
連続新入幕0になると思われる。これは平成
以降では、平成21年九月場所から平成22年
一月場所及び平成27年一月場所から五月場所
の3場所連続新入幕0に続いて3度目のこと
になりそうである。もし、九月場所新入幕0
なら平成以降では新記録になる。

1年間では平成7年に新入幕0が4場所あっ
た。この年の新入幕力士は旭豊、朝乃翔、
土佐ノ海の3人で平成・令和では最低の数字
である。これに続くのが平成6年の濱ノ嶋、
朝乃若、大至、敷島及び平成27年の英乃海、
青狼、大栄翔、御嶽海の新入幕4人である。

<新入幕御嶽海>

逆に新入幕力士が多かったのは平成20年の
栃ノ心はじめ13人である。タイ記録として
平成23年の高安ら13人がある。平成23年は
5場所での数字である。これは八百長嫌疑で
やめさせられた力士を多数出したことが影響
している。蒼国来は裁判で勝って、後に幕内
に復帰している。これに続くのが平成3年の
武蔵丸ら12人である

<新入幕高安>

平成・令和における新入幕力士数は1年6
場所に換算すると約7.7人である。七月場所
新入幕0の予想となると、今年はあと2場所
になる。現時点では新入幕力士が少な過ぎる。
七月場所、十両5枚以内には一山本、白鷹山、
東白龍、貴健斗が来ると予想される。彼らが
幕に上がってくれれば土俵は活気づく。

ディスクを送りました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

ブログランキング

当サイトはブログランキングに参加しております。記事をよんでいただいたら、以下バナーをクリックいただくと、ランキングに反映されます、1日1クリックよろしくおねがいします
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

目次