現在相撲協会は明石を横綱の祖としている。これは幕末の横綱陣幕
久五郎が制定したものをそのまま受け入れたに過ぎない。明石は本
当に横綱だったのか。そこでAIにいろいろ尋ねてみることにした。

Q1明石を横綱の祖とする根拠は
A1明石志賀之助が横綱の祖とされるのは、江戸時代前期に活躍し
たとされる伝説的な力士であり、特に「日下開山」という称号を朝
廷から与えられたという伝承が根拠となっています。また、陣幕久
五郎が横綱力士碑を建立する際に、明石を初代横綱として位置づけ
たことも理由の一つです。
Q2日下開山とは何
A2日下開山とは、相撲の世界で「天下無双」「最強」を意味する
称号であり、横綱の別称としても使われます。明石志賀之助は、江
戸時代初期に活躍した力士で、日下開山の称号を与えられたと伝え
られています。
Q3明石以外に日下開山の称号を与えられた力士は
A3明石志賀之助以外に「日下開山」の称号を与えられた力士とし
ては、鎌倉十七、谷風丹右衛門、御用木無次右衛門、大木戸団右衛
門、源氏山住右衛門、鞍馬山鬼市、物見山団蔵などが挙げられます。

Q4明石は横綱免許を受けていないが
A4はい、その通りです。明石志賀之助は、初代横綱とされる伝説
的な力士ですが、実際に横綱免許を受けたという記録はありません。
彼は江戸時代前期に活躍したとされ、実在性についても諸説ある人
物です。横綱という地位が制度化されたのはずっと後の時代であり、
明石の時代にはまだ横綱という概念や免許制度は存在しませんでし
た。
横綱は当初強豪大関に与えられる称号ではなかった。谷風・小野川
は関脇のときに横綱免許を受けている。上覧相撲に横綱の土俵入り
が披露された。こうしてみると明石が日下開山であることは横綱と
直結しない。ほかにいる日下開山の力士を陣幕は横綱にしていない。
明石は成績もはっきりしないし、これを横綱というのはいささか希
薄である。