夏巡業に思う

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夏巡業といえばひと昔前は東北・北海道を中心に行われたものであ
る。武蔵川(元出羽ノ花)理事長の時代である。そのため七月場所
は1週間早くスタートした。札幌巡業ではビール園にいけばお相撲
さんがいたものである。山稽古といってにわか土俵を体育館の外に
つくって稽古したものである。

武蔵川理事長

時代は様変わりしてしまった。北海道でも猛暑が襲っている。暑く
てもがんばらなくちゃという時代ではない。40度越えも出ていては
外で稽古すると危ない。かと思えば天気は突如ゲリラ雷雨になり、
道路は冠水する。

今年の夏巡業は24箇所まわる。東北・北海道は11箇所である。大阪・
北陸・関東などがある。かつて東京で3回あったことがあった。暑
くて気の毒になる。

境川(元両國)巡業部長

高校野球は開会式が夕方になった。最初のころ、試合は昼間をさけ
た。5回終了後は、クーリングオフが設けられている。秋に大会を
やる案まで浮上した。さすがに授業がない夏休み中開催は譲れなか
った。

大相撲は夏巡業で鍛えにくい時代にはいった。涼しい体育館で汗を
かき、水分を取る。涼しいバス移動に涼しいホテルで寝る。これは
これで体調・自律神経面に注意しなくてはならない。世界的に夏は
すごしにくい時代にはいっている。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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