大相撲

年寄の一門別・地位別構成

2022年8月19日

年寄は部屋に所属する。部屋持ちの親方と部屋付きの
親方になる。親方は協会の仕事に従事するだけでなく
一門から理事・副理事を輩出する重要な役割を担って
いる。一門別かつ現役の地位別の年寄構成が以下で
ある。現役の最高位と親方の能力は当然別である。
ここではあくまでも参考としてご覧いただきたい。

年寄は現在104人である。このなかに鶴竜親方が入っ
ているから、2つが使用されていない。北陣(遠藤
所有)と友綱(元魁輝所有)である。元横綱は鶴竜と
元白鵬の宮城野が加わっても7人しかいない。大鵬が
引退したとき、元横綱の親方は10人いた。若貴世代が
武蔵丸しかいなく、モンゴルでは朝青龍、日馬富士が
去っていったことが大きい。

<3代目若乃花>

一門別では出羽一門が最も多い36人である。この中
には二所ノ関(元金剛)部屋出身の元大善の富士ヶ根
がいる。2013年部屋の閉鎖にともなって春日野(元
栃乃和歌)部屋に異例の移籍をしている。ちなみに
他の親方は一門内の松ヶ根(元若嶋津)部屋に移籍
している。貴乃花一門を貴乃花自らなくしたため、
行き場を失った立浪(元旭豊)が出羽一門に加わって
いる。

<立浪(元旭豊)>

二所ノ関一門は本家が消滅し、分家のみとなった。
30人の勢力である。そのほかに他の一門をルーツと
する部屋で構成されている。高田川(元安芸乃島)
部屋は高砂部屋をルーツとする元前の山の部屋を引き
継いでいる。常盤山(元隆三杉)部屋は春日野部屋を
ルーツとする元舛田山の千賀ノ浦部屋を継いでいる。
ほかに時津風一門の理事選出に不満を抱いていた錣山
(元寺尾)部屋と湊(湊富士)部屋が貴乃花一門を
経て加わってきた。

<金剛>

双葉山が興した時津風部屋は立浪(元緑嶋)部屋の
分家であるが、意見の相違から別の道を歩むように
なった。時津風一門はほかに伊勢ノ海部屋と高砂部屋
をルーツとする井筒系の連合であった。これに立浪を
ルーツとする追手風(元大翔山)が考え方の相違から
伊勢ヶ濱一門から時津風一門に加わっている。18人の
勢力である。元双葉山の時津風理事長時代は部屋付き
の親方だけで12人くらいいたものである。

<双葉山のブロマイド>

高砂系は分家の消滅を繰り返し、いまや水戸龍一人の
錦戸部屋だけである。これに出羽海部屋をルーツと
する九重部屋とその分家の八角部屋だけという寂しさ
である。勢力も11人である。といっても八角(元北勝
海)理事長の座を脅かす要因はない。

<八角(元北勝海)理事長>

伊勢ヶ濱一門は立浪系と元八甲山の高島系で構成され
ている。これに佐渡ヶ嶽部屋出身の元琴錦が元大受
から朝日山を譲られ、伊勢ヶ濱一門に加わっている。
勢力は11人と伸び悩んでいる。なお、元高望山の高島
は再雇用となった。元竹葉山の間垣も20日で再雇用と
なる。

年寄株はいつの世も入手に苦労する。千代の富士が
一代年寄を受けていれば一人助かったといわれた。
親方の解雇や急死がときには幸いするから皮肉な面が
ある。

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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