大相撲

優勝様々

2022年8月18日

◆成績別優勝
これは当然15日制年6場所制の力士が対象になる。

・12勝3敗優勝
最近は12勝3敗の優勝が目立つが、優勝全体ではそう
多いわけではない。最多優勝者も4回にとどまってい
る。
照ノ富士 4回
千代の富士4回
武蔵丸  3回
輪島   3回
なお、輪島は12勝2敗1休を含んでいる。

・13勝2敗優勝
大鵬がいきなり11回を達成した。北の湖が9回で続
いた。千代の富士は6回と意外に少なかった。貴乃花
は7回であった。大鵬に並んだのは朝青龍であった。
白鵬は北の湖同様9回であった。結局優勝20回以上の
力士で占められた。
大鵬  11回
朝青龍 11回
北の湖 9回
白鵬  9回

<大鵬>

・14勝1敗優勝
栃錦は、優勝10回のうち8回が14勝1敗の優勝であっ
た。これを大鵬が12回と更新した。さらに千代の富士
が14回と上回った。この記録を大きく抜いたのが白鵬
の19回であった。
白鵬  19回
千代の富士14回
大鵬  12回
貴乃花 9回
朝青龍 9回

<白鵬>

◆初優勝からの連続優勝
初優勝から連続優勝した力士は5人いる。すべてあげ
られればあなたは相撲通である。
双葉山
千代ノ山
照國
朝青龍
稀勢の里

双葉山は69連勝の途上で5場所連続優勝している。
千代ノ山は新大関からの2連覇だった。朝青龍は
横綱に昇進している。照國、稀勢の里は2回目が
最後の優勝になってしまった。

<双葉山のブロマイド>

◆1回以上の横綱優勝<大関以下の優勝
この式を満たす力士は大正15年の優勝制度以降5人
いる。

玉錦 横綱優勝4回<大関以下5回
朝潮 横綱優勝1回<大関以下4回
栃ノ海横綱優勝1回<大関以下2回
琴櫻 横綱優勝1回<大関以下4回
旭富士横綱優勝1回<大関以下3回

なお同数は千代の山・佐田の山が各3回、隆の里が
各2回、大乃国・稀勢の里が各1回である。さらに
横綱優勝0回は武蔵山、男女ノ川、安藝ノ海、前田
山、吉葉山、双羽黒、3代目若乃花である。

<貴乃花>

◆一人地位別優勝
3つの地位で優勝する力士はけっこういる。ところが
4つの地位となるとぐっとしぼられて3人になる。
それが以下である。
佐田の山 前17-関脇-大関-横綱
貴乃花  前2-小結-大関-横綱
照ノ富士 関脇-前17-大関-横綱

平幕優勝があり、横綱に昇進しないと難しい記録に
なりそうである。かつて驚愕の優勝を書いたことが
あり、あわせて読んでいただければ幸いである。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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