立浪部屋の親方(師匠)は立浪親方で、元小結の旭豊。横綱・豊昇龍の師匠で、協会の年寄一覧で立浪部屋に籍を置く親方はこの1人である(2026年9月16日取得)。立浪は双葉山・羽黒山を育てた本家で、娘婿の羽黒山、同じく娘婿の安念山(2代目羽黒山)を経て、娘婿の旭豊へと継がれてきた。
歴代の系譜は、豊昇龍の大関昇進(2023年)のときに田口 通廣がたどった記述による。師匠の最高位と所属力士は日本相撲協会の部屋詳細ページ(2026年9月26日取得)。
| 師匠(立浪) | 継承の関係 | 主な歩み |
|---|---|---|
| 元緑嶋 | 本家 | 横綱双葉山・羽黒山、大関名寄岩を育成。時津風・春日山・中川が分家独立 |
| 元羽黒山 | 娘婿 | 横綱。立浪本家を継承 |
| 元安念山(2代目羽黒山) | 娘婿 | 大島・追手風が独立 |
| 元旭豊(現在・元小結) | 娘婿(大島部屋出身) | 横綱・豊昇龍を擁する。出羽海一門 |
現在の立浪親方は元小結・旭豊|立浪部屋の親方は1人
協会の部屋詳細ページでは、立浪部屋の師匠は立浪親方で、現役名は旭豊、最高位は小結と表示されている。年寄一覧でも立浪部屋に籍を置く親方は立浪親方だけで、部屋付きの親方はいない(2026年9月16日取得)。
横綱・豊昇龍の師匠でもある。豊昇龍の歩みは横綱・豊昇龍の成績と歩み、休場の記録は豊昇龍の休場歴一覧にまとめている。

立浪の名跡をめぐる裁判|義父・元安念山との不仲
元安念山の立浪部屋は、直弟子ではなく、娘婿で大島部屋出身の旭豊が継いだ。
ところが、旭豊の引退大相撲の売上金をめぐって、旭豊と義父の元安念山の側が不仲になった、と田口は書いている。立浪の株をめぐって裁判沙汰にまでなり、元旭豊が勝って現在に至っている。
田口の別の記事によると、この裁判は最高裁まで争われ、元旭豊が勝訴した(相撲部屋の継承事情・2020年9月)。
立浪部屋の歴代親方|双葉山を育てた本家から娘婿へ
立浪はもともと本家という立場だった。元緑嶋の立浪は、横綱双葉山・羽黒山、大関名寄岩をはじめ多くの関取を育てている。
ここから時津風(元双葉山)部屋、春日山(元名寄岩)部屋、中川(元清恵波)部屋が分家として独立した。元双葉山の時津風は、師匠の立浪と意見が合わなくなり、独自の路線を歩むようになる。

立浪部屋は娘婿の羽黒山に、さらに娘婿の安念山(2代目羽黒山)へと引き継がれた。元安念山のもとでは、元旭國の大島部屋、元大翔山の追手風部屋が独立している。大島部屋からは、元旭富士が元陸奥嵐の安治川部屋を引き継ぐかたちで受け継いだ。
羽黒山、安念山、そして旭豊と、立浪は娘婿が続けて継いできた家である。

立浪部屋の一門|貴乃花一門から出羽海一門へ
2023年七月場所後に豊昇龍の大関昇進が決まると、協会の使者として境川(元両国=前名小林山)と大鳴門(元出島)が立浪部屋の宿舎に向かった。使者は通常、同じ一門の親方が選ばれる。立浪部屋は出羽海一門に属しているのである。
むろん立浪は出羽海の系統ではなく、三保ケ関(元増位山の父)の系統でもない。その前は貴乃花一門だったが、貴乃花が突然協会を離職したため、貴乃花を支持した親方衆は行き場を失った。多くは元の二所ノ関一門に戻り、立浪は出羽海一門に加わった。

田口は、豊昇龍の大関昇進を「出羽海一門の大関誕生でもあった」と書いている。一門と部屋の関係は相撲部屋の一門相関図で一覧にしている。
立浪部屋の力士(2026年九月場所)
2026年九月場所の番付で、立浪部屋の力士は14人。関取は西横綱の豊昇龍と、東十両13枚目の明生の2人である(協会の部屋詳細ページ・2026年9月26日取得)。
内訳は幕内1人、十両1人、幕下4人、三段目4人、序二段4人(当サイトが数えた)。全員の番付と写真は立浪部屋の力士一覧にある。
立浪親方・立浪部屋についてよくある質問
Q. 現在の立浪親方は誰?
元小結の旭豊です。横綱・豊昇龍の師匠で、大島部屋の出身。娘婿として立浪を継ぎました。
Q. 立浪部屋に親方は何人いる?
協会の年寄一覧(2026年9月16日取得)で立浪部屋に籍を置く親方は、師匠の立浪親方(元旭豊)1人です。
Q. 立浪部屋はどの一門?
出羽海一門です。もとは貴乃花一門でしたが、貴乃花の離職後に出羽海一門へ加わりました。
Q. 立浪部屋の歴代の師匠は?
双葉山・羽黒山を育てた本家の元緑嶋から、娘婿の羽黒山、同じく娘婿の安念山(2代目羽黒山)を経て、娘婿の旭豊へと継がれました。
Q. 立浪部屋から独立した部屋は?
古くは時津風(元双葉山)・春日山(元名寄岩)・中川(元清恵波)、のちに大島(元旭國)・追手風(元大翔山)などが独立しています。
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