大相撲

■秋13日目 今後もおこりえる混乱場所

2019年9月20日

貴景勝が、対戦成績で負け越している力士の
一人が豪栄道である。貴景勝対豪栄道、結び
の一番は思いがけない展開となった。貴景勝
低くあたりにいくところ、豪栄道は左上手を
取ってすぐさま投げにいって、勝負は一瞬の
うちに決まった。貴景勝の2敗単独トップは
1日で消滅した。
190920十三日目幕内 1285
<貴景勝、豪栄道に敗れ3敗>

3敗でトップということは今場所の混乱・
波乱・深刻さを物語っている。白鵬・鶴竜・
高安が不在でこの成績である。絶対的強者
不在がもたらした場所といえる。番付は地に
落ち、取組編成は番付本意のままで膠着した。
優勝を争う力士同士の対戦は回避され続けた。
それは下手をすると優勝の権威まで脅かし
かねない。そしてそれが今後もおこりえる
恐れがある。

3敗力士は他に誰がいるのか。途中出場の
妙義龍を一気に突っ走って勝利した御嶽海。
自ら倒れこむほどで、勝負は物言いがつく
ほどきわどかったが、軍配どおり御嶽海と
なった。上位ではこの2人である。
190920十三日目幕内 1141
<御嶽海、妙義龍を倒し3敗死守>

幕内中位以下に隠岐の海がいる。星のあがら
ない輝相手に3敗を守った。これまで幕内
中位以下で星を稼いできた。ここへきて
14日目で小結遠藤戦が組まれた。にわかに
浮上したのが、新入幕剣翔である。ここに
いたっては取組的に対応限界まできてしまっ
ている。

その結果、九月場所はどうしようもないところ
まできてしまった。

相撲仲間U氏からお土産を頂きました。
ありがとうございます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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