2022年11月– date –
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大相撲
2022年年間最多勝最終形
今年の年間最多勝が確定した。それが以下である。単なる数字の比較ではなく、横綱・大関との対戦率によってクラス分けした。また、幕内在位6場所の力士を対象とした。 6場所幕内に在位した力士は32名である。幕内の定員は42名だから、76%が幕内を1年間... -
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2022年架空年間三賞
今年(2022年)すべての場所が終了した。改めて今年も年間三賞力士を選出してみる。まず、今年の各場所の三賞はどうであったか。 1月 殊勲阿炎 敢闘琴ノ若 技能御嶽海3月 殊勲なし 敢闘高安・琴ノ若 技能若隆景5月 殊勲大栄翔・隆の勝 敢闘佐田... -
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2022年十一月場所総評&一月場所私製番付
★優勝争いはまったく意外なカタチになった 2敗高安が阿炎に負けたことがすべての始まりだった。阿炎は早々と10日目に3敗して優勝候補とみなされていなかった。この時点で豊昇龍が1敗だったから無理もなかった。2敗で高安もいた。終わってみれば、3敗... -
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■22福岡千秋楽 大波乱!巴戦制した阿炎が初優勝
2敗高安か3敗阿炎か。直接対決は後半3番後に迎えた。相撲は、突き押しの激しい応酬となった。高安が前に攻め込むが、阿炎はまわり込んでの反撃。目まぐるしいまでの攻防のなかから、阿炎が踏み込み、向こう正面に高安を突き倒した。 <3敗阿炎、2敗高... -
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■22福岡14日目 3大決戦を斬る
7日目に続いて2度目の満員御礼が出た14日目。優勝争いは大詰めを迎えた。 後半最初の一番は2敗でトップの高安が登場した。対戦相手は輝である。輝は上位戦から遠ざかっているだけに対戦相手としてはもう一つと思っていた。ところが相撲は、激しい突き合... -
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■22福岡13日目 2敗高安、3敗4人の大混戦
思いがけず2敗同士の対戦となった高安対王鵬戦。王鵬が前日1敗の豊昇龍に勝ったことで浮上してきた緊張の対戦になった。相撲は離れての攻防から高安が組み止めた。圧力をかけて上手投げで投げ捨てた。この辺は豊昇龍が終始離れて弾みで負けた教訓が生き... -
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■22福岡12日目 豊昇龍対王鵬!まさかの結末
12日目、上位同士の取組は3番と少なく、上位対中位あるいは上位対下位が目白押しの日となった。その中で注目度が高かった一番は1敗豊昇龍対2敗王鵬戦であろう。といっても王鵬は幕内下位の経験しかない。しかも、何度か負け越している。人生には上り坂... -
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■22福岡11日目 気力なき御嶽海は引退間際のような相撲
幕下で朝乃山が6番相撲で負けた。対戦相手は玉正鳳である。朝乃山に勝つためには2つの方法が考えられる。1つは離れて戦うことである。四つ身では幕下クラスでは対抗できない。2つめは朝乃山の圧力をまともに受けないことである。玉正鳳は動きのなかで... -
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■22福岡10日目 速攻豊昇龍!正代くだし1敗堅持
優勝争いは佳境に入ってきた。場所前優勝候補をあげることは困難となった今、中盤最終日の10日目で見通しが立ってきた。 1敗の豊昇龍は大関正代と対戦した。カド番正代はここまで4勝5敗と苦しい展開。地元熊本出身とあって福岡国際センター内に声援や激... -
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■22福岡9日目 優勝戦線に変化あり
幕下朝乃山が湘南乃海をくだして5連勝とした。この中には十両徳勝鵬に勝った一番も含まれている。朝乃山は5勝なら十両に上がれる可能性がでてきてた。だが、朝乃山は7勝で文句なしの十両復帰が狙いであろう。今度こそ、関取復帰を達成しておきたい。 優... -
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■22福岡8日目 上位2敗以下!3力士3様
千代大龍が引退した。力がでないということだが、いかにも突然という印象が強い。今場所は前日まで2勝5敗だった。協会には残らず、第2の人生に踏み出すという。最高位小結、近年は上位との対戦は間遠になっていた。34歳だった。 <死闘を制して高安が霧... -
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■22福岡7日目 脆弱で手薄な横綱・大関陣は続く
最低10勝に挑まなければならない力士が2人いる。それは大関復帰を目指す御嶽海と大関の足固めをする若隆景である。御嶽海の大関復帰は、過去の事例から容易でないことはすでに前述した。昨日の6日目、高安とのサバイバルマッチ敗北を受けて臨んだ対戦相... -
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■22福岡6日目 サバイバル戦、熱戦、幻の一番、カド番脱出戦が交差
画像呼び込み、更新が思うように作用しなくなるときがあり、アップの時間が定かでないことを改めましてお詫び申しあげます。苦しい中格闘していますが、それでもどうかご支援何卒宜しくお願いいたします。大相撲は趣味ではなく道です。 中盤に入って早くも... -
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■22福岡5日目 リベンジ・微妙・逆転・予想外の展開の1日
5日目は様々な展開にお目にかかれた。それだけに観戦する者をエキサイトさせた。順を追って記していこう 。 まず、玉鷲対高安戦である。先場所千秋楽直接優勝を争った両力士である。なかなか優勝に届かない高安。だが、今場所はひと味違う。闘志、激しさ... -
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■22福岡4日目 三役対平幕戦は1勝4敗のお寒い現実
4日目、三役同士の取組は霧馬山対翔猿、玉鷲対大栄翔の一番である。霧馬山は翔猿の動きを封じた。左上手、翔猿の首を決めた形で右がはいった。これでは翔猿は苦しいし、何もできない。霧馬山は機会をうかがって上手捻りで決めた。玉鷲は激しい突き押しの... -
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■22福岡3日目 優勝条件!まず中日まで3敗しないこと
まず、最初にお詫び申し上げます。土俵の目撃者を皆様にお届けするための設定に不具合が生じ、公開が大幅に遅れてしまいました。プログラムの師匠とメールしながら、日付を変更後も取り組んできました。どうも師匠のほうでは操作に問題がなく、こちらの不... -
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■22福岡2日目 混迷の時代!持続しない強さ
初日、お客さんの入りがよくなかったから、2日目はさらによくないことは予想された。そしてその通りになった。ところが筆者の周辺は密なのである。筆者はイスSから観戦しているが、2日目もまわりは空席がなかった。ふと思ったことがある。 <空席 幕内... -
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■22福岡初日 明暗分け、激闘うずまくなかで開幕
初日そうそうかくも盛大にご来場いただき誠にありがとうございます。とはいかない観客数だった。かなり空席が目立った。マス席3列がブロックとなって四方に空席をつくっていた。横綱の休場は確かに痛い。正代のカド番、御嶽海の大関降格といい話題からは... -
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◆2022年11月 お知らせ 賢明な読者の皆様へ
土俵の目撃者をいつもご愛読いただき誠にありがとうございます。土俵の目撃者は自分の足を使い、自分の目で確かめ、大相撲ファンと接することをモットーとしております。生で接した大相撲をお届けするために、十一月場所の15日間を福岡国際センターで観戦... -
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2022年十一月場所直前考
九月場所は幻の取組が多過ぎた。▼大関同士貴景勝-御嶽海▼大関対関脇貴景勝-大栄翔正代-若隆景御嶽海-豊昇龍▼関脇同士若隆景-大栄翔▼優勝玉鷲をめぐる一番玉鷲-小結逸ノ城玉鷲-小結霧馬山玉鷲-琴ノ若玉鷲-宇良▼次点高安をめぐる一番高安-大栄翔高... -
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幕内上位陣のここ1年の横綱・大関戦
大関はその弱体化が顕著になり、一人横綱照ノ富士は休場が多くなり、存在感を示せなくなっている。御嶽海の大関降格で横綱大関陣は3人となり、今や質量ともに風前の灯火と化している。幕内上位陣のここ1年の成績はどのようになっているのか。それが以下... -
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玉鷲は再び勝てるのか
先場所久々に2回目の優勝をした玉鷲。俄然十一月場所の注目が集まる。今年(2022年)にはいって久々の優勝、初優勝が多い。そして翌場所あるいは、それ以降の成績が芳しくない傾向が出ている。 1月御嶽海→11勝4敗以後大関降格3月若隆景→9勝6敗5月照... -
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大横綱双葉山の幕内対戦成績4
笠置山17勝「双葉山に勝ったらその場で引退してもいい」と言っていた笠置山だったが、ついに1度も勝てずに終わった。笠置山は当時珍しく早稲田大の学生出身だった。大学へは出羽海部屋から通っていた。インテリで、文章を書かせたら見事なできであった。... -
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令和横綱大関リーグ戦事情
きたる十一月場所は1横綱・2大関の番付という、さびしさである。横綱大関リーグ戦がおこなわれても3番しかない。照ノ富士はひざの手術のため出場は難しい。となると貴景勝対正代の1番しかないことになる。これが優勝をかけた一番になればそこそこ盛り... -
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熱海富士に続くすごい奴ら
十両は28人が定員である。十一月場所の番付では元幕内が13人、未入幕が15人と拮抗している。新入幕熱海富士の素質・素材・スピード出世による期待値は大きい。だが、十両では熱海富士に続くすごい奴らが未入幕組に控えている。それは北青鵬と金峰山である... -
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大波3兄弟関取は実現するか
専門誌「相撲」の最新号表紙は若隆景と若元春の兄弟力士である。三男若隆景は関脇5場所連続在位であり、最も大関に近い力士である。今年(2022年)の三月場所は優勝決定戦で高安と熱闘の末初優勝している。年間最多勝の可能性もある。 次男若元春は今年一... -
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横綱の連続休場6
武蔵丸は琴櫻と並んで大関在位32場所という最長タイ記録を持つ。琴櫻が32歳で横綱になったのに対し武蔵丸は28歳だった。貴乃花にとって曙が前年の宿敵なら武蔵丸は後年の好敵手であった。武蔵丸は長期大関時代1度も休場がなかった。引退直前に6場所連続... -
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混迷の時代はいつまで続く
今年(2022年)に入って優勝候補にあげられ、その通り優勝したケースがどれくらいあっただろうか。しいて言うなら五月場所の照ノ富士の優勝だが、3敗もして絶対強者の優勝ではなかった。きたる十一月場所、優勝候補をあげるのは非常に困難な状況である。... -
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現代幕内力士の新入幕までの所要場所数番付
新入幕の熱海富士のスピード出世が話題になっている。高校出身力士では朝青龍の所要場所数11場所と並んだと。朝青龍は厳密には留学生で、高校3年時に19歳になるため大会に出場できなくなり、元大関朝潮の若松部屋に入門した。序ノ口から新入幕まであるい... -
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熱海富士の出世街道
明日のホープ熱海富士が十一月場所で入幕を果たした。その素質、素材は下の頃から注目されていた。四股名からわかる通り静岡県出身だが、生まれは千葉県である。稀勢の里の生まれは兵庫県だが、出身は茨城県であった。出身は申告制になっているから実情と...
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