MENU

■22福岡10日目 速攻豊昇龍!正代くだし1敗堅持

優勝争いは佳境に入ってきた。場所前優勝候補をあ
げることは困難となった今、中盤最終日の10日目で
見通しが立ってきた。

1敗の豊昇龍は大関正代と対戦した。カド番正代は
ここまで4勝5敗と苦しい展開。地元熊本出身とあ
って福岡国際センター内に声援や激励がとぶ。本来
声出し声援は禁止されているが、けっこうとんだ。
これを受けて豊昇龍の心中はどうであったのか。
負けん気に火がついたかもしれない。

<豊昇龍、正代戦速攻の勝利>

相撲は両力士当たり合っての探り合い。そのなかか
ら豊昇龍が一気に走った。速攻である。正面土俵際
正代の突き落とし。豊昇龍が早く落ちたように見え
たが、その前に正代の足が出ていた。

豊昇龍は1敗を守って終盤戦を迎える。11日目は九
月場所対戦がなかった御嶽海戦。その後は貴景勝、
若隆景、霧馬山、王鵬が予想される。

前日明生に不覚をとって2敗の高安。追いかける立
場としてはもう負けられない。高安優勝待望論は以
前からあったが、館内のファンからも聞くことがで
きた。10日目は曲者翔猿といやな相手。だが、高安
はあたってはたき込むと翔猿はくずれた。小さい翔
猿にパワー勝ちであった。11日目は錦富士戦。高安
は自分より上の力士との対戦はすべて終わっている。
下位では琴ノ若、翠富士、若元春、王鵬戦が予想さ
れる。

<高安、曲者翔猿をはたき込む>

1敗王鵬はなぜか4勝5敗の碧山戦だった。まった
く興味がもてない取組であった。11日目は阿炎戦だ
が遅すぎる。すでに阿炎は3敗となってしまった。
なぜ、もっと早く対戦させなかったのか。十一月場
所のミステリーとなってしまった。

大関貴景勝は10日目、快調な相撲で霧馬山を押し出
して3敗を維持した。トップとの差が2差あるので
地力優勝はできない。1敗組が2敗となって降りて
来ればチャンスは生まれる。そうなった場合千秋楽
結びの一番はひょっとしたら貴景勝対豊昇龍という
ことも考えられる。

<貴景勝、快心の押しで霧馬山に勝利>

ブログランキング

当サイトはブログランキングに参加しております。記事をよんでいただいたら、以下バナーをクリックいただくと、ランキングに反映されます、1日1クリックよろしくおねがいします
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

目次