大相撲

2022年十一月場所総評&一月場所私製番付

★優勝争いはまったく意外なカタチになった

2敗高安が阿炎に負けたことがすべての始まりだっ
た。阿炎は早々と10日目に3敗して優勝候補とみな
されていなかった。この時点で豊昇龍が1敗だった
から無理もなかった。2敗で高安もいた。終わって
みれば、3敗が貴景勝、高安、阿炎の三つ巴になっ
た。だが優勝決定巴戦は最短の2番で終わった。阿
炎が予想に反して高安、貴景勝に連勝して優勝を決
めた。

<優勝した阿炎>

★優勝した阿炎について

元々上位に通用する地力はあった。3敗は阿武咲、
錦富士、竜電によるものであった。11日目から若隆
景、王鵬、さらに豊昇龍を撃破していった。阿炎は
上位戦のほうが、思い切って相撲が取れている感じ
がする。巴戦で高安・貴景勝に連勝したのは見事で
ある。阿炎は来場所が大事になる。

★高安はまたしても優勝できなかった

高安は今回が優勝の最大のチャンスだった。優勝は
争っている者同士の対戦に勝利しなくては手中にで
きない。高安はあきらめることなく、挑戦していた
だきたい。高安は混迷の時代の今こそが最大のチャ
ンスなのだから。

<巴戦で敗れた高安>

★今年6場所優勝者の顔ぶれがすべて変わった

平幕優勝は3場所連続中、12優勝は4場所だから乱
戦の度合いを深めている。優勝候補を場所前にあげ
るなどもはや不可能である。朝青龍や白鵬が絶対強
者として君臨していたころがなつかしく思えてしま
う。

★正代の大関降格で来場所は1横綱1大関になる

弱い大関が降格した結果だが、番付としては寂しす
ぎる。結局若隆景は連続して2ケタあげる力はなか
ったことになる。若隆景の大関は遠のいた。11勝を
あげた豊昇龍は優勝争いのトップにいながら連敗し
たもろさが気になった。

<正代>

★十一月場所の幻の取組は

まず、三役リーグでは以下である。
・大関同士
貴景勝-正代
・大関対関脇
貴景勝-御嶽海(2場所連続)
・大関対小結
貴景勝-玉鷲
・関脇同士
若隆景―豊昇龍
若隆景-御嶽海
・関脇対小結
御嶽海-玉鷲

上位勝ち越し同士は次である。
霧馬山-若元春
高安-琴ノ若(2場所連続)
高安-翠富士
高安-若元春
明生-翠富士

<上位戦>

十一月場所も多かった。流れのなかのいきあたりば
ったりにしか見えない。きちんとした取組方針を打
ち出したほうがいい。

★三賞について

殊勲高安、敢闘阿炎、技能豊昇龍となった。殊勲は
優勝候補を倒したというより場所を盛り上げたとい
うことでは妥当であった。表彰ではトロフィーをき
ちんと渡したほうがいい。トロフィーを渡さない表
彰なんて陳腐過ぎる。

<三賞受賞力士>

★場所の採点は

68点

最後に一月場所の私製番付を掲載する。幕内は横綱・
大関と対戦する圏内とそうでない範囲と2つある。
基本関脇以下の成績をベースとするが、大関戦勝利
を加えた成績で編成した。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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