2017年12月– date –
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大相撲
今年1年(平成29年)ご愛読ありがとうございました
賢明な読者の皆様、今年1年ご愛読誠にありがとうございました。今年は平成28年よりPVが約2倍弱という結果を得られたのもご愛読いただいた皆様のおかげです。月別にみますと本場所のある奇数月では1月、本場所のない偶数月では2月が最高のPVでした。こ... -
大相撲
日馬富士10番勝負3
日馬富士の熱闘10番のうち残りの5番をふり返ってみよう。大関時代平成24年七月場所千秋楽横綱白鵬戦横綱対大関による史上初の千秋楽全勝決戦である。もっとも、大正6年春場所に横綱太刀山と大関大錦が9戦全勝で対戦している。ただし、これは時事新報社... -
大相撲
カド番理事になる貴乃花
貴乃花親方の理事解任の措置は、議論して決まったものではなかった。結論ありきに異論を挟む雰囲気がまったくないなか、形式上全員一致ということで決まったものだという。これでは相撲協会は開かれた民主的な組織とはとうていいえない。報告義務を怠った... -
大相撲
変更があり得る?貴乃花親方の処分案件
今日で仕事納めの企業が多い年の瀬に、一人残されていた貴乃花親方の処置が臨時理事会にかけられた。処置は被害者側貴乃花親方に対してではない。ここをきちんと切り離さないと話にならない。貴乃花親方が問われているのは、巡業部長及び理事としての職務... -
大相撲
平成29年大相撲10大ニュース2位・1位
■2位 稀勢の里72代横綱に昇進稀勢の里が一月場所初優勝して、そのまま横綱に昇進した。昨年69勝と年間最多勝をとったことが大きく影響した。平成10年五月場所後3代目若乃花以来の待望の日本人横綱誕生であった。長年待たされた日本人横綱誕生!これをあ... -
大相撲
新番付発表!重苦しかった新三役の記者会見
新番付の最大の注目点は、貴乃花部屋初の三役貴景勝誕生に貴乃花親方が同席するかであった。それはあっさりなくなり、新三役貴景勝が国技館で単独会見した。貴乃花親方は、暴行事件発覚以降沈黙続きだが、弟子のおめでたい会見に違った顔を見せるかと思っ... -
大相撲
貴乃花親方をめぐる視点
■お粗末な貴乃花文書の言い訳本日、貴乃花親方の聴取が帝国ホテルでおこなわれた。帝国ホテルは稀勢の里の横綱伝達式や高安の大関伝達式がおこなわれたホテルである。貴乃花親方の主張は、20日の臨時理事会で提出した文書の中身が伝わってきている。1.巡... -
大相撲
平成29年大相撲10大ニュース4位・3位
■4位 稀勢の里念願の初優勝ずっとずっと応援してきて、稀勢の里はいつも肝心なところで駄目だった。やっと優勝。とI氏はふり返る。稀勢の里の優勝は待望されながらも、遠かった。稀勢の里は初優勝以前13勝2敗を5度あげているが、いずれも優勝にはつな... -
大相撲
聞こえてこない改革の中身
20日の臨時理事会で2つの場面があった。1つは、机に貴乃花親方が配布した紙があったという。八角(元北勝海)理事長が「これは何ですか」と説明を求めると、貴乃花親方は、「これです。ここに書いてあります」とだけ答え、説明は一切なかったという。紙... -
大相撲
相撲協会の重く長い日
ここ数日は今日の臨時理事会でどんな処分がくだされるか、多数の予想が繰り広げられた。それが急転直下、貴ノ岩の事情聴取が昨夜実施されたというのだから、驚きをもって迎えられた。これをもって貴乃花親方の軟化か、という見方があるが、組織に身をおく... -
大相撲
平成29年大相撲10大ニュース8位・7位
※まず、最初にお詫びをさせていただきます。第9位を負傷負傷稀勢の里が逆転優勝としましたが、点数のつけ方に誤りがみつかり、9位は横綱・大関はじめ休場力士多発でした。改めまして訂正させていただき、掲載し直させていただきました。■8位 貴乃花親... -
大相撲
平成29年大相撲10大ニュース10位・9位
■10位 高安大関に昇進今年の前半、高安が11勝、12勝、11勝の成績をあげ、文句なく大関に昇進した。高安が急速に力をつけてきたのは平成28年七月場所だから、そのまま一気に駆け上がって大関を決めたことになる。新しい大関の誕生は大きな期待をもって迎え... -
大相撲
平成29年大相撲10大ニュース 前文
今年は重大ニュースが際立った年だった。振り返ると、ニュースは土俵外にもあったし、予期しないニュースも出てきた。そんななか、好角家・相撲通のM氏・HR氏・T氏・A氏・KW氏・さらにI氏に加わっていただき、6氏から今年の10大ニュースを寄せて... -
大相撲
虎の尾を踏んだ貴乃花
貴ノ岩の聴取断念!こんな見出しが新聞を飾っている。新聞によっては白旗宣言とまで書いている。これをもって貴乃花親方の言い分が通ったカタチになり、貴乃花親方の勝利となった。とは言えない。むしろ逆で貴乃花親方は協会に様々な口実を与え、虎の尾を... -
大相撲
隠された貴ノ岩
日馬富士暴行事件の謎の一つになぜ貴ノ岩を隠す必要があったのか、があげられる。貴ノ岩は事件発覚以降1度も姿を見せていない。それは貴ノ岩の意志によるものではなく、貴乃花親方の意向というべきだろう。貴乃花はなぜ稽古を遮断するような手法を取った... -
大相撲
かけ離れている貴ノ岩と貴乃花の認識
貴乃花親方が協会の貴ノ岩の事情聴取に一向に応じようとしない。「警察と検察を間違えた」などという言い訳じみた発言で逃げまわっている。したことといえば、貴乃花部屋の出入り口にテレビカメラをつけたことくらいか。警察に応じた貴ノ岩の事情聴取をな... -
大相撲
貴乃花、協会首脳全面戦争近し?
ここへきて貴乃花親方の貴ノ岩への聴取に協力しないことが判明した。書類送検ではなく、検察の処分後と協会に文書で答えたという。協会は書類送検後聴取に応じると認識していた。それが先延ばしになったのだから、ここまでくると協会と貴乃花親方の軋轢を... -
大相撲
当分続く?不透明感
貴乃花親方は現時点では、協会の貴ノ岩聴取に応じる気配はみられない。この事件を不透明なものにしているのは、被害者である貴ノ岩の声が一向に聞こえてこないからである。医学的に無理ならば心身ともに医者に診せる必要がある。そこで誰しも納得できる判... -
大相撲
貴乃花親方の今後
元横綱日馬富士が鳥取県警から書類送検された。これ事態は節目ではあるが、最終結論はこれからである。問題は書類送検後に相撲協会の聴取に応じると答えた貴乃花親方の出方である。かつて協会首脳に「あなたたちのことは信用してない」と発言したり、協会... -
大相撲
日馬富士10番勝負2
大関時代平成23年七月場所千秋楽 稀勢の里戦まず、平成23年七月場所はどういう場所であったか説明しよう。白鵬は63連勝、そして63連勝後も優勝を続け7連覇を達成していた。日馬富士は約2年前の五月場所に悲願の優勝を達成していたが、大関としての成績... -
大相撲
追い込まれた2横綱
日馬富士問題の陰に隠れているが、鶴竜、稀勢の里の置かれた立場は非常に追い込まれている。両横綱とも今年1年は休場に終始した。これ以上の休場は許されないところまで来ている。横綱は休場しても落ちない不可思議な地位である。それだけに、不成績なら... -
大相撲
日馬富士10番勝負1
<細かった安馬>日馬富士は突然引退した。小兵ながら技に生き、自己の限界以上の力を発揮した力士であった。日馬富士は立ち合いの鋭さからスピードと集中力で取った力士であった。今こういうタイプは稀有である。そんな日馬富士の熱闘10番をふり返ってみ... -
大相撲
平成29年年間最多勝 最終版
<年間最多勝の表彰を受ける白鵬>今年の年間最多勝が白鵬に決まった。2場所休場の白鵬の年間最多勝は、他の横綱・大関の休場も多かったことによるものである。七月場所まで、高安が43勝17敗でトップだった。その高安は、九月場所、途中休場してしまった... -
大相撲
求道者双葉山
日馬富士問題はここへきて、貴乃花と白鵬の相撲に対する姿勢へと広がりを見せてきた。白鵬の勝ちにいく相撲。そのために張り差し、ひじ打ち気味のかちあげ、挙句のはては猫だましまで繰り出したことさえあった。また、ダメ押しも目立つ。また強ければなん... -
大相撲
日馬富士 横綱の通信簿
思いがけないカタチで突如日馬富士が引退した。心情的に惜しむ声はあるが、他のスポーツのように大相撲界ではカムバックはあり得ない。これで日馬富士の横綱の成績が確定したことになる。それでは日馬富士はどのような横綱の成績を残したのか、みていこう... -
大相撲
クイズ 難読サイン 解答
十一月場所中に出題したクイズの解答です。勢 安美錦若嶋津 豊ノ海あなたはどれくらい読めましたか。今日から冬巡業です。興味深いテーマをこれからもお届けます。... -
大相撲
平成30年一月場所チケット事情
十一月場所が終わって、1週間たたずに一月場所のチケットが発売された。この間日馬富士の引退があり、チケットにどういう影響がでるのか、あるいはでないのかまったく予想がつかなかった。一月場所は珍しく成人の日が場所からはずれるカレンダーだった。... -
大相撲
不信・確執・軋轢渦巻く相撲界
3時間半にも及んだ異例の理事会の様子が伝わってきている。それによると、どうも貴乃花親方の「警察の捜査が終わったら協力する」は、スムーズに決まったモノではなさそうである。<一代年寄貴乃花>あくまで貴乃花親方は「協力できない」と主張した。そ...
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