大相撲

カド番理事になる貴乃花

2017年12月29日

貴乃花親方の理事解任の措置は、議論して
決まったものではなかった。結論ありきに
異論を挟む雰囲気がまったくないなか、形式
上全員一致ということで決まったものだと
いう。これでは相撲協会は開かれた民主的な
組織とはとうていいえない。

報告義務を怠ったというのなら現場にいた
白鵬、鶴竜、照ノ富士、石浦らも同様である。
少なくても横綱は出場停止でもおかしくない。
以前朝青龍が巡業を休場しながら、モンゴル
でサッカーをして2場所出場停止になった
ことがある。暴力を止めずに報告なしは、
朝青龍より処分が重いはずである。
29日刊
<日刊スポーツ>

さて、貴乃花親方の理事解任を評議員会で
決定しても、一月場所後の理事選で当選して、
たちまち理事に復帰するから短期間で終わる。
という見方がある。だが、そううまくいく
のか、疑問をもっているのがスポーツジャー
ナリストの二宮清純氏である。二宮氏はテレ
ビ朝日のワイド!スクランブルで以下の趣旨
を述べた。

前門の虎はボディブローのようにきいてくる。
解任した理事に票を入れるのかという踏み絵を
迫られるというのである。結束もあるが、
切り崩しもあるというのである。後門の狼は
評議員である。理事に当選しても、評議員が
理事を拒否することもあり得るというので
ある。理事復帰は簡単ではないというのだ。
29スポニチ
<スポーツニッポン>

筆者はこういう見方をしている。理事に復帰
しても1度解任されているのだから、今度
何かあれば、解任ではすまなくなる。いわば
カド番理事という立場に置かれことになる。
理事復帰と手放しで喜んでいるわけにはいか
なくなる。貴乃花親方はこれまで与えなくて
いい口実を与えすぎている。優秀なブレーン
を置いて対策を練らないと大変なことになる。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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