2026年版幕下の四股名|下の名前の四股名、読み方注意の御雷山(みかずちやま)・大斧ほか

四股名の下の名前という言葉には、ふたとおりの意味がある。ひとつは協会の表示で四股名のあとにつく名で、霧島なら霧島 鐵力(きりしま てつお)となる。もうひとつは本名の下の名前をそのまま四股名にしている力士で、関取では明生、幕下では一翔がそうである。

田口 通廣が2026年一月場所の番付で、幕下の四股名を調べた記事(2026年2月)。対象は元関取を加え、十両昇進を決めた3人を除く117人。読み方に注意したい四股名には御雷山(みかずちやま)・鷹翔(おうか)・大斧(だいまさかり)などがある。

目次

下の名前で出ている四股名|明生・一翔・竜翔

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幕下は、ある程度体も技術もできてくる地位である。田口は、その四股名がどのようなものかを調べた。

関取では明生が下の名前である。引退した北勝富士は、最初は下の名前である大輝で取っていた。幕下では一翔が下の名前で、翔の字がつくが本名であり、立浪(元旭豊)部屋に所属している。

竜翔は、本名の下の名前の発音を四股名にしている。追手風(元大翔山)部屋の力士である。

一翔
一翔

協会の表示でしこ名につく下の名前(霧島 鐵力など)と、改名した関取の一覧は力士の改名・旧四股名 一覧にまとめてある。

上の名前が本名の幕下力士は19人

上の名前が本名の幕下力士は、丹治をはじめ19人に及んだ。小原は、魁勇大を本名にもどしている。ただし、穂高と家島は本名ではなく、それぞれの本名は伊佐、八木である。

昔の名前で出ている四股名|黒姫山・對馬洋・碇潟

四股名田口の注
黒姫山以前は田中山だったが、今は祖父の四股名を名のっている
對馬洋大正時代の大関の四股名。縁故関係かといわれたが、そうではなかったようだ
碇潟明治末から大正はじめにかけての力士の四股名。その力士の最高位は前頭筆頭だった
田口 通廣「2026年版幕下の四股名」(2026年2月18日)。2026年一月場所の番付の幕下
碇潟
碇潟

番外として、漣がある。幕内力士ではないが、江戸時代の四股名であった。また、花の海は、以前に花籠(元輪島)部屋にいた花の湖という力士と同音である。

読み方に注意したい四股名|御雷山(みかずちやま)ほか

四股名読み方
御雷山みかずちやま
鷹翔おうか
大斧だいまさかり
新高山あらたかやま
大和湖おおやまとうみ
千代大牙ちよおおが
田口 通廣「2026年版幕下の四股名」(2026年2月18日)より

大斧の斧は、おのと読むのが通常である。

異色の四股名として、田口は峰刃・太秦・西御許を挙げている。あくまで主観だと断ったうえでの選びである。

旧宮城野部屋の改名について田口が書いていること

田口は、旧宮城野部屋の四股名が炎鵬以外改名させられてしまったのは残念だったと書いている。それは霧馬山、若碇の時にも感じたといい、ファンに慣れ親しんだ四股名を大切にしてほしいと結んでいる。

旧宮城野部屋からの改名は伯乃富士(元伯桜鵬)はなぜ改名したのか、義ノ富士の前の名前は草野にくわしい。

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幕下の四股名についてよくある質問

Q. 四股名の下の名前とは何ですか?
A. 協会の表示で四股名のあとにつく名のことです。たとえば霧島は、協会の表示では霧島 鐵力(きりしま てつお)です。本名の下の名前をそのまま四股名にしている力士もいて、関取では明生、幕下では一翔がそうです。

Q. 御雷山は何と読みますか?
A. 「みかずちやま」と読みます。

Q. 新高山・大斧・鷹翔の読み方は?
A. 新高山は「あらたかやま」、大斧は「だいまさかり」、鷹翔は「おうか」です。

Q. この記事の対象は?
A. 2026年一月場所の番付の幕下で、元関取を加え、十両昇進を決めた3人を除く117人です。

田口 通廣の四股名の記事 一覧(連載「四股名の大元」「四股名のルーツ」「四股名あれこれ」ほか)

〔四股名の大元〕玉(片男波部屋)|栃(春日野部屋)|琴(佐渡ヶ嶽部屋)

〔四股名のルーツ〕○○富士|○鵬&○海(かい)|○風|○○里|寺尾という四股名にこめられた思い

〔四股名あれこれ〕1文字の四股名|頭に若がつく四股名|本名の四股名|四股名のパターン|丸と城と王|~の山|東西南北|動物編(全4回)|~花(上・中・下)|ひらがな変換編|~の・ノ・乃海(全5回)|本名をもじったもの(上・下)|春日野部屋編

〔一覧とクイズ〕力士の改名・旧四股名 一覧|伝統の四股名|四股名クイズ

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この記事を書いた人

少年漫画雑誌、日経関連の編集者を経て独立。現在は大相撲を専門に取材するライター。ほぼ毎場所、自ら土俵際で撮影している。にほんブログ村 相撲・大相撲カテゴリでランキング1位。

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