大相撲

平成29年年間最多勝 最終版

2017年12月6日

171126千秋楽幕内・表彰 1114
<年間最多勝の表彰を受ける白鵬>

今年の年間最多勝が白鵬に決まった。2場所

休場の白鵬の年間最多勝は、他の横綱・大関
の休場も多かったことによるものである。
七月場所まで、高安が43勝17敗でトップだっ
た。その高安は、九月場所、途中休場して
しまった。
171113二日目十両 977
<九月場所まで最多勝トップだった日馬富士>

九月場所が終わった次点でトップは日馬富士
の47勝20敗8休であった。次点は御嶽海の
45勝30敗であり、このままでは日馬富士の
年間最多勝かと思わせたが、そうはいかなか
った。日馬富士は十一月場所で2敗後暴行
事件が発覚し、休場してしまった。さらに
暴行事件は大きくなる一方で、場所後に引退
というまさかの結末を迎えてしまった。
その結果、年間最多勝は以下になった。
17 年間最多勝A
横綱・大関の対戦率によってAクラスから
Eクラスに分けた。原則6場所幕内在位の
力士を掲載しているが、例外として場所数
不足でも36勝以上をあげた千代大龍、阿武
咲を加えた。今年は横綱の途中休場がのべ
9人いた。大関の途中休場がのべ5人いた。
そのため横綱・大関対戦率に大きな開きが
できてしまった。横綱・大関の最多対戦率
は玉鷲の32.2%である。横綱戦6勝9敗、
大関戦10勝4敗と好成績を残している。
それにしても、大翔丸はいつになったら横綱・
大関戦を迎えるのだろうか。
171121十日目幕内 473
<H29年9月 豪栄道を倒した御嶽海>

白鵬の年間最多勝56勝は、近来稀にみる低い
成績である。休場が2場所ある白鵬に年間
最多勝がいくところに現代の大相撲の横綱
候補不在がある。次点は54勝の御嶽海だが、
大関への足がかりさえつかめていない。それ
どころか、横綱が一挙に減少する恐れさえ
ある。高安は太りすぎだし、多くを期待でき
そうもない。今年の年間最多勝は大相撲の
閉塞感を浮き彫りにした。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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