月別アーカイブ:2019年04月

令和最初の番付から見えるモノ

令和最初の五月場所の番付が発表された。 番付には令和の文字と大関貴景勝の名が見え る。貴景勝は3場所34勝で大関に昇進した。 ちなみに高安は3場所31勝、豪栄道は29勝で ある。成績は先輩大関を超えて ...

幕内横綱・大関対戦圏外の好成績者 戦後系統別1

2019/4/28  

戦後、相撲人気を高めるために好取組を増や そうということになり、系統別総当たり制が 昭和22年秋場所から復活した。その場所新入 幕の出羽錦は好調。千秋楽をむかえて、1敗。 上位では横綱羽黒山がただ一人 ...

歴史的一番横綱太刀山対小結栃木山戦

2019/4/27  

大正5年5月25日は歴史的一番がおこなわれ た日であった。夏場所8日目(当時は10日制)、 横綱太刀山が5年ぶり黒星を小結栃木山から きっした日であった。よく太刀山の56連勝が ストップしたという言い ...

現代チケットネット事情

2019/4/26    

あるオークションサイトで土曜日のマス席C が4枚で6万8千円の値をつけたのには、 驚かされた。東京場所でマス席Cは通常3万 8432円である。オークションというカタチを とると人気の土日は破格の値段が ...

白鵬の功罪

2019/4/24    

世の中が10連休と浮かれ気分のなか、日本 相撲協会は24日に臨時理事会を開いた。 大阪場所の優勝インタビューで三本締めを した白鵬の処分を検討するためである。相撲 界の秩序、伝統に反する行為としてコン ...

35年目を迎えた両国国技館

2019/4/22  

新しい元号令和の始まりが迫ってきている。 両国国技館は昭和、平成、令和と3つの元号 を迎えることになる。両国国技館は昭和60年 からスタートした。北の湖は新しい国技館で 相撲を取らんと粘ったが、2日間 ...

連敗記録

2019/4/21  

『NHK「趣味の手帳」より 大相撲こぼれ 話』という本が手元にある。これはNHK ラジオ「趣味の手帳」を一冊にまとめたもの である。大相撲に関してのラジオ放送は昭和 47年から52年まで放送され、12 ...

現役帰化力士・親方と今後の相撲界

2019/4/20    

力士は自分が育つだけでは半人前。いい力士 を育ててこそ一人前と言われている。弟子を 養成したいという白鵬の帰化をめぐる動きに 騒がしい日々である。さて、現在、帰化して いる力士・親方はどれくらいいるの ...

相撲協会に求められる合理的説明

2019/4/18    

横綱白鵬が日本国籍取得へ動いている、と いうニュースが駆け巡った。34歳になっての 動きである。かなり決断までに時間を要した ことが読み取れる。いうまでもなく、白鵬の 動きは、年寄は日本国籍を保有する ...

その後の横綱の優勝率

2019/4/17    

横綱の優勝率は約4年前に触れている。当時 現役だった日馬富士は、今なら固定評価でき るし、その後横綱になった稀勢の里も同様で ある。また、休場が増えた白鵬の横綱優勝率 はどう変化したのか。優勝回数を増 ...

幕内横綱・大関対戦圏外の好成績者 復活東西制

2019/4/15  

昭和15年春場所から東西制が復活した。復活 の理由は、出羽系(出羽海(元両国=前名 国岩)部屋、春日野(元栃木山)部屋、山分 (元大門岩)部屋)の力士が幕内の半分近く を占めたことであった。西方で出羽 ...

横綱同士の対戦記録

2019/4/14    

稀勢の里が土俵を去ったのは一月場所だった。 休場が多かったので横綱同士の対戦は少ない が、それでも日馬富士(1敗)、鶴竜(1勝 1敗)、白鵬(1敗)と3横綱との対戦は あったわけである。1勝3敗と振る ...

幕内横綱・大関対戦圏外の好成績者 戦前系統別期

2019/4/13    

昭和7年10月場所、千秋楽をむかえ、2敗は 大関清水川、関脇沖ツ海、前頭筆頭高登、 前頭6枚目瓊ノ浦であった。このうち清水川、 沖ツ海、高登は直接対戦している。千秋楽は 全員が勝ち、番付上位の清水川の ...

幕内横綱・大関対戦圏外の好成績者 戦前系統別へ

2019/4/12  

昭和7年、大相撲をゆるがす大事件が起きた。 事件は1月6日におきた。幕内西方の全力士 20人と十両の出羽系11人が、中華料店春秋園 に集結した。大相撲の近代化へ向け、力士 生活の安定化、大相撲の大衆化 ...

白鵬三本締めの波紋

2019/4/11    

4月8日、白鵬と師匠宮城野親方がコンプ ライアンス委員会の事情聴取を受けた。これ は三月場所の優勝インタビューで、優勝者 白鵬が平成最後ということで盛り上げようと 三本締めを観客に促した行為についての ...

突き押し相撲の先駆者

2019/4/10  

貴景勝は突き押し相撲で見事に大関に昇進 した。横綱になるためには四つ相撲を覚えた ほうがいい、という見方がある。貴景勝は 若い。若いうちは突き押しに徹したほうが いい。身長が低く、腕も短いのだから四つ ...

幕内横綱・大関対戦圏外の好成績者 東西制3

2019/4/8  

昭和4年夏場所、横綱・大関の対戦圏外から 大関と対戦する力士が現われた。前頭7枚目 の和歌嶋である。本来横綱・大関の対戦圏内 は6枚目の天竜までであった。和歌嶋は好 成績だから大関豊國との対戦が組まれ ...

幕内横綱・大関対戦圏外の好成績者 東西制2

2019/4/7  

 昭和3年春場所、横綱・大関対戦圏外の力士 が優勝のトップを走る展開になった。前頭 13枚目の三杉磯である。三杉磯は初日から 連戦連勝。十両3番、平幕7番を終え、千秋 楽を前に10勝と単独ト ...

令和元年五月場所チケット事情

2019/4/6    

令和最初の場所の大相撲のチケットが発売 された。大相撲過熱人気は続いている。コン ビニにおける土日のチケットは、発券機に 明示されることなく完売されることは珍しく なかった。それは7日目、8日目も例外 ...

幕内横綱・大関対戦圏外の好成績者 東西制1

2019/4/5  

優勝制度が正式に始まったのは、大正15年 からである。協会は優勝確立のために不戦勝 制度を設けた。今までは、対戦相手が休場 すると、自分も「や」扱いされた。そして 段階的ではあるが取り直し制度も導入さ ...

幕内中位以下の横綱・大関戦 序章

2019/4/4    ,

15戦全勝で白鵬優勝、前頭西4枚目逸ノ城 14勝1敗。三月場所、全勝白鵬と1敗逸ノ城 の対戦はついに実現しなかった。優勝を争っ ている力士同士が顔を合わせない。そんな カタチで決まった優勝が幕内最高優 ...

立ち合いの一部にこだわる現代大相撲

2019/4/3    

大相撲独特の特徴に立ち合いがある。これは 対戦する両力士の阿吽の呼吸で立つことで 成り立っている。行司が立たせるわけでは ない。競技者に委ねられているのである。 柔道は審判の「はじめ」とともに始まる。 ...

大関復帰率

2019/4/2    

三月場所の千秋楽、栃ノ心は貴景勝に敗れて 7勝8敗と負け越した。一月場所の5敗10休 とあわせて連続負け越しで大関降格が決定 した。大関直前3場所37勝8敗というりっぱ な成績で大関に昇進したが、大関 ...

貴景勝あの日あの時

2019/4/1  

新大関貴景勝は新十両になるまで、わずか 9場所で駆け昇っている。貴景勝が佐藤と いう四股名でとっていたときである。そんな 貴景勝の下積み序ノ口から幕下1年半のなか からあの日あの時の写真をピックアップ ...

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