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幕内中位以下の横綱・大関戦 序章

15戦全勝で白鵬優勝、前頭西4枚目逸ノ城
14勝1敗。三月場所、全勝白鵬と1敗逸ノ城
の対戦はついに実現しなかった。優勝を争っ
ている力士同士が顔を合わせない。そんな
カタチで決まった優勝が幕内最高優勝なので
ある。三月場所はまさに汚点を残した場所と
いえいる。
190324千秋楽表彰 161
<三月場所優勝した白鵬>

横綱・大関と対戦する圏内は前頭東4枚目
栃煌山までであった。前頭西4枚目逸ノ城は
栃ノ心、豪栄道、高安の3大関とは対戦して
いる。栃ノ心と豪栄道は上位に栃煌山、妙義
龍という同部屋の力士がいたため、繰り上が
っての対戦だった。横綱鶴竜戦もなかった。
工夫なき取組が生んだ審判部の失態であった。
優勝争いから脱落した栃ノ心戦、玉鷲戦を
早めに組めばこうした事態は避られた。
190318九日目幕内 1296
<H31年3月 〇逸ノ城(小手投げ)豪栄道>
今度の件で思い出したことが1つあった。
昭和39年一月場所である。この場所、前頭
14枚目の清國は初日から連戦連勝。ついに
千秋楽を前にして14連勝まできた。このなか
に横綱大関戦はない。当時は幕内中位以下で
勝ち込んでも、横綱・大関と対戦する規定は
なかった。
清國の対戦相手は、負けが込んでいる小結
海乃山戦があるのみで、あとはすべて平幕
だった。横綱大鵬も初日から14連勝。史上初
の全勝同士の優勝決定戦かと騒然となった。
結局、清國は千秋楽関脇大豪に敗れ、大鵬は
横綱柏戸に勝ち、全勝同士の優勝決定戦は
幻に終わった。
清国
<清國のブロマイド>

幕内中位以下(横綱・大関対戦圏外)の好
成績者の横綱・大関戦はどのような経緯を
たどっていったのか。次回、優勝の歴史と
ともに詳細に検証していく。

洗礼(楳図かずお著)を読んでいます。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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