大相撲

令和最初の番付から見えるモノ

2019年4月30日

番付
令和最初の五月場所の番付が発表された。
番付には令和の文字と大関貴景勝の名が見え
る。貴景勝は3場所34勝で大関に昇進した。
ちなみに高安は3場所31勝、豪栄道は29勝で
ある。成績は先輩大関を超えている。超えら
れないのは年齢である。
190112初日前日 090
<新大関貴景勝>

逸ノ城が関脇に戻ってきた。先場所実現しな
かった横綱白鵬、横綱鶴竜との対戦は休場が
なければ、今度は実現するものと思われる。

東小結で7勝8敗と負け越した御嶽海は西
小結にまわった。この辺は番付運がよかった
というほかない。御嶽海はこれで14場所連続
関脇小結在位となった。これは歴代2位タイ
である。1位は若の里の19場所連続関脇小結
在位である。2位が魁皇、琴光喜、豪栄道で
ある。御嶽海は2位タイとはいえ、この間の
小結在位は魁皇1場所、琴光喜2場所、豪栄
道にいたっては0である。これに対し御嶽海
は小結が6場所ある。
180928赤ちゃん抱っこ 116
<14場所連続関脇小結在位の御嶽海>

幕内上位、中位はさほど問題はない。ただ、
横綱・大関と対戦した力士とそうでない力士
は区別があってもいい。
隠岐の海 4 阿炎  魁聖 8 朝乃山
妙義龍  5     錦木 9
▼区別後        ▼区別後
妙義龍 4隠岐の海  魁聖 8 錦木
阿炎  5      朝乃山9

難しかったのは幕内下位である。幕内から
落ちても不思議ではない候補が6人いる。
これに対して十両から幕内に上がれる力士は
2人である。甘くして4人である。結局幕内
から同数の4人を十両に落とした結果、下位
は以下となった。
十西4徳勝龍9勝6敗→東14
十西2炎鵬8勝7敗 →西14
東14照強6勝9敗  →東15
西15琴恵光7勝8敗 →西15
東16大翔鵬7勝8敗 →東16
東15石浦 6勝9敗 →西16
東17千代翔馬7勝8敗→東17
琴恵光、大翔鵬、千代翔馬は負け越しながら
現状維持になった。照強、石浦は小幅の下降、
十両の徳勝龍、炎鵬が成績以上に大幅に上が
る結果となった。新入幕は志摩ノ海と炎鵬で
ある。
181226赤ちゃん抱っこ 247
<新入幕炎鵬>

幕下では琴鎌谷が2枚目、豊昇龍が4枚目と
十両をうかがう地位にまできた。納谷は22枚
目である。先場所序二段で全勝した元大関の
照ノ富士は三段目49枚目となった。

相変わらずベテランが横綱・大関を多く占め
ている。新しい時代にふさわしい新しい英雄
がもう一人くらい出現すると番付も違って
みえてくるのだが。

五月場所一緒に観戦する友人にチケットを
手渡しました。

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  • この記事を書いた人
denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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