番付には令和の文字と大関貴景勝の名が見え
る。貴景勝は3場所34勝で大関に昇進した。
ちなみに高安は3場所31勝、豪栄道は29勝で
ある。成績は先輩大関を超えている。超えら
れないのは年齢である。
逸ノ城が関脇に戻ってきた。先場所実現しな
かった横綱白鵬、横綱鶴竜との対戦は休場が
なければ、今度は実現するものと思われる。
東小結で7勝8敗と負け越した御嶽海は西
小結にまわった。この辺は番付運がよかった
というほかない。御嶽海はこれで14場所連続
関脇小結在位となった。これは歴代2位タイ
である。1位は若の里の19場所連続関脇小結
在位である。2位が魁皇、琴光喜、豪栄道で
ある。御嶽海は2位タイとはいえ、この間の
小結在位は魁皇1場所、琴光喜2場所、豪栄
道にいたっては0である。これに対し御嶽海
は小結が6場所ある。
幕内上位、中位はさほど問題はない。ただ、
横綱・大関と対戦した力士とそうでない力士
は区別があってもいい。
隠岐の海 4 阿炎 魁聖 8 朝乃山
妙義龍 5 錦木 9
▼区別後 ▼区別後
妙義龍 4隠岐の海 魁聖 8 錦木
阿炎 5 朝乃山9
難しかったのは幕内下位である。幕内から
落ちても不思議ではない候補が6人いる。
これに対して十両から幕内に上がれる力士は
2人である。甘くして4人である。結局幕内
から同数の4人を十両に落とした結果、下位
は以下となった。
十西4徳勝龍9勝6敗→東14
十西2炎鵬8勝7敗 →西14
東14照強6勝9敗 →東15
西15琴恵光7勝8敗 →西15
東16大翔鵬7勝8敗 →東16
東15石浦 6勝9敗 →西16
東17千代翔馬7勝8敗→東17
琴恵光、大翔鵬、千代翔馬は負け越しながら
現状維持になった。照強、石浦は小幅の下降、
十両の徳勝龍、炎鵬が成績以上に大幅に上が
る結果となった。新入幕は志摩ノ海と炎鵬で
ある。
幕下では琴鎌谷が2枚目、豊昇龍が4枚目と
十両をうかがう地位にまできた。納谷は22枚
目である。先場所序二段で全勝した元大関の
照ノ富士は三段目49枚目となった。
相変わらずベテランが横綱・大関を多く占め
ている。新しい時代にふさわしい新しい英雄
がもう一人くらい出現すると番付も違って
みえてくるのだが。
五月場所一緒に観戦する友人にチケットを
手渡しました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。
マーク2カ所をクリックして支援して
ください。
よしなに
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
↑↑↑↑↑↑↑↑