大相撲

現代チケットネット事情

2019年4月26日

あるオークションサイトで土曜日のマス席C
が4枚で6万8千円の値をつけたのには、
驚かされた。東京場所でマス席Cは通常3万
8432円である。オークションというカタチを
とると人気の土日は破格の値段がつきやすい。
だからといって、あるオークションサイトは
数を出品すれば、ダフ行為とみなされ、入札
者がいても自動的に画面が消されてしまう。

チケット専門サイトはその点即決対応のケー
スが多い。といっても土日はやはり高額で
ある。あるチケット専門サイトは、これまで
チケットの定価を記入させていた。定価と
いうのは、チケットに書かれた額である。
マス席Cなら1枚9500円である。ところが
実際はコンビニで購入すると、1枚につき、
108円が発生する。消費税が10%に上がれば
110円になる。インターネットはもっとする
という。
チケット
さらにチケットの某先行予約でチケットが
当選すると、システム利用料、発券手数料、
特別販売利用料がかかる。マス席Cが1枚
あたり1万338円にふくらむのである。これ
を加味してもいいことになった。今までは
条件が違うものを額面のチケットの定価と
して記入させられていた。これが上限値段に
反映させるためは、記入した額が適切か否か
という判断がサイト側に求められてくる。

またチケットに連絡先有無を記入する欄が
できたという。他のサイトでは最初から掲載
できないモノとして、はずす指示が出されて
いる。これは大相撲のチケットにはない内容
である。コンサートあたりに見られる転売を
防ぐ手段として取り入れていると耳にした
ことがある。
五月場所
<五月場所の案内>

チケットの規制法が昨年12月に成立し、今年
の6月14日から施行される。そのなかには
スポーツも入っている。罰則も適用される。
これを受けてサイト側がどう対応するのか。
しないのであれば、コンプライアンスの問題
になりかねない恐れがある。

相撲ファンの目線から見ると、転売屋のダフ
行為がなくなることは歓迎すべきことである。
さらにもう一歩進むことはできないだろうか。
コンビニにしろ、インターネットの発売
当日の一定指定時刻内にしろ、先行予約に
しろ、席指定がまるでできないことが弱点で
ある。今のチケットはファン不在のなかで
販売されている。古きよき時代より後退して
いるのは間違いない。

福岡に荷物を送りました。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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